乳白色をベースとしたデザインが有名で、世界中の人々から愛されているファイヤーキング。ファイヤーキングはアメリカのアンカーホッキング社が取り扱っていたブランドのひとつです。1941年から続く歴史があり、生産数が少ないものや、限定販売されたモデルは、希少価値が高く、高値で取引されるなど、根強い人気をもっています。
本記事では、人々を魅了するファイヤーキング食器の人気の理由と、高く売るコツについて詳しくご紹介します。
ファイヤーキング食器に興味がある方や、ファイヤーキング食器の売却を考えている方は、ぜひ最後までお読みください。
ファイヤーキング食器の価値
ファイヤーキング食器の価値は、モデルや状態、種類によって異なります。コレクターの間で人気のあるアイテムは、高値で取引される傾向があります。高額なものでは、数万円以上の価値があるものもあります。
ファイヤーキング食器の価値が高い理由
ファイヤーキング食器は、1986年に生産終了しています。その後日本において「ファイヤーキング ジャパン社」が設立され復刻版が発売されているものの、アメリカで製造されたヴィンテージ食器は当時の生産数そのままのため、希少価値があります。人気キャラクターや企業とコラボレーションしたアイテムも豊富なため、世界中から根強い人気を集めています。
また、ファイヤーキング食器の中でも人気の高いミルクグラスの場合は、底にある刻印の種類によっても価値が上がります。
ファイヤーキング食器の歴史
ファイヤーキング食器の歴史は、1937年にアンカーホッキンググラス社が合併し設立されたことから始まります。第二次世界大戦中はガラス製造が制限され、生産量が減少したものの、戦争終結とともに、生産が再開され、人気シリーズの「ジェダイ」が発売されました。
1950年代には、ミルクガラスが人気を得て、現代に続く人気シリーズが生産されます。1986年に生産終了となったため、当時生産されていたものはヴィンテージアイテムとして人気を集めるようになりました。その後、復刻版の販売が開始され、今もなおヴィンテージアイテムとして愛されています。
ファイヤーキング食器の代表作
ファイヤーキング食器の代表作は、数多くありますが、中でも人気のある作品をご紹介します。
ジェダイシリーズ
初期に発売された、ファイヤーキングを代表するシリーズです。乳白色のガラスに緑色の縁取りが特徴的なシンプルなデザインで、日常使いに適しています。時代ごとに異なる刻印やデザインが、世界中のコレクターを魅了しており、人気が高いシリーズです。
アンカーホッキング ディズニーシリーズ
ディズニーキャラクターが描かれた、可愛らしいデザインのシリーズです。ミッキーマウスやプルート、バンビなど、様々なキャラクターが描かれています。レトロな雰囲気が、アメリカンヴィンテージ好きのコレクターの間で、愛され続けています。
ターコイズブルーシリーズ
鮮やかなターコイズブルーの色合いが特徴的なシリーズです。ディナーウェアを中心に製造され、ジェダイシリーズにはない形状のプレートやボウルもあり、ラインナップが豊富です。アメリカでは1956年〜1958年のみに生産されたため、ヴィンテージ品としての価値や人気を集めています。
ファイヤーキング食器を高く売るコツ
ファイヤーキング食器は、そのデザイン性、希少性から、高い価値を持っています。特に、アメリカ製造のヴィンテージ品や限定販売されたアイテムは、コレクターズアイテムとして高値で取引されることがあります。
また、状態の良いものや、付属品もあるものは、より高額で売れるため、丁寧に扱うことがポイントです。
トレンドや市場の変化によって価値が変動する可能性があるので、早い段階で、専門業者・査定士に見てもらうことをおすすめします。
おわりに
ヴィンテージものとして人気の高いファイヤーキング食器。多様なシリーズやコラボアイテムが豊富で、世界中から愛されています。中でも、年代物の作品や、廃盤になった作品は高額での売却も可能です。
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