【絵画を売る！】絵画を売る時に失敗しない為の心得｜骨董品に関するコラム【骨董・古美術-日晃堂】

【絵画を売る！】絵画を売る時に失敗しない為の心得

絵画を売る際に大切な事は買取業者選びです。

海外のオークションなどで何十億円で売れた絵画の画像を見るととてもそのような価値のある絵画には見えない落書きのような絵画であったり、子供の絵の様な絵画、時には一色のベタ塗りであったりして本当に絵画の世界は別世界の様に感じるといった経験はないですか？この様に絵画の知識の無い人にとっては本当の価値がわかりづらいのが骨董品の絵画ですよね。

その様な方が相続や贈与などで手に入れた絵画を手放す際に買い取り依頼で失敗する事がよくございます。絵画を売るに際して失敗というのは、価値があり本物の有名作家の絵画だったにも関わらず、贋作のような扱いで売ってしまったり、適当な相場で絵画を売ることになってしまったという事です。

簡単に言えば不当に安い価格で絵画を売る事が失敗です。絵画は前述した様に有名作家の絵画であれば数百万以上で取引されることがあり、それを知らずに安く売るなんて大変勿体無い事です。その様な失敗を犯さない為にも買取依頼の業者選びは大変重要になってきます。

骨董品の買取業者は多くありますが、買取業者は骨董品のジャンルによって査定の得意・不得意があります。なかには創業は長くとも査定員の査定歴が浅かったりする買取業者も存在します。特に絵画の世界は歴史が長く種類も多いので奥が深く、正確な鑑定を行うには非常に膨大な知識が必要になってきます。

間違った買取業者に依頼する事で「実は本来の価格よりもずっと低い価格で骨董品を売ることになってしまった」というケースも往々にしてあります。しかし、絵画の売買を行なった事のない人にとっては、どういった買取業者で絵画を売ればよいのか、なかなか決めにくいと思います。

それではどの様なポイントに注目して業者選びを行えば良いのでしょうか？このページでは絵画を売る時に業者選びで失敗しないポイントを3つのポイント分けてご説明させて頂きます。

絵画を売るポイント1：絵画の鑑定を専門的にできるか確認

骨董品や古美術品、美術品を専門的に鑑定出来ると謳っている業者ではなく、絵画を専門的に鑑定出来ることを謳っている買取業者に売ることをおすすめします。

骨董品は様々なジャンルがあり、茶道具、刀剣、絵画、中国骨董品、全てについて少しずつ詳しい人はいても、「全ての骨董品の一つ一つをきちん正確に鑑定出来ます」なんていう鑑定士はまず存在しません。

それは各骨董品のどのジャンルをとってみても鑑定するには膨大な知識と経験が必要で簡単なものなど一つとして無いからです。もちろん絵画の鑑定も非常に難しく一筋縄ではいかない熟練の業を必要とする為、専門的に絵画の鑑定・査定ができるスタッフが在籍している業者に依頼する事が重要になってくるのです。

絵画を売るポイント2：絵画の販売経路が豊富か確認

あなたが絵画を売ると、買取業者は独自の販売経路にて販売を行います。買取業者が持つ販売経路の数は大きく異なりますので、豊富な販売経路を持っている絵画の買取業者に依頼する事が重要です。

経路は多ければ多いほど、お客様の持つ絵画も高く買取しやすくなります。

また絵画は日本画家もいれば欧州や中国といった外国作家の作品も数多くあるため、販売経路の中でも海外に販路を持っているかという点が非常に重要です。日本国内の骨董市等での販売と海外の市場での販売では倍以上の価格になる事は珍しい事ではありません。ですので、販売経路が豊富かどうか、そして海外の販路を持っているかが大切です。