「サンルイとバカラの違いは何?」「サンルイとバカラそれぞれの特徴が知りたい」そんな思いを持っている方も多いでしょう。
本記事では、サンルイとバカラの違いをご紹介します。それぞれの代表作も紹介するので、サンルイやバカラに興味がある方は、ぜひ最後までお読みください。
サンルイとは
サンルイとは、フランスを代表するクリスタルガラスの高級ブランドです。
長い歴史があり、透明度が高く、高品質のクリスタルガラスを製造しており、クリスタルの女王と呼ばれています。
また、M.O.F(国家最優秀職人章)を与えられた職人たちにより、手作業でクリスタル製造が行われているため、繊細なデザインでありながら高い強度も備わっています。
バカラとは
バカラとは、1764年にフランスで創業されたクリスタルガラスメーカーです。
サンルイと同様に歴史あるブランドかつ高い品質であることから、クリスタルの王様と呼ばれています。世界最高峰の品質基準に基づいて作られており、製造された商品の中でも消費者の手に渡るものは6〜7割程と言われています。
サンルイとバカラの違い
サンルイとバカラの違いを解説します。
サンルイとバカラはどちらも高級クリスタルガラスのブランドですが、サンルイは細やかで華奢なデザインが多い点が特徴です。
サンルイの繊細さや華やかさと比較してバカラは重厚感があり、大胆なカットやデザインが多い点が特徴です。
サンルイとバカラの代表作
サンルイとバカラの代表作を紹介します。
バカラは1806年に一度倒産し、1816年にサンルイと合併しています。1857年まで合併しており、その間に製作されたバカラの作品は、サンルイとよく似ているのが特徴です。
サンルイの代表作
サンルイの代表作には、トミーやティスル、カトンなどがあります。
トミーは、1938年にヴェルサイユ宮殿で行われた英国国王ご夫妻歓迎記念昼食会の席で用いられたことで有名です。
ティスルは、100年以上の歴史を持つコレクションで、金彩装飾を施されており、ジュエリーのような輝きを持っているのが特徴です。
カトンは1877年に発表され、フランス大使館で行われる公式晩餐会でも使用されています。
サンルイの代表作である「ティスル」
バカラの代表作
バカラの代表作には、マッセナやアルクール、ベガなどがあります。
マッセナは、1980年に作られ、豊かな丸みを帯びたボウルに、流れるようなカットが施されています。
アルクールは、1851年にナポレオン3世の依頼を受けて制作されて以降、王侯や貴族、世界の指導者たちに愛されてきたシリーズです。
ベガは、持ち手が特徴的なワイングラスで、シャンパングラスやマティーニグラスとしての人気が高いシリーズです。
バカラの代表作である「アルクール」
おわりに
サンルイとバカラは、ともに高品質なクリスタルブランドです。
サンルイはクリスタルの女王、バカラはクリスタルの王と呼ばれていることや、合併の歴史からも深い関係が読み取れます。なお、どちらも高級ブランドであるため、高額での売却が期待できます。
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