鉄瓶の
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処分にお困りの鉄瓶はございませんか?日晃堂には相続品などで価値の分からない鉄瓶やコレクション、引っ越し整理などで片づけたい鉄瓶など多数のご相談を頂きます。買取業者の中には偽物であることを危惧して、買取価格を低めに提示してしまうところもあるほどです。そのため査定士の目利きが重要となるお品物でもあるのです。 日晃堂では社内独自の研修を経て骨董品と美術品の知識を有し、お客様のお品物の価値を正確に目利できる査定士が在籍しているため、価値に見合った買取価格をご提示させていただきます。
秦造六や龍文堂の鉄瓶はもちろん、亀文堂の鉄瓶なども高価格でお買取させていただきます。査定料など手数料は全て無料ですので、買取価格や価値だけ知りたいお客様もお気軽にご相談ください。
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最新の鉄瓶買取実績
※買取価格は季節や年数により相場が変動します。掲載されている買取価格は参考価格で買取価格を保証するものではありません
※食器など世の中に同様の商品が複数存在しているお品物は過去に買取をした類似商品の画像を掲載している場合がございます。
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鉄瓶の買取実績
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宮城県仙台市
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鉄瓶の買取依頼時に
よくある質問
- 作家が不明ですが、問題ありませんか?
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作者が不明でも問題ありません。査定の際に評価のある作家の作品かどうかも含めて総合的に判断いたします。
- 錆や変色がひどい場合買取は難しいのでしょうか?
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錆や変色があっても買取可能です。
- 箱などの付属品がなくても問題ありませんか?
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箱が付属していない場合でも買取可能です。
下記の作品を例に
鉄瓶の査定ポイントをご紹介します
査定する鉄瓶の作品
作品:鉄瓶
作家:宮崎寒雉(宮崎彦九郎)
種類:甕形手取釜
付属品:共箱
鉄瓶とは
近年、中国からの需要により日本の鉄瓶の評価は上がっています。日本の鉄瓶に使用されている良質な鉄の素材、金銀象嵌などによる繊細な装飾、鉄瓶のもつ歴史的な価値などから注目されているためです。 また富裕層の健康志向から鉄分摂取の方法としても人気であることに加え、鉄瓶は中国の煎茶文化とも親和性が高く、普洱茶や他の煎茶道具とともに非常に人気のある骨董品のひとつです。
査定ポイント1. 工房・作者などの確認
鉄瓶の金額的な評価の大部分は、作者や工房の評価によって決まります。 鉄瓶を生産地や作品様式から大きく分けると、京都・滋賀を中心とした関西地方発祥の「京鉄瓶」と東北地方発祥の「南部鉄瓶」・「山形鋳物」の二つになります。金額的な評価では京鉄瓶のほうが高めの傾向です。
京鉄瓶の著名な工房としては夏目漱石の小説にも登場することで知られる「龍文堂」があり、安之介や上田照房などの作家による作品はとりわけ評価が高くなります。この龍文堂で学んだ波多野正平が滋賀に開いた工房「亀文堂」も高く評価されています。その他、京鉄瓶で高く評価されている作家としては、波多野正平の弟である秦蔵六、金寿堂の雨宮宗、大阪の大國寿朗らを挙げることができます。
南部鉄瓶や山形鋳物で評価されているのは小泉仁左衛門、鈴木盛久、高橋敬典らの作家やその工房、および虎山工房、薫山工房などです。
鉄瓶はもともとは手取釜と言われ、注口と持ち手の付いた茶の湯釜のひとつでした。そのため「茶の湯釜」で人間国宝に認定された作家の角谷一圭や高橋敬典のほか、宮崎寒雉のような釜師の多くも鉄瓶を制作しており、その作品も高く評価されています。
