骨董品は骨董知識を持たない人にとっては価値がわかりづらい世界です。一見同じような骨董品でも高価な骨董品と高価でない骨董品には大きな差が出ます。数ある骨董品の種類の中でも、高価な骨董品として査定される品物の特徴を3つのポイントに分けてご紹介致します
高価な骨董品の特徴1:作家物かどうか
種類を問わず骨董品の価値を調べる一つの方法として、重要なポイントとして【作家物】かどうかが挙げられます。
【作家物】とは読んで字のごとく著名な作家が作成した骨董品の事です。
一般的にも有名な作家として例を挙げると【柿右衛門】がいますが、見た目が同じように見えても「柿右衛門の作品かどうか」で骨董品として高価かどうかは大きく異なります。また、【杉山 寧】という日本画家は一般的にはご存知ない方も多い作家ですが、骨董品や美術品の世界では有名な作家であり、1千万円以上で取引される作品があります。
骨董品が高価かどうかは作家物かどうかで大きく差が出ます。
骨董品が作家物かどうかを調べる方法は簡単です。
その方法は【落款(らっかん)】と呼ばれる刻印の様な印や【銘】や【作家のサイン】を確認する事です。
作品を収めている共箱(ともばこ)や作品の裏側、蓋の裏などに何かしらの作家名と思わしき名前の【刻印】が確認できればそれは作家物という事です。ですが、作家物の骨董品でも必ず高価というわけではなく、作家によって価値はピンキリという事は覚えておいてください。あくまでも、作家物であれば高価な骨董品として期待ができるという事です。
昔のサインや落款は非常に読みづらい字体のものも多く、詳しい作家物の骨董品の価値を調べることは難しいと思いますので、作家物かどうかを確認できれば買取業者に一度査定依頼をすると、詳しい価値を知ることができるのでおすすめです。日晃堂でも無料で相談から受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
高価な骨董品の特徴2:骨董品が古いかどうか
骨董品は古ければ古いほど高価な可能性があるといえます。
その理由は、骨董品の価値が高い理由の一つに【希少性】が関わってくるからです。
極端な例ですが、1400年代と1900年代に流通していたとされる焼物を比べると、現存している数は【1200年代に流通していた焼物】の方が当然少ない為、希少性が高い、つまり骨董品として高価になりやすいと言えます。骨董品の価値は古さ以外にも様々な要因が絡んできますので、【古ければ必ず高価!】とは一概に言えませんが、鑑定眼を持たない人であれば【古ければ古いほど高価な骨董品として期待できる】という判断材料として考えていいでしょう。
いつの時代に生産されたものかに関しては、付属品や共箱などにいつの時代のものかが記載されている事がありますのでそれを確認しましょう。
高価な骨董品の特徴3:使用されている素材を見る
高価な骨董品の特徴として、使用されている素材を確認する事も有効な手段です。
有名な素材として【象牙】【血赤珊瑚(ちあかさんご)】【翡翠(ひすい)】【琅玕(ろうかん)】【金銀製品】が挙げられます。
上記は昔に富裕層が嗜好品として好んでいた高級素材ですので、使用された骨董品は高価な場合が多いと言えます。
上記素材が使用された骨董品は【ダイヤモンドやサファイアで宝飾されたブランド品】と例えると、高価な骨董品をイメージがしやすいかと思います。
例えば、一件無価値な古いやかんに見える骨董品でも、金や銀を素材とした【金瓶】【銀瓶】であれば数十万~百万以上の価値が期待できます。また、【鉄瓶】のつまみだけに上記のような素材が使用されたものでも、高価な骨董品として期待できます。その理由は、一部にでも高価な素材が使用された骨董品は富裕層が芸術品として満足するために作らせた【嗜好品】の可能性がある為、希少性や芸術性が高い、高価な骨董品として期待できるのです。
高価な骨董品として期待できる特徴のまとめ
前述した様に高価な骨董品を見抜くポイントは【作家物の有無】【時代の古さ】【高級な素材が使用されているか】という3点に着目してみましょう。
その三つを確認し、上記のように該当する場合は高価な骨董品として期待できます。
しかし、本当に高価な骨董品かどうかという判断は素人目には不可能なくらい複雑ですので、骨董品買取を専門的に行っている業者へ査定を依頼する事が正しい価値の把握へとつながります。私たち日晃堂も骨董品買取を専門的に行っている業者で、あらゆる骨董品に対して専門的に鑑定のできるスタッフも数多く在籍しています。
骨董品の買取価格はもちろんの事、鑑定眼にも自信があります。
全国どこでも無料対応可能ですので、まずはお気軽にご相談からお問い合わせください。
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