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千円札の歴代人物を一覧で紹介!買取相場や価値ある千円札の特徴

日本で発行された千円札のデザインとして採用された歴代人物について紹介します。日本は貨幣の歴史が古く、千円札だけ見てもさまざまなデザインが発行されました。

その大きな特徴は、歴史に名を残した人物の肖像画として採用されていることです。この記事では、これまでどのような人物が日本の千円札に印刷されたのか、詳しく解説いたします。

価値が高い千円札などにも触れているため、ぜひ参考にしてください。

千円札の歴史

千円札の歴史

日本で最初に千円札が発行されたのは、戦後すぐの1945年です。戦時中の莫大な戦費により、日本ではインフレーションが問題視されていました。

流通していた100円札などの少額貨幣では取引に対応できなくなったため、高額な取引に対応できる千円札が発行されたといわれています。

戦後のインフレが収束して経済が安定成長期に入ると、千円という額面が日々の買い物やサービス利用において最も頻繁に使われるようになりました。

硬貨では額面が小さすぎる一方、1万円札ではお釣りが必要となる場面も多く「ちょうど良い」額面として広く普及し、現在に至ります。

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千円札の歴代人物

  • ・日本武尊(やまとたけるのみこと)
  • ・聖徳太子(しょうとくたいし)
  • ・伊藤博文(いとうひろぶみ)
  • ・夏目漱石(なつめそうせき)
  • ・野口英世(のぐちひでよ)
  • ・北里柴三郎(きたざとしばさぶろう)

千円札の肖像画として採用された歴代人物は、上記のとおりです。

「日本武尊」にはじまって2024年に発行された「北里柴三郎」まで、複数名の歴史上人物が印刷されました。

それぞれの人物について、詳しく解説いたします。

日本武尊(やまとたけるのみこと)

日本武尊は、日本で最初に発行された千円札に印刷された人物です。

『古事記』や『日本書紀』といった日本の古代の歴史書・神話に伝説的な英雄として登場しています。実在した人物なのか、複数の英雄たちの武勇伝が後世に一人の人物に集約されて日本武尊を形成したのかは定かではありません。

日本武尊が印刷された千円札は「日本武尊甲号券」として1945年から1946年まで発行されました。表面には甲冑をまとった日本武尊と日本武尊が祀られている「建部神社本殿」が印刷され、裏面に「千圓」とあるのが特徴です。

記念すべき日本初の千円札ではありましたが、新円切替に伴い流通期間は約半年で、発行枚数はわずか810万枚にとどまったとされています。

流通期間があまりに短期間だったため、一部ではGHQが「軍国主義的」な図柄と見なしたことなどが理由ではないかとの見方も。

幻の千円札」と呼ばれることもある貴重な紙幣です。

聖徳太子(しょうとくたいし)

聖徳太子は、飛鳥時代に推古天皇の摂政として国づくりの基礎を築いたことで知られています。

十七条憲法や冠位十二階などの政策は、大化の改新以降も天皇が中心となる国家体制の礎となり、後の日本にも引き継がれていきました。

聖徳太子は日本の紙幣に最も多く採用された人物であり、千円札以外にも百円札などさまざまな紙幣の肖像画となっています。

千円札では「聖徳太子B号券」として1950年から1965年まで発行されました。表面には聖徳太子と、聖徳太子が建立した「法隆寺」を代表する重要な建築物「法隆寺夢殿」が印刷されています。

「日本武尊甲号券」が早期に流通停止となったため、日本国家形成期に大きな功績を残し、国民からの知名度と尊敬が高かった聖徳太子を採用した千円札が発行されました。

▼100円札について詳しくはこちら
→古い100円札の価値はどのくらい?全8種の100円札の特徴と市場価格を徹底解説

伊藤博文(いとうひろぶみ)

伊藤博文は、日本の初代内閣総理大臣を務めた人物です。倒幕運動や大日本帝国憲法の制定など、日本の近代化に多大な功績を残しました。

伊藤博文の千円札は「伊藤博文C号券」と呼ばれ、これまでの紙幣とは異なるシンプルなデザインが特徴です。表面には伊藤博文、裏面には「日本銀行本店本館」が描かれています。

また、C号券ではデザインを一新するとともに、偽造対策が強化されました。

▼伊藤博文の千円札について詳しくはこちら
→伊藤博文の千円札はどれくらいの価値がある?買取相場や高額になるお札の特徴などを解説

夏目漱石(なつめそうせき)

夏目漱石は明治時代に活躍した小説家であり、近代日本文学に大きな影響を与えた人物です。「吾輩は猫である」や「坊っちゃん」などの代表作は、現在でも教科書に掲載されるなどして語り継がれています。

夏目漱石は、1984年から2007年まで発行された千円札に採用され「夏目漱石D号券」として流通しました。軍人や政治家が肖像画に採用されることが一般的でしたが、夏目漱石D号券は初めて文化人が採用され、日本の文化的側面が強調されています。

表面には夏目漱石、裏面には日本の自然を象徴する動物として「タンチョウ(鶴)」が印刷されました。また、目の不自由な人が紙幣を触って識別できるように、識別マークが初めて導入されたのも「夏目漱石D号券」です。

偽造防止のためにマイクロ文字が初めて導入された日本紙幣としても注目されました。マイクロ文字とは、コピーなどでは再現が難しく、肉眼でも判別できないほど非常に小さな文字や数字です。

