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5円玉で価値のある年号は?レアな種類の特徴や買取相場などを紹介

普段何気なく使っている5円玉。発行された年や種類によっては、高い価値がつくことをご存知でしょうか。

「5円玉で価値のある年号が知りたい」
「高い5円玉はいくらくらいで売れる?」

など、価値ある5円玉について知りたい方のために、レアな種類や買取相場などをまとめました。高く評価される傾向にある5円玉の特徴や、少しでも高額で売るためのポイントなどにも触れています。

5円玉の買取を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

5円玉について

5円玉について

まずは、現在の5円玉について解説いたします。特徴や歴史を把握すると、価値が高い種類の見分けもつきやすくなるでしょう。

▼10円玉で価値のある年号について詳しくはこちら
→10円玉で価値のある年号一覧!レアな種類の買取価格をチェックしよう

特徴

  • 直径:22.0mm
  • 重さ:3.75g
  • 素材:黄銅(真鍮):銅60~70%/亜鉛30~40%

現在流通している5円玉は昭和34年から発行され、デザインや素材などが変更されることなく今に至りました。

中央に直径5mmの穴があいており、表面に稲穂や水平線・歯車と額面を表す「五円」の文字が描かれています。裏面には双葉と国名、発行年銘がレリーフされているのが特徴です。農業や水産業、林業など、日本の主要産業を表すモチーフが描かれています。

刻印されている文字は、他の硬貨と同様にゴシック体が採用されました。

歴史

  • 1870年(明治3年)〜1897年(明治30年):旧5円金貨
  • 1897年(明治30年)~1930年(昭和5年):新5円金貨
  • 1930年(昭和5年)〜1948年(昭和23年):5円紙幣
  • 1948年(昭和23年)〜1949年(昭和24年):5円黄銅貨(無孔)
  • 1949年(昭和24年)〜1958年(昭和33年):5円黄銅貨(楷書体)
  • 1954年(昭和29年)~1956年(昭和31年):流通を目的とした発行はなし
  • 1957年(昭和32年)~1958年(昭和33年):5円黄銅貨(楷書体)
  • 1959年(昭和34年)~:5円黄銅貨(ゴシック体)

5円玉が日本で最初に発行されたのは1870年で、当時は金本位制のもとで発行された金貨でした。1897年になると小型化され、30年以上流通したといわれています。

1930年ごろは昭和恐慌など国内経済の混乱や戦時体制への移行で、金は軍事に優先されるようになったため5円玉は発行停止となりました。その間は代わりに5円紙幣が流通し、再び5円玉が発行されるようになったのは戦後の1948年です。

軍需品の解体に伴って黄銅のスクラップが大量に出たことから、黄銅貨の5円玉が発行されました。戦後の混乱期にあった日本は経済の復興やインフレ対策のため、耐久性に優れ安定して手に入る素材の硬貨を発行する必要があったといわれています。

復興の象徴として産業の発展をイメージした「稲穂」「水面」「歯車」がデザインとして採用されました。1954年から3年間は在庫が足りていたため、流通目的の5円玉は発行されていません。

1949年になると、資材節約や1円玉と見分けやすくするなどの理由で中央に穴があき、現在とほとんど同じ仕様になったとされています。文字だけは楷書体が採用され、現在のゴシック体になるのは1959年発行分からです。

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黄銅貨の5円玉で価値ある年号と買取相場

黄銅貨の5円玉で価値ある年号と買取相場

  • 昭和23・24年銘(無孔)
  • 昭和27年銘
  • 昭和32年銘
  • 平成22~25年銘

1949年から発行が始まった黄銅貨の5円玉で価値が高いとされているのは、上記の発行年銘です。

昭和23・24年銘(無孔)

昭和23年銘の5円玉は、5円玉が黄銅貨になって初めて発行されたものです。当初は穴があいていないデザインで、表面は国会議事堂と唐草模様、裏面はハトと梅花がデザインされていました。

この5円玉は昭和24年銘のものまであり、約2年間製造されたといわれています。

5円玉が黄銅貨に切り替わった歴史もあり、穴があいていない現在では珍しいデザインであることからコレクション価値が高く評価されるでしょう。

未使用品のものは数百円から数千円で取引され、額面以上の価値が期待できます。

昭和27年銘

昭和27年銘の5円玉は、刻印されている文字が楷書体で筆文字のような特徴を持っていることから「フデ5」と呼ばれることがあります。

昭和27年は5円玉の発行枚数が少ないことに加え、戦後の混乱期であったため、流通するとすぐ摩耗したり傷がついたりしていました。

未使用品として残されているものが極めて少ないといわれており、未使用品は額面以上の価値が期待できるでしょう。

買取相場は数千円といわれ、条件がそろえば1万円前後で取引されることもあります。

昭和32年銘

昭和29年から3年間は在庫過多のために流通目的の5円玉は発行されておらず、昭和32年銘は久しぶりの5円玉でした。

楷書体が採用された5円玉のなかで一番発行枚数が少なく、発行が途絶えていた期間の直後だったということもあって未使用品にはプレミア価値がついています。

摩耗や汚れなどがあれば額面通りの価値ですが、未使用品は数千円から1万円程度で買取されることが多く、高い価値がつきやすいでしょう。

平成22~25年銘

平成22年銘から3年間は、景気やキャッシュレスの影響で流通を目的とした5円玉の発行枚数が極めて少ない期間でした。

一般的に5円玉は数億枚単位で発行されますが、この期間は約45万枚から65万枚程度に留まっています。そのため、平成22年から平成25年銘の5円玉は未使用品や美品が高額買取されるでしょう。

