【骨董品の見分け方】素人でもできる骨董品の見分け方とは?

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素人にもできる骨董品の見分け方はある?
断言できますが、素人が専門鑑定士が行う鑑定や査定と同じレベルで骨董品を見分ける方法はありません。
ですが「価値があるかもしれないから査定をしてもらおう」という様なある程度のレベルでの骨董品の見分け方はございます。非常に簡単な骨董品の見分け方をご紹介しますので骨董品らしきもの、古そうな品物を持っている人は是非試してみてください。
骨董品の見分け方1:落款や刻印、サインを見る
1つ目の骨董品を見分ける方法は、それが「作家物」かどうかを確認する事です。「作家物」とは読んで字のごとく著名な作家が作成した骨董品の事です。
骨董品が「作家物」かどうか見分ける方法は非常に簡単です。
その方法は「落款(らっかん)」や「銘」と呼ばれる印であったり「サイン」を探すという方法です。
骨董品を収めている共箱(ともばこ)や骨董品の裏側、蓋の裏などに何かしらの作家名と思わしき名前の「刻印」があるか探しましょう。それが「落款(らっかん)」と呼ばれる物で、「この作品が完成品であること」「この作品は正式に自分が手がけた」という作家からのメッセージが込められています。
昔の人の落款やサインの中には読むこと自体が難しいものも多いですが、別に読めなくても作家物かどうかを判断できれば大丈夫です。作家物だと見分けることができれば、思わぬ高い価値がある可能性があります。
骨董品の見分け方2:生産された年代を確認する
2つ目の骨董品を見分ける方法は、その骨董品がいつ生産されたものかを確認する事です。いつの時代に生産されたものかに関しては、付属品や共箱(ともばこ)などにいつの時代のものかが記載されている事がありますのでそれを確認しましょう。
目安としては、明治時代以前に作られたものであれば価値のある可能性が高くなります。
年代を確認する理由は、骨董品の価値を決める重要な要素の一つに「希少性」が問われるからです。
希少性の高さが骨董品の価値につながりますので、古くても現存数が多すぎれば高い価値は期待できませんが、「時代の古さ」と「現存数」は単純に考えて反比例します。骨董品は古ければ古いほど希少性が高い可能性が高いので、単純に時代を確認する事でも重要な見分け方なのです。
骨董品の見分け方3:素材を確認する
3つ目の骨董品を見分ける方法は、骨董品に使用されている素材を確認する事です。
一般的にダイヤモンドやエメラルド等の宝石は価値が高いという事はご存知でしょう。骨董品の世界ではそういった宝石価値に近い素材として「象牙」「血赤珊瑚(ちあかさんご)」「翡翠(ひすい)」「金銀製品」等がございます。
例えば、「象牙のみ」でできている置物であれば高い価値が期待できますし、その素材が「血赤珊瑚(ちあかさんご)」や「翡翠(ひすい)」「琅玕(ろうかん)」でも同様に高い価値が期待できます。他にも、古いやかんに見えるものでも、金や銀で作られた「金瓶」「銀瓶」であれば数十万~百万以上の価値が期待できます。
そして、「上記の素材が一部使用されている骨董品」でも価値は期待できる点がポイントです。
例としては、茶道具である「鉄瓶のつまみ」のみに上記のような素材が使用された骨董品などが該当します。
「象牙」や「翡翠(ひすい)」のあしらわれた鉄瓶は富裕層が芸術品として満足するために作らせた「嗜好品」の可能性が高いので「希少性」や「芸術性」も高い可能性が高く、価値も高くなりやすいという事なのです。
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骨董品の見分け方る方法のまとめ
簡易的な骨董品の見分け方はシンプルで、素材、年代、作家物の有無の3つを確認するだけです。
たったこれだけである程度価値のある骨董品かどうかという期待値は見分ける事が出来ます。
ただし、この様にして確認できる情報は作品の表面的な部分に過ぎません。その先の情報は骨董品のプロである専門の鑑定士にご相談する事が正確な査定につながります。
私たち日晃堂は「安心・納得取引」の為に、骨董品に関する相談のみの問合せから無料で承っております。
価値から商品についてまで非常に分かりづらい骨董品の買取において、少しでもお客様に安心していただくために創業以来から続けている取り組みですので、お気軽にご相談ください。
買取依頼をいただけなくとも、まずはお客様に安心していただけるのであれば、日晃堂としてはそういうお問い合わせは大歓迎です。
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