日本の紙幣は、現在発行されているものを含めて「NIPPONGINKO」というマイクロ文字が印刷されています。

野口英世(のぐちひでよ)

野口英世は、明治から昭和にかけて多大なる功績を残した細菌学者です。

細菌学の分野では特異な才能を発揮し、とくに梅毒病原体と黄熱病の研究に情熱を注ぎました。若くして病死しますが、野口英世の研究は世界の医学を発展させ、現在も医学を支える基盤となっています。

野口英世の千円札は「野口英世E号券」として、2004年から製造されています。表面には野口英世、裏面には富士山と桜が印刷され、日本を代表する図柄となっています。

野口英世E号券には当時の最先端技術が導入され、日本で初めてホログラムを採用、パールインキや潜像模様といった最新の偽造防止策が施されました。

ホログラムは見る角度によって異なる画像が浮かび上がる技術で、パールインキは光沢や色の変化を生み出します。

北里柴三郎(きたざとしばさぶろう)

北里柴三郎は「近代日本医学の父」と呼ばれ、医学・細菌学の発展に貢献した生物学者です。

破傷風菌の純粋培養と血清療法を確立するなど、感染症治療を大きく進歩させたといわれています。また、私立伝染病研究所を設立し、後進の育成にも力を注ぎました。

北里柴三郎は2024年から発行されている千円札に採用され、感染症対策や公衆衛生が重要視される現代を象徴する紙幣となっています。表面には北里柴三郎、裏面には浮世絵師・葛飾北斎の代表作「富嶽三十六景(神奈川沖浪裏)」が描かれ、絵画的要素の強い点が特徴です。

偽造防止策には世界で初めて3Dホログラムが採用され、見る角度によって北里柴三郎の顔の向きが変化する仕様となっています。額面はアラビア文字で「1000」が大きく表示され、国際的配慮がされています。

千円札の買取相場は?

千円札の買取相場は?

千円札の買取相場は、ほとんどが額面通りといわれています。聖徳太子以降の千円札は現在も貨幣として有効であるため、買取価格が額面以上になることは極めて稀です。

しかし、日本武尊の千円札は流通期間や発行枚数が非常に限定的であることから、額面以上の買取価格がつくでしょう。

買取相場は数千円から数万円とされており、状態が良好であるものはさらなる高額買取が期待できます。未使用の日本武尊千円札に数十万円という価格がついたという話もあるほどです。

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価値が高い千円札の特徴

  • ・未使用
  • ・エラー紙幣
  • ・記番号がレア

千円札は、ほとんどのケースで額面通りの価値しか認められませんが、上記のような特徴をもっていると高額買取される可能性があります。

未使用

種類にもよりますが、未使用の千円札はコレクターに需要があるため、額面以上の買取価格で取引される可能性があります。

未使用品であるかどうかは、折り目やシワ・汚れの有無、角が丸くなっていないかなどで確認できるでしょう。また、パリッとした新札特有の手触りでも見分けられることがあります。

しかし、未使用というだけでは高額になることが少なく、エラー紙幣であったり記番号がレアであったりとその他の高価買取の条件を同時に満たしていないと、高い価値が認められない場合もあるでしょう。

エラー紙幣

  • 印刷ミス・・・図柄の印刷ズレや欠け・抜け
  • 裏写り・・・表裏の絵柄が片面に重なっている
  • 裁断ミス・・・紙幣が正常な形に裁断されていない
  • 液だれ・・・インクが紙幣に垂れている
  • めくれ・・・破れたりめくれたりした部分に印刷されている

エラー紙幣とは、紙幣の製造過程で何らかの不具合が生じ、本来のデザインや形とは違った状態になっている紙幣です。

流通前の検品作業ではじかれることが通常ですが、稀に検品をすり抜けて流通してしまうものがあります。

そういったエラー紙幣は希少性が高く、コレクターが注目しているため、高額買取が期待できるでしょう。

記番号がレア

記番号とは、紙幣1枚1枚に割り振られた識別番号で、アルファベットと数字を組み合わせた形式で表されます。

記番号がゾロ目やキリ番など、レアな並びをしているものは高額で取引されることがあるでしょう。

その他、記番号が若いものや最後の製造ロットであることを示す「Z」ではじまって「Z」で終わっているものなども、高く評価されます。

ものによっては数百万円という価値がつく紙幣もあるため、千円札においても記番号は注目すべき要素です。

▼記番号について詳しくはこちら
→お札の番号がレアなものは高額になる?レア番号の種類と買取価格を紹介

おわりに

千円札の歴代人物は、日本武尊にはじまり聖徳太子、伊藤博文、夏目漱石、野口英世と歴史を刻み、現在は北里柴三郎が採用されています。

千円札は戦後のインフレーションに対応するための高額紙幣として発行され、現在も使い勝手のいい額面として日常使いされている紙幣です。

ほとんどの千円札は額面通りの価値ですが、日本武尊の千円札は希少価値が高いため、高額買取されるでしょう。

その他、未使用品やエラー紙幣、記番号がレアな千円札も額面以上の価値が認められる可能性があります。

日晃堂は、千円札をはじめさまざまな紙幣を取り扱い、多くのお客様にご満足いただいてきました。プロの査定士が丁寧に査定し、需要などを見極めた適正価格をご提示いたします。

千円札など紙幣の買取は、日晃堂にお任せください。

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