買取相場は、わずかな傷程度の比較的キレイなものであれば数百円、未使用品は1,000円前後といわれています。

黄銅貨以外の5円玉で価値が高い種類と買取相場

  • 旧5円金貨
  • 新5円金貨 昭和5年銘
  • アルミフデ5

黄銅貨以外の素材で製造された5円玉で、高く評価されるものは上記のものがあります。特徴や買取相場を見てみましょう。

旧5円金貨

旧5円金貨は明治時代に流通した硬貨で、日本で初めて発行された5円玉です。金90%と含有率が高く、美しい竜図がデザインとして採用されました。

歴史的価値に加え、素材の価値や美術的価値が評価されるため、高額買取されやすいでしょう。買取相場は数万円から数十万円で、竜のうろこが鮮明なものなどはそれ以上になるものもあります。

また、明治後期は発行枚数が激減したため、明治初期のものより明治後期のほうが高額になりやすいでしょう。

新5円金貨 昭和5年銘

新5円金貨は、明治時代から昭和時代にかけて発行された5円玉です。表面には額面を表す「五圓」の文字、裏面には章図と八稜鏡が刻印されています。

どの発行年銘でも高額買取が期待でき、とくに昭和5年銘は別格の価値がつくでしょう。昭和5年銘は5円金貨の最終製造年銘であり、歴史的にも重要な意味を持ちます。

また、発行後に多くの金貨が海外に流出したり鋳潰されたりしたため、現存数が極めて少ない古銭のひとつです。

コレクター需要も高く、数十万円から100万円を超える価格で取引されることも少なくありません。未使用品ともなると数百万円規模となるでしょう。

アルミフデ5

アルミフデ5は、5円玉史上最も希少価値が高い幻の5円玉といわれています。通常の流通貨幣ではなく、製造の過程で試験的に製造された硬貨であり、非常に珍しい5円玉です。

素材はアルミニウムで、デザインは昭和24年以降に作られた5円玉と同じ稲穂、歯車、水面などが採用されています。筆文字のような楷書体が使われているため「アルミフデ5」と呼ばれるようになりました。

昭和26年銘が確認されており、現存数は数枚しかないといわれています。

市場に出ることはほとんどありませんが、買取市場に出てきたとしたら買取相場は100万円以上が期待できるでしょう。

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その他高く評価される5円玉

その他高く評価される5円玉

  • 穴なし
  • 穴ズレ
  • 刻印ズレ
  • 角度ズレ

素材や発行年銘に限らず高く評価される5円玉は、製造過程で何らかの問題が生じたエラーコインです。5円玉に見られる主なエラーコインは「穴なし」「穴ズレ」「刻印ズレ」「角度ズレ」の4つがあります。

エラーコインは通常であれば検品で弾かれ、流通することはあまりありません。稀に検品をすり抜けて世に出てしまうことがあり、そういったエラーコインは額面以上の価値で取引されることが多くあります。

▼5円玉のエラーコインについて詳しくはこちら
→五円玉のエラーコインとは?価値や種類・見分け方を解説

穴なし

現在の5円玉は穴のあいているデザインが大きな特徴ですが、穴があいていないエラーコインは「穴なし」と呼ばれています。

穴なしの5円玉はエラーコインのなかでも人気が高く、高額買取されやすい種類です。買取相場は数十万円で、平成以降の新しい発行年銘はさらに高く評価される傾向にあります。

昭和23・24年銘の5円玉はもともと穴がないデザインであるため、エラーコインではないことを知っておきましょう。

また、穴なしのエラーコインは偽物が多く出回っています。後から穴を埋めた不自然なものなどは、偽物を疑いましょう。

穴ズレ

穴ズレの5円玉は、本来中央にあいているはずの穴が中央からズレてしまっているエラーコインです。比較的発見されやすく、エラーコインのなかでも最も一般的であるといわれています。

穴のズレ方が大きければ大きいほど価値も高くなり、とくに穴の一部が硬貨の縁にかかっているものなどは高額になりやすいでしょう。

大きくズレているものは数十万円することもあり、そのほかは数百円から数千円が買取相場です。昭和27年銘や32年銘など、発行枚数が少ない年のエラーコインは、さらに高額になり得るでしょう。

刻印ズレ

刻印ズレは「ズレ打ちエラー」や「打刻ズレエラー」とも呼ばれ、デザインが全体的にズレて刻印されてしまったエラーコインです。

通常、硬貨の刻印は表と裏を同時にプレスするため、表面がズレていたら裏面もズレています。穴だけがズレていれば「穴ズレ」に分類され、デザイン全体がズレていたら「打刻ズレ」に該当します。

