長野オリンピック5000円硬貨の買取価格は?種類やレア度、素材などを解説

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長野オリンピック5000円硬貨の売却を考えているものの、
「長野オリンピック5000円硬貨の買取価格は高い?」
「長野オリンピック5000円硬貨はレアなの?」
といった点が気になる方も多いはずです。
この記事では、長野オリンピック5000円硬貨の買取価格について知りたい方のために、価値などをまとめました。種類別の特徴やレア度などについても触れているため、ぜひ参考にしてください。
目次
長野オリンピック5000円硬貨について
長野オリンピック5000円硬貨は、1998年(平成10年)に開催された長野冬季オリンピックを記念して発行されました。
長野オリンピックは、日本の長野県長野市を中心に行われた第18回オリンピック冬季競技大会です。
日本にとっては1964年の東京オリンピック、1972年の札幌冬季オリンピックに続く3回目のオリンピックで、平成時代唯一のオリンピックとなりました。
この国家的イベント開催を記念し、大会を盛り上げるための特別な硬貨が合計9種類発行されています。長野オリンピック5000円硬貨はそのなかの一部です。
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長野オリンピック5000円硬貨の種類別買取価格
- 素材:銀92.5%/銅7.5%
- 直径:直径30mm
- 量目:15g
- 種類:アイスホッケー・バイアスロン・パラリンピック滑降
長野オリンピック5000円硬貨は銀を92.5%含んだ銀貨で、デザインは「アイスホッケー」「バイアスロン」「パラリンピック滑降」の3種類が製造されました。
それぞれ時期をずらして500万枚ずつ計1,500万枚が発行され、長野オリンピックの注目度を向上させたとされています。
表面は種類によってデザインが異なり、裏面は国指定の特別天然記念物であり長野県の県獣に指定されている「ニホンカモシカ」が3種類すべてにレリーフされました。
ここでは、種類別に発行時期や特徴、買取価格などをみていきましょう。
アイスホッケー
長野オリンピック5000円硬貨の第一弾として製造されたのは『アイスホッケー』がデザインとして採用された銀貨です。
表面の図柄はスティックでパックを操りながら氷上を滑る選手で、1997年2月7日に発行されています。アイスホッケーはチームスポーツの代表的競技であり、とくに盛り上がりを見せる人気のスポーツです。
大会の華やかさや迫力を象徴する銀貨として需要があるため、買取価格は額面以上になることが多いとされています。
しかし、大量に発行されたことから5,000〜8,000円が相場となっており、単体では額面を大きく超えるほどのプレミアはつきません。
バイアスロン
バイアスロンは長野オリンピック5000円硬貨第二弾のデザインに採用され 1997年8月7日に発行されました。
バイアスロンはクロスカントリースキーとライフル射撃を組み合わせた競技で、長野オリンピック5000円硬貨にはライフルで的を狙っている様子がレリーフされています。
雪上でライフルを使用するユニークな冬季スポーツをデザインに採用することで、コレクターなどの興味を引いて長野オリンピックへの関心をより高めたとされています。
また、当時の日本でバイアスロンはメジャーではなかったため、記念硬貨を通してバイアスロンの認知度拡大にもつながりました。
買取相場はアイスホッケーと同じく5,000〜8,000円で、レア度は高くありません。
パラリンピック滑降
長野オリンピック5000円硬貨の最終シリーズには「パラリンピック滑降」が採用されました。
障害を持つトップアスリートが出場する「パラリンピック」から選ばれた、花形ともいわれている「滑降(アルペンスキー競技)」という競技です。
表面にはパラリンピック選手が雪の斜面を滑降し、躍動感あふれる様子が刻印されています。1998年2月に発行され、大会の全体像を完成させる銀貨として注目されました。
買取相場は他の2種類と同じ価格帯である5,000〜8,000円で、高額買取への過度な期待はできないでしょう。
プルーフ貨幣
- ・3種プルーフ貨幣セット
- ・2種プルーフ貨幣セット
長野オリンピック5000円硬貨には、上記のセットでプルーフ貨幣が販売されました。プルーフ貨幣とは、表層を磨き上げて鏡面仕上げになっている硬貨です。
3種プルーフ貨幣セットは5000円銀貨に加え、1万円金貨と500円白銅貨がセットになっており、2種プルーフ貨幣セットは5000円銀貨と500円白銅貨がセットになっています。
セットに含まれているプルーフタイプの長野オリンピック5000円硬貨は、単体であっても通常版より高額になる可能性があるでしょう。
また、セット内容の付属品がそろっている状態であれば、3種セットは数万円から数十万円、2種セットは7,000円から1万円程度が買取相場といわれています。
長野オリンピック5000円硬貨を高く売る方法
- ・付属品を一緒に出す
- ・セットで出す
- ・専門の買取業者に依頼する
長野オリンピック5000円硬貨は500万枚ずつと大量に発行されていることから、3種類すべてレア度が低いとされています。
額面以上になることはあっても、大きく上回る高額買取は期待できないでしょう。しかし、上記3つのポイントを押さえると査定額も向上する可能性があります。
付属品を一緒に出す
長野オリンピック5000円硬貨を単体で購入した場合、付属品がついていない場合があります。
購入後に自分で「コインホルダーなどに入れた」や「鑑定に出したから鑑定書がある」などであれば、コインホルダーや鑑定書などを付属品として査定に一緒に出してみましょう。
買取後に流通させやすい状態の硬貨は、買取価格の向上が期待できます。
また、3種プルーフ貨幣セットなどセットの状態で購入した場合は、専用ケースや外箱、説明書など購入時に付属していたものを一緒に出すと買取価格のアップにつながるでしょう。
セットで出す
セットで購入したものはセット内容をそろえて査定に出すと、ひとつずつ査定に出すよりも高額になる傾向にあります。
また、単体で購入した長野オリンピック5000円硬貨を3種類すべて査定に出したり、同じ種類を複数枚出したりなどの場合も、査定額の向上が期待できるでしょう。
専門の買取業者に依頼する
長野オリンピック5000円硬貨は、記念硬貨の買取を得意としているプロの業者に買取を依頼しましょう。
レア度が低い記念硬貨は、適切な買取価格を提示できる査定士の在籍や流通経路の確立など、環境が整っている買取業者に持っていかなければ相場以下で買い取られる可能性があります。
そのため、公式サイトなどで記念硬貨の買取に強いかどうかを確認し、買取業者を厳選しましょう。
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おわりに
長野オリンピック5000円硬貨は1998年の長野冬季オリンピックを記念して発行され、アイスホッケー・バイアスロン・パラリンピック滑降の3種類が製造されました。
表面はそれぞれのスポーツをイメージした図柄、裏面は長野県を象徴する生物であるニホンカモシカがデザインされている銀貨です。
500万枚ずつ計1,500万枚発行されたため、レア度も低く買取相場は5,000~8,000円といわれています。
長野オリンピック記念硬貨の他の額面とセットで販売されたプルーフタイプなどは、通常版よりも高額買取されるでしょう。
また、付属品と一緒に買い取ってもらったり、セットで査定に出したりすると、査定額が向上する可能性もあります。
買取業者は記念硬貨の買取で高い実績を持っている専門業者を選びましょう。日晃堂は、長野オリンピック5000円硬貨をはじめ、さまざまな記念硬貨を買い取ってきました。
一流の査定士と確かな販路の確立が、高額買取を実現いたします。長野オリンピック5000円硬貨は、日晃堂にお任せください。
※記事内に掲載している買取価格は参考価格となり、買取価格を保証するものではございません。同様の作品であっても査定時の相場や作品状態などによって買取価格は変動いたします。
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