売れない着物の処分方法は?NPO法人への寄付や譲渡・リメイクなど捨てずに手放す方法を解説
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高価だったり着用回数が少なかったりする着物を手放す際、買取業者やリサイクルショップで買い取ってもらえないと、処分方法に頭を悩ませる方は多いでしょう。需要の低下などから「売れない着物」になってしまうケースは少なくありません。
本記事では、状態が悪い、サイズが小さいといった売れない着物の特徴をはじめ、NPO法人への寄付やリメイクなど捨てずに手放す方法を詳しく解説します。フリマアプリの活用や着物供養など、さまざまな選択肢をご紹介します。
思い入れのある着物を少しでも納得のいく形で手放せるよう、ご自身の状況に合った最適な方法を見つけてみましょう。着物の手放し方に迷っている方や、捨てるのは忍びないと感じている方は、ぜひ最後まで参考にしてください。
目次
売れない着物とは?
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売れない着物は、上記のような特徴を持っている傾向があります。
場合によっては買い取ってもらえる可能性もあるため、まずは買取業者に査定依頼するのがおすすめですが、高く評価されることは期待できないでしょう。
その理由について解説します。
状態が悪い
長年の保管で浮き出た茶褐色のシミや、湿気によるカビなどが目立っている着物は、買取されないケースがあります。
とくに白い生地が黄色く変色する「黄変」と呼ばれる種類のシミや虫食いは、専門家にしか対処できないため、補修や処置に費用がかかり査定額も低くなりやすいでしょう。
また、視覚的ダメージだけではなく、においや生地の劣化も着物としての価値を大きく損ねます。
防虫剤や古いタンス特有の臭気などが長年の保管で染みついてしまうと、簡単に取り除くことはできません。生地の劣化に関しても、高品質な正絹は経年劣化によって弱くなりやすく、少しの衝撃で破れが生じてしまうことも。
このように状態が悪化して着用に向かなくなってしまった着物は、買い取られない可能性が高いとされています。
サイズが小さい
着物は買取の際にサイズが重要視されます。現代人は昔の人に比べると手足が長く身長も高い傾向にあるため、小さい着物の需要はあまりありません。
着物を着こなすには自分の身長と同じくらいの身丈が必要といわれており、現在の平均身長から考えると150cm以下の着物は買取されない場合が多いでしょう。
生地に余裕があれば仕立て直しも可能ですが、もともとのサイズが小さいものを物理的に大きくすることは難しく、再販時のターゲットが極端に狭まってしまいます。
そのため、状態が良好であってもサイズが小さいものは値段がつかないケースも少なくありません。
素材が安価で格が低い
ウールやポリエステルなどの安価な素材でできている着物は、もともとの定価が低いため、買取対象とならないことがほとんどです。
また、現在の着物は主な活躍シーンが冠婚葬祭などフォーマルな場であり、中古市場でも礼装として着用できる格の高い着物が求められています。
そのため、カジュアルなシーンで着られる格が低い着物は売れにくく、買取を断られる可能性があります。
証紙・落款がない
着物の証紙や落款は、着物の品質やブランドなどを客観的に証明するものです。証紙や落款がない着物は産地や作家を客観的に示しづらく、査定で不利な傾向となりやすいでしょう。
価値を保証する証紙や落款がなければ再販の際も需要が著しく下がることから、買取されないケースも。また、運よく買取されたとしても、落ち着いた買取価格となることがほとんどです。
ただし、専門家が技法や品質から判断できる場合もあるため、あきらめずに買取業者に見てもらいましょう。
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売れない着物の処分方法
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買取業者やリサイクルショップなどで着物が買い取られなかった際は、上記の方法で手放すことを検討してみましょう。
着物は高価であったり、冠婚葬祭など特別なシーンで着用したりするため、売れないからといって簡単に破棄できるものではありません。
寄付や譲渡、フリマアプリ、リメイクといった方法をとれば、破棄以外の形で手放すことも可能です。
詳細について解説します。
寄付
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NPO法人や福祉施設、作業所、自治体などで、着物の寄付を受け付けている場合があります。