エラーコインのなかでは希少価値が高い方で、高額買取が期待できるでしょう。ズレ具合と価値は比例し、大きくズレているものほど高く評価される傾向にあります。

また、ズレ方によっては硬貨のフォルム自体が歪むことなどもあり、変形の仕方が激しいとさらに価値も上がるでしょう。

刻印ズレの5円玉は、少しのズレであれば数千円、大きなズレは数十万円が買取相場といわれています。

角度ズレ

角度ズレは、硬貨にデザインをプレスする際に表面と裏面で異なる角度で打たれてしまったエラーコインで「傾打エラー」とも呼ばれます。

表面と裏面を注意深く比較しなければ見つけられないため、見過ごされやすいエラーコインです。

また、他のエラーコインと比べるとインパクトに欠けることから、あまり需要が高くありません。とはいえ、角度ズレは額面以上の価値で取引されることがほとんどです。5円玉であれば、小さなズレは数百円から数千円、大きなズレは数万円が買取相場といわれています。

価値ある5円玉を少しでも高く売るには?

  • 古銭買取業者を選ぶ
  • 付属品をそろえる
  • 適切な方法で保管・ケアする

価値が高い5円玉を少しでも高く売却するためには、上記3点に気を付けましょう。

古銭買取業者を選ぶ

価値がある5円玉は、古銭買取業者に買い取ってもらう方法がおすすめです。そのなかでも、実績が高い業者を選択しましょう。

フリマアプリやオークションなどの方法でも売却できますが、真贋の判断が難しく価格設定を誤ってしまう可能性や、出品の手間や手数料などがデメリットです。オークションでは落札価格が安定しないことも懸念となるでしょう。

古銭買取業者に依頼すれば、真贋の判断はもちろん、豊富な専門知識から適正価格で買い取ってもらえます。損のない取引がしたい場合は、古銭買取業者に買い取ってもらう方法が一番です。

▼古銭の売り方について詳しくはこちら
→【古銭を売る】古銭はどこで売れる?

付属品をそろえる

ケースや鑑定書などの付属品がある場合は、一緒に査定に出しましょう。硬貨のみよりも査定額が高くなる可能性があります。

とくに鑑定書や保証書などがあると硬貨の信頼性も飛躍的に高まり、再販時は高い需要が期待できます。また、ケースなどに入った硬貨は扱いやすいため、裸の硬貨よりも注目されるでしょう。

適切な方法で保管・ケアする

価値を下げないために、適切な方法で保管・ケアして現状を保ちましょう。硬貨の状態は買取価格に直結する重要な要素です。ケースに入れて保管し、触る際は手袋などをして直接触らないようにすると、傷や摩耗、汚れなどを防止できます。

見た目を良くしたいがために洗浄したり磨いたりしてしまうのは、絶対にNGです。素人による過度な手入れは傷や劣化の原因となる可能性があるため、手入れは柔らかい布でホコリを除去する程度に留めましょう。

▼古銭の保管について詳しくはこちら
→古銭の正しい保管方法とは?価値を守るために知っておきたい基礎知識と注意点

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価値ある5円玉は日晃堂がお買取いたします

お手元の5円玉に額面以上の価値がありそうな場合は、ぜひ日晃堂にご相談ください。日晃堂は、5円玉をはじめさまざまな貨幣に対応し、多くのお客様のご期待に応えてまいりました。

古銭や現在の貨幣に詳しいプロフェッショナルが査定にあたるため、細かい部分も取りこぼすことなく買取価格への反映が可能です。

真贋の見極めや状態の確認はもちろん、歴史的価値や文化的価値、市場での需要などさまざまなことを考慮した適正価格をご提示いたします。

「価値が高いかどうかわからない」「とりあえず査定だけしてほしい」という場合も、お気軽にご依頼ください。いかなるお品物も無料で査定を実施いたします。

おわりに

額面以上に価値がある5円玉はさまざまあり、現在の黄銅貨は昭和23・24年銘の穴がない5円玉や昭和27年銘、昭和32年銘、平成22~25年銘は高く評価される可能性があるでしょう。

黄銅貨以外の5円玉では、明治時代に発行された旧5円金貨、明治から昭和時代にかけて発行された新5円金貨、昭和26年銘の試作品であるアルミフデ5が高額で取引されています。

とくに新5円金貨の昭和5年銘は極めて現存数が少なく、5円玉史上最も価値が高いといわれています。
その他、発行年銘などに限らず高く評価される5円玉は、穴なしや穴ズレ、刻印ズレ、角度ズレといったエラーコインです。

5円玉を売却する際は、フリマアプリやオークションではなく古銭買取業者を選びましょう。実績が高い業者であれば、適正価格での取引が可能です。

価値ある5円玉を高く売却したい方は、ぜひ日晃堂にお任せください。

※記事内に掲載している買取価格は参考価格となり、買取価格を保証するものではございません。同様の作品であっても査定時の相場や作品状態などによって買取価格は変動いたします。

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