作者や工房を特定するために見るべき箇所は蓋の裏面や鉄瓶本体です。京鉄瓶であれば銅製の蓋の裏に「龍文堂造」や「龍文堂造+花押」のような工房の銘や作家の花押を確認することができます。また鉄瓶本体の底部や注口付近に、例えば亀文堂であれば、胴に「日本亀文」、底面に「家拙日本琵琶湖之東」という銘を確認することができます。
査定ポイント2. 作品の確認
龍文堂や亀文堂が鉄瓶のなかでもとりわけ評価されているのは、その作品が優れているからにほかなりません。そこで銘を確認すると同時に、鉄瓶全体の造形および細部(胴、持手、注口、蓋の摘手など)を検討し、評価します。鉄瓶も他の高価な骨董品・美術品と同じように偽物が多数存在します。そのため作品自体を検討することは、蓋や胴に刻まれた銘の真偽を確認する作業でもあります。
金額的な評価の高い鉄瓶を判断するためには、以下のようなポイントを検討します。
・素材として優れた鉄が使用されている。
・鉄瓶全体の形が優れている。
・蓋に付いている摘み手の部分が銀(南鐐)や翡翠など高価な素材である。
・摘み手の部分に象嵌細工が施されている。
・胴の部分や持手に施された金銀象嵌や彫文様などの意匠(デザイン)が優れている。
・獣口や龍口のように、注口の意匠が凝っている。
このような点から、作者・工房の銘とともに作品自体の出来映えを評価します。そのため、無銘でも優れた意匠の鉄瓶は、高い評価となる場合があります。
査定ポイント3. 状態・来歴の確認
底部に穴が開いているなど実用上支障がでる損傷がある場合など、保存状態によっては評価が下がってしまう場合もあります。鉄瓶はその鉄という素材のために取扱が難しいと思われますので、特別な手入れや修復をせずにそのままの状態での保管をおすすめします。
もし来歴がはっきりする作品であれば、それが分かる資料なども付属することでより付加価値がつき、評価金額が上がることもあります。売立目録や書籍などの資料、また展覧会図録の掲載品である、著名なオークションへの出品履歴がある、著名人の所蔵品だった…などのような場合です。そのため作品自体だけでなく、共箱、付属資料等は大切に保管してください。
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鉄瓶買取をご利用されたお客様の声
査定士から聞いたお客様とのやりとりの一部を抜粋して記事にしております。
高木治良兵衛 繰口万代屋鉄瓶をお買取りしました。
祖父が持っていた鉄瓶の買取をお願いしました。私自身はこういったものの価値が分からないのですが、作家の方の作品らしく、思っていた以上の買取額になりました。知識のない私にもしっかりと説明してくださり、納得の上で鉄瓶を売ることができました。
福島県福島市 40代男性
鑑定士より
高木治良兵衛より繰口万代屋鉄瓶をお買取りしました。初代からの歴史は古く、創業以来釜師として現在にいたるまで、その伝統を保持し続けています。 今回のお品物ですが、共箱付きではありますが、経年劣化などが見受けられるお品物でした。しかし、作家等も考慮した上で価格を付けさせていただきました。
高橋敬典 鉄瓶(鐡瓶)をお買取りしました。
日晃堂さん以外にも見積もりをお願いしたのですが、日晃堂さんが一番買取額がよかったため、日晃堂さんに買取をお願いしました。また、自宅まで無料で査定に来ていただけましたし、対応もとても親切だったので、気持ちよく利用することができました。ありがとうございました。
青森県弘前市 70代女性
鑑定士より
高橋敬典は茶の湯窯で重要無形文化財保持者に認定された、日本の金工作家です。そんな高橋敬典の作品から鉄瓶をお買取りしました。 共箱に少し傷みが見受けられましたが、金工家として有名な高橋敬典の鉄瓶のため、しっかりとお値段を付けさせていただきました。
秦蔵六 鉄瓶をお買取りしました
祖母の遺品整理で買取を日晃堂にお願いしました。整理したいものが沢山あり、当日来てくださった査定士さんにまとめて査定していただきました。中でも、一番価格がついたのが、秦蔵六という作家の鉄瓶だったそうです。他にも満足できる価格で買い取っていただき、ありがとうございました。
岡山県総社市 60代女性
鑑定士より
秦蔵六は現在で6代目まで受け継がれている鋳金・金工家です。京都の名工としてとても有名で、青銅器をはじめとし、今回買取させていただいた鉄瓶など様々な作品を世に残しています。秦蔵六の作品は、他国のコレクターにも需要があるお品物のため、しっかりと価格を付けさせていただきました。
