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      2021/04/15

千利休とは【茶の湯を大成させた茶人】

千利休」という名を聞くと、学校の教科書に載っている歴史上の人物ということもあり、茶人をイメージされる方も多いのではないでしょうか。そんな千利休ですが、侘び茶の作法を完成させた以外に、現代人にも気付きや発見を与えてくれるような、素晴らしい数々の名言を残しています。

千利休の詩や俳句をはじめ、残された名言は今でも語り継がれるほど有名で、日本文化の一環として外国人に向けに英語で翻訳されたサイトがあるほどです。

今回の日晃堂コラムでは、そんな「千利休の名言」をテーマに、数ある利休の名言の中から有名なものを厳選してお伝えします。この記事を読めば千利休に対する知見が広がりますので、ぜひ最後までご覧ください。

【一期一会】など千利休の名言をご紹介

茶の湯を大成し”茶聖”とも称せられる千利休。利休自身は書物を残していないものの、弟子の著書​や歴史の伝記によって、千利休の教えや言葉は受け継がれてきました。
たとえば、茶道の精神や点前作法など、利休の教えを初心者にもわかりやすく和歌形式にまとめた「利休道歌 (りきゅうどうか)」に「守破離(しゅはり)」という、言葉や考え方が出てきます。

守破離は日本の伝統的な概念で、物事を学ぶ基本的な姿勢や取り組む順序は、茶道以外にもビジネスやスポーツなど、様々な場面で応用し活かされています。
他には「利休七則(りきゅうしちそく)」も千利休の名言として、広く知られていますね。利休七則は茶道の基本である「おもてなし」に関する七つの心得が説かれていますが、茶道以外にも活かすことができる先人の教えとして、この心得を参考にされている方々もいらっしゃいます。

このように千利休の名言は数々と存在します。
どれも茶聖である千利休の性格が反映されたような言葉が多いですね。

以下より「一期一会」など、千利休の名言の中から代表的なものを3つご紹介いたします。
名言から学べるものがあれば、ぜひ参考にしてください。

千利休といえば、茶頭として織田信長や豊臣秀吉に仕えていたなど、様々なエピソードがあります。千利休の死因や生い立ちにも興味をお持ちでしたら、下記の記事も合わせてご覧ください。

▼参考記事はこちら
千利休とは【茶の湯を大成させた茶人】

千利休の名言①【一期一会】

千利休の名言として最初にご紹介させていただくのが、四字熟語としても非常に有名な「一期一会」です。一期一会(いちごいちえ)は実は茶道に由来することわざで、元は千利休の言葉とされています。

千利休の弟子・山上宗二が著書「山上宗二記」の中で、「路地ヘ入ルヨリ出ヅルマデ、一期ニ一度ノ会ノヤウニ、亭主ヲ敬ヒ畏ベシ」という一文を、千利休の言葉として記しています。

これは「茶会に望む相手との時間はたった一度きりのもの。もしかすると、今後はお互い二度と会えないかもしれない。そんな気持ちでこの瞬間を大事にし、今できる最高のおもてなしで人と接しましょう」という茶道の心構えを表したものです。

一期一会はそんな茶道のわびさびの精神だけでなく《一生に一度だけ》といった具合に、機会そのものを指すこともあります。他には日常生活における人と人との出会いや絆を大事にし《今をしっかり生きる》という意味で使われたり、一期一会が四字熟語として定着するなど、一般社会においても幅広く使われていますね。

千利休の名言②【小さな出会いを大切に…】

千利休の名言として2つめにご紹介させていただくのが、人間関係について述べる「小さな出会いを大切に育てていくことで、人生の中での大きな出会いになることもある」です。

一期一会の精神でもお分かりいただけると思いますが、千利休は人間関係を非常に大切にした人物としても知られています。人生においてその相手と出会えるのは、今その瞬間のたった一度限りかもしれない。だからこそ、小さな出会いを大切に育てていくことで、今後の人生を変えるような大きな出会いになることもある、という教えを説いたものです。

小さなご縁を大切にすることの重要さや意味を教えてくれる有り難いお言葉として、一期一会と同様に多くの人々に親しまれています。

千利休の名言③【頭を下げて守れるものもあれば…】

千利休の名言として3つめにご紹介させていただくのが、豊臣秀吉に罪を問われた時の言葉だと伝えられている「頭を下げて守れるものもあれば、頭を下げる故に守れないものもある」です。

この言葉は、金の茶室を作るなど派手なものを好む豊臣秀吉に対し、素朴な侘び寂びを重んじる千利休がどうしても屈服できずに発したものであると考えられています。諸説ありますが、この出来事をきっかけに利休は秀吉から切腹を命じられ、命を落とすことになります。しかし、この場面で頭を下げなかったことで、千利休が重んじた侘び寂びの茶道が現代まで受け継がれたともいえます。

自らの命を捨てることになっても頭を下げず、守りたいものを最後まで守り抜く。まさに、千利休の性格を反映した言葉ですね。

千利休はこの後、切腹の前日に辞世の句(詩の形で遺された末期の言葉)を作り、70年の生涯を終えたとされています。

まとめ

今回は「千利休の名言をご紹介」というテーマで、利休の名言をご紹介させていただきました。
千利休自身は書物を残していませんが、弟子が遺した書物・利休道歌・守破離・利休七則など、様々な形で名言や考え方を残しています。

今回の記事は代表的な千利休の名言3つのご紹介となりましたが、利休が他にも残した名言の中には、現代を生きる私達の人生の中でも参考になる部分がいくつもあります。千利休の他の名言も気になる方は、ご自身でも追究されてみてはいかがでしょうか。

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