NPO法人では、不用になった着物を回収して、リユースや支援活動(例:ワクチン寄付等)につなげる取り組みも活発です。
福祉施設や作業所では、リメイク小物の制作材料として再利用するために重宝されます。また、自治体運営のイベントやサービスなどで、着物の寄付が募られるケースもあるため、調べてみるのも1つの方法です。
譲渡
親戚や知人に着物を求めている人がいれば、譲渡する方法もあります。黒留袖や振袖が親戚や知人の間で受け継がれるのは、よくある話です。
最近では譲渡専用のアプリもあり、知らない人に着物を譲ることも簡単にできるようになりました。ただし、面識のない人と取引をするにはリスクがあります。
譲渡であれば対面で手渡ししなければならないこともあり、トラブル回避のために細心の注意が必要です。
フリマアプリ・ネットオークション
フリマアプリやネットオークションで出品し、着物の購入希望者を募ると買い取られる可能性があります。
リメイク素材として着物を求めている人や、着付け練習用の着物を手に入れたいと考えている人などに需要があります。買取業者などで売れなかった着物を出品するため、利益を求めすぎた価格をつけると手放せないでしょう。
出品手数料や送料などを加味し、適切な価格での出品が重要です。
着物供養
着物供養とは、神社やお寺で感謝の念を込めて着物をお焚き上げをしてもらう方法です。親の形見や長年大切にしてきた着物に対して、精神的な区切りをつけられます。
一部の寺社では郵送で受け付けてくれる「着物供養サービス」が提供されており、供養料を納めると着物をお焚き上げしてもらえるでしょう。
物理的に売る・譲るが難しいダメージ品でも供養という形をとれば着物を見送れるため、終活や遺品整理の手段として選ばれています。
リメイク
ポーチやクッションカバーなど、着物で別の製品を作る際の素材として使用し、生まれ変わらせる方法もはやっています。
ものによっては自分で簡単にリメイクできるため、挑戦してみるのもいいでしょう。また、裁縫が苦手な場合は着物リメイク専門店やハンドメイド作家などに相談すると、プロが仕立てたリメイク品を手に入れることが可能です。
一定の費用は発生しますが、着物を無駄にせず別の形で活用できる点に人気が集まっています。

大学
数は少ないですが、大学でも着物の寄付を受け付けているところがあります。
タンスに眠っている着物を次世代に受け継いだり、着物の伝統文化や魅力を若者に伝えたりするイベントが企画されていることもあるため、売れない着物を受け取ってもらえる可能性があるでしょう。
大学の学生が企画したイベントで寄付する際は、イベントの趣旨を充分理解したうえで着物を寄付する必要があります。
たとえば「若者に着物を受け継ぐ」という趣旨であれば、寄付された着物を着用することが前提とされるため、着用に向かない状態の着物を寄付することは避けましょう。
不用品回収業者
処分した着物が大量にある場合は、不用品回収業者に依頼して引き取ってもらう方法もあります。
引き取られた着物は、業者の采配によって資源としてリサイクルされたり、海外で再販されたり、破棄されたりします。
回収された着物の行方を追うことはできず、再利用されたのか捨てられたのかはわからないでしょう。
費用も発生する点がデメリットですが、着物の状態を問わずすべて引き取ってくれるほか、1日で作業が完了するため、手間が最小限に抑えられるでしょう。
自治体のごみ回収
売れない着物の処分方法として最終手段となるのが、自治体に廃棄物として回収してもらう方法です。
自治体のルールに従って出せば、資源ごみや可燃ごみなどと一緒に回収してもらえるでしょう。心理的に抵抗がある方法かもしれませんが、致し方ない場合があるのも事実です。
まずは、買取業者に査定してもらい、買取がされないことを確実なものとしたあと、さまざまな方法とともに検討するといいでしょう。
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売れない着物は、日晃堂の無料査定を利用してみましょう。
おわりに
「もう着ないけれど、捨てるのは忍びない」という着物の処分は、多くの人が直面する切実な悩みです。
シミやカビなどの状態不良、サイズの小ささ、証紙や落款の欠如といった理由で、買取業者から「売れない」と判断されるケースは少なくありません。
売れない着物は寄付や譲渡、フリマアプリなどでの出品、リメイクなど、捨てずに手放す選択肢が存在します。お寺などで提供されている着物供養サービスを利用し、感謝を込めて見送るのも遺品整理などで選ばれている方法です。
それらの方法を活用できない場合は、不用品回収業者や自治体のごみ回収を利用することもできます。
しかし、その前にぜひ日晃堂へご相談ください。
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