日晃堂は鉄瓶の買取に力を入れております
湯を沸かすために使用する鉄づくりの瓶(へい)を指します。鋳型に鉄を流し込んで仕上げる鋳造という手法で作られており、強度があるのが特徴です。
鉄瓶はいわゆる「やかん」ですが、茶道で使用する「茶釜」から派生したものです。茶釜を製造する「釜師」たちが使いやすさを追求して、取っ手と注ぎ口が付いたものを作ったのが始まりといわれています。「鉄瓶」という呼び方が浸透したのは、江戸時代初期のことでした。
鉄瓶で沸かしたお湯は微量な鉄分が含まれていて、現代人に不足しがちな鉄分を摂取することができます。味わいもまろやかで、お茶のみならずコーヒーや紅茶を淹れるのにも最適だといわれています。
有名な産地としては京都やその周辺、さらに岩手、富山などが挙げられます。岩手には伝統的な「南部鉄器」があり、富山には「高山鉄瓶」があります。また京都には龍文堂、亀文堂をはじめ、長い歴史を持つ有名な工房があります。それぞれ固有の鋳造方法やデザインを持つのが特徴です。
そんな鉄瓶は現在、国内のみならず海外にも愛好家が増えています。
龍文堂とは
江戸末期から昭和中期まで続いた京都の工房で、8代目まで続きました。その作品は、「龍文堂」という銘が入っているのが特徴です(銘を入れただけの贋物もあるので注意する必要があります)。 初代当主である四方龍文は、初めて「蝋型鋳造」で鉄瓶を作成することを考案したといわれています。蝋型鋳造は技術力の高さが問われる手法であったこともあり、完成した作品は珍重されました。 当主が「龍文堂」を名乗るようになったのは2代目・四方安之助の頃から。安之助はのちに鉄瓶職人として有名になった秦蔵六や、亀文堂の初代当主となった波多野正平などを弟子として迎えました。 そんな龍文堂の鉄瓶は高級品とされ、特に明治・大正期に高い人気を誇りました。明治の文豪・夏目漱石も『吾輩は猫である』の中で、「龍文堂の松風の音を聞いて茶を喫するが、最高の贅沢」と記しています(「松風の音」とは、湯が沸いたときの音を指します)。
亀文堂とは
江戸末期から昭和初期まで続いた工房で、4代目まで続きました。
初代当主である亀文堂正平(本名・波多野正平)は京都で生まれ、高級鉄瓶の工房として名高い「龍文堂」の2代目・四方安之助に弟子入りしました。独立後は工房を開き、その技術を後世に伝えました。
初代は破天荒な行動が多かったといわれていますが、その一方で職人としての腕は一流で、鉄瓶以外に銅器や茶釜などを制作しています。中でも有名なのは、江戸湯島(現在の東京文京区)の「湯島聖堂」の飾りとして制作した銅器ですが、現在その行方は明らかになっていません。
亀文堂は創業以来、鉄瓶を中心に制作していましたが、昭和に突入すると制作の幅を広げました。3代目の正平は花瓶や香炉なども手がけています。しかし、4代目が跡を継ぐ頃には鉄瓶の需要が減ってしまったこともあり、徐々に衰退。亀文堂は4代目を最後に、その歴史に幕を下ろしました。
金寿堂とは
鉄瓶を制作する工房で、蓋の裏に「金寿堂造」の銘があるのが特徴です。 有名な作家には雨宮宗兵衛、雨宮宗、金森佐兵衛などが挙げられます。中でも雨宮宗兵衛の手がけた作品は特に高く評価されており、金寿堂の代名詞とされています。 そんな金寿堂の作品は、現存するものが少ないこと、贋作が多いのも特徴で、「本物」と証明できる作品であれば希少価値が付きます。特に、雨宮宗兵衛や雨宮宗の手がけた作品ともなれば、錆びていたとしても高い価値を持つといわれています。
どのような鉄瓶でもお気軽にご相談ください
鉄瓶なら日晃堂へお気軽にご相談ください。
どのような鉄瓶でも、長年多くの鉄瓶を査定してきた日晃堂の査定士がしっかりと査定させていただきます。査定の結果、高額な価値の鉄瓶は相応のお値段でお買取させていただきます。龍文堂や亀文堂などの鉄瓶の種類や状態は問いません。
作家ものの鉄瓶は価値や真贋を目利きできない買取店に依頼した場合、高価値の骨董品でも価値以下の買取価格を提示される可能性があります。日晃堂は鉄瓶であれば、どの骨董品買取店よりも、より正確な目利きができる自信があります。お気軽に日晃堂へご相談ください。
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