美術館に飾ってある高価な額縁に入り時には湿度や温度なんかも調整された空間に保存されたあの絵画。会社の待合室に仰々しく飾られている絵画。もちろん一般のご家庭にも飾られている絵画。皆さん絵画と聞くとパッとイメージできると思います。それぞれがいろんなシチュエーションを思い描いたのでは無いでしょうか?
少し優雅で高価な印象を持つこの「絵画」という言葉ですが、厳密に「絵画とはどういうものを指しますか?」と絵画の定義を聞かれると答える事が難しいのでは無いでしょうか?今回このページでは分かりやすく絵画の定義から骨董品として扱う絵画の分類まで紹介します。
絵画の定義
絵画(かいが)の定義とは「なんらかの支持材、場所の上に、各種の顔料などによって物の形や姿を平面上に表現したもの」です。
要は、平面上に表現されればそれは絵画と呼べます。
そのため、油絵や色彩画はもちろんの事、切り絵や版画も絵画と呼べます。
描かれるものにもキャンパスでなければならないといった制限は特にありません。自己表現や装飾的目的のために行われ表現される場所、支持材に応じて、洞窟画、岩壁画、壺絵、壁画、祭壇画,額縁画 (イーゼル画) などに分類されます。
類似した単語で「絵」がありますが、「絵」幅広い意味で使用されますが「絵画」という単語は、特に「芸術作品としての絵」を指す場合が多く見受けられます。
ただし絵と絵画を必ずしも区別して用いられているとは限らないようです。
※絵画はフランス語でパンチュール(フランス語: peinture)、英語でペインティング(英語: painting)と呼ばれます。
絵画の分類
骨董品の買取で美術品としての価値がある「絵画」ですが、西洋で描かれた【西洋画】日本で描かれた【日本画】に大きく分類することができます。そこからさらに素材や技法、風景画・静物画・人物画・宗教画とどのようなものを描いているのかによって分けられますが、今回は【日本画】と【西洋画】に分けてご説明します。
日本画の特徴とは?
海外では日本画の特徴でもある浮世絵や水墨画が人気となっています。数々のコレクターがオークション等で日本画を買い取りしています。日本だけでなく、海外でも人気となっている絵画は比較的高く売ることができます。
主にゼラチンを用いた絵具で描かれるものが日本画とみなされていますが、中国や朝鮮からの影響が色濃く残っている日本画が多いです。水彩画や水墨画など中国・朝鮮で発達した技法が日本画に使用されているのです。最初は中国・朝鮮からの技法が目立っていましたが、徐々に西洋の技法も入ってきて、後にさまざまな技法がみられる様になります。
日本画を買取店にもっていくときはどのような技法で描かれているのか確認することで時代背景や描いた人物もわかります。絵画において時代背景はとても大事なポイントなのです。海外のコレクターも多い日本画は西洋にはみられない素材が特徴となっています。
西洋画の特徴とは?
日本画は非常にシンプルな特徴となっていますが、西洋画は日本画と間逆です。
西洋画は精密な構想と緻密な色彩が目立ちます。光のコントラスト、明暗をハッキリさせる方法、立体表現、遠近法などさまざまな技法が使われており、素材も違います。日本の気候は湿気が多いので層を重ねる手法となっていますが、西洋では湿気が多くありません。
文化の違いだけでなく、気候の違いにも日本画との変化がみられます。買取における西洋画は時代背景はもちろんのこと、どのような素材や技法が使われているのかは日本画と同じ査定ポイントになります。その時代を表現する技法がハッキリと使われているのであれば画家を特定することができ、有名な人物であればあるほど高価買取が期待できるでしょう。
ある程度自分がもっている絵画がどのような時代につくられたのか把握しておけばスムーズに買取を進めることができます。絵画の種類を詳しく知っておくと悪質な業者と優良買取店の違いを見分けることも可能になりますよ。
買取においては持ち運びができる絵なら買取可能です
日晃堂を含めて、絵画の買取を行っている業者は持ち運べる絵であれば大体買取してもらえます。
ですので相続や贈与などで絵画を手に入れたけれども興味がないから処分したい、場所の問題で処分したいという方は何とか持ち運びできそうな絵であれば買取業者に相談してみると良いです。処分しようとしていた絵画が価値のある高価な品物だった話は珍しくはありません。
もちろん私たち日晃堂も古そうなお品物があれば無料でご相談受け付けてます。日晃堂では査定のみのご依頼に関しても喜んでお待ちしています。
買取に至るまで手数料は完全無料、絵画専門の鑑定士も在籍しておりますのでお気軽にお問い合わせください。
あなたの大切な絵画を売るのであれば、どこよりも絵画を高価買取する自信がある日晃堂にお任せください!
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