価値のある掛軸をご紹介します。



      2018/05/15

掛軸の価値
掛軸の価値

価値のある掛軸の特徴をご紹介します

掛軸って床の間に飾ってあるだけで、それだけで由緒ある格式の高い水墨画に見えたりしますよね。しかし掛軸に価値があると言われても、知らない人にとっては自分が持っている掛軸に価値があるなんて到底思えないと思いませんか?

もちろん掛軸の価値はピンキリでどこにでもあるような流通品から本当に高価な作品まで様々です。そこで今回は価値のある掛軸を見分ける簡単な方法と特徴をご紹介します。

価値のある掛軸01:作家物かどうか

種類を問わず、掛軸の価値を調べる一つの方法として、重要なポイントが作家物かどうかです。有名作家の掛軸の価値は非常に高額です。作家物かどうかの調べ方としては掛軸の表裏どこかに作家の落款やサインがありますので、それを確認しましょう。

落款(らっかん)とは、落成款識(らくせいかんし)の略語で書画を作成した際に製作時や記名 識語(揮毫の場所、状況、動機など)、詩文などを書き付けたもの、またその行為を言います。その文を款記といい、その時捺す印章を落款印と言います。ここで言う落款の確認とは署名用の印そのものを落款と称しています。

落款やサイン自体が難しく読めない作家も数多くいますので、自分で調べても価値が分からないという事でしたら日晃堂では無料相談も受け付けています。

価値のある掛軸02:掛軸が描かれた年代

掛軸の価値は古ければ古いほど高い可能性が上がるといえます。その理由は、掛軸の価値が高い大きな理由の一つに「希少性」が問われるからです。極端な例ですが、1200年代と1800年代に流通していたとされる掛軸を比べると、現存している数は「1200年代に流通していた掛軸」の方が当然少ない為、希少性が高い、つまり掛軸としての価値が高いことになります。

では日本における掛軸の歴史についても紹介します。
掛軸は飛鳥時代に仏教受容と共に中国より朝鮮半島経由で日本に伝わったとされており、当初は大寺院などに見られる仏画が中心であり、鑑賞用の絵画ではありませんでした。しかし、鎌倉時代末になると禅宗と共に水墨画が大量にもたらされ、日本でも達磨のような禅宗特有のモチーフが多く描かれるようになり、山水・花鳥をはじめとする宗教画ではない鑑賞用絵画も描かれるようになっていきました。

掛軸に描かれた画題も神仏・人物・動物・花鳥・山水と様々であり、障屏画と比肩する大画面のものから、絵巻のような小画面のものまで見られるようになりました。特に応永年間(1394-1427)を中心に五山の禅僧の間で詩画軸が流行したこともあり、この時代日本において掛軸の需要は大幅に増えたと考えられます。

その後室町時代に入ると唐物(中国からの伝来物)が重宝され、掛幅の輸入量はピークに達し、中国絵画の国内需要に供給が追いつかなくなりました。そこで足利将軍に仕え芸術に秀でた同朋衆と呼ばれる者のなかでも、能阿弥・芸阿弥・相阿弥らは、中国絵画を手本にして水墨画を描き、当時の絵画需要に対応していました。

さらに応仁の乱の頃より、掛軸はこれまで主流であった絵巻に代わり盛んになりはじめました。これは貴族の力が衰退し、下克上の世へと社会の急激な変化が起こった結果、公家や貴族といった上層階級から武家や町衆へと芸術を鑑賞する対象が広がり、日本文化≠京都文化(貴族的な国風文化)となったためと考えられます。

茶の湯の発展もまた掛軸の世界に新たな風を吹き込んだと言えます。茶会で用いられる掛軸も初めは宋元の水墨画や花鳥画などの小品が中心でしたが、十五世紀半ばから十六世紀初頭にかけ、茶室に床の間が作られるようになるとともに、茶人の村田珠光や武野紹鴎が書や古筆を用い、これまで禅とは疎遠であったものも茶掛けとして床の間に掛けられるようになりました。

江戸時代に入り社会が平和で安定すると道釈人物画や吉祥画などを主題とする三幅対が多く描かれるようになりました。また元禄頃から町人の力の増大に伴い、文人画家や写生派、浮世絵師といった狩野派以外の画家が人気を博し、酒井抱一のように描き表装を試みる者や日本三景をはじめ三美人図など三幅対の形式に合わせた新しい画題を描く者が出てきました。庶民の間でも浮世絵をはじめ、大津絵のような民画が広まり、それに伴う廉価な掛軸も作られるようになりました。このころまでに、掛軸は屏風と並ぶ日本を代表する絵画形式になっていきます。

明治に入り、新しい風が吹くと日本の絵画界も大きく変化しました。日露戦争に勝利すると日本の西洋化は急速に進み、一部の画家は西洋画に憧れ日本画を離れて行く事になります。たいていの日本美術史の解説書を見開くと明治時代の絵画として高橋由一、黒田清輝等の油絵作品が大きく紹介され、まるで日本絵画界すべてが西洋化した印象を受けますが、実際は西洋画を描いたのはごく一部の画家であり、庶民の生活の中で絵画を言えば、まだまだ日本画を指し、多くの画家は今まで通り日本画を描いていました。

庶民の住居にも床の間がつくられ、掛軸はどこの家庭でも目にすることが出来る身近なものとなりました。

価値のある掛軸03:入手経路を調べる

これは一つの参考的な手法ですが、たまたま掛軸が見つかったという場合は、その掛軸がどのように入手されたのかという入手ルートを調べてみましょう。
基本的に有名作家で価値の高い掛軸作品は「しかるべきルートで入手した」というパターンが多いです。例えば、「骨董集めに熱中していた人の大切なコレクションをもらった」や「偉い人から譲り受けた」というような場合です。こういった然るべき入手ルートが判明した場合は、それだけでも価値の高い可能性が高いと言えます。

掛軸の価値を見抜くまとめ

掛軸の価値を見抜くポイントは「作家物の有無」「時代の古さ」「入手経路」という三点に着目してみましょう。

掛軸の価値は一概に言えず、日晃堂のように掛軸を専門とする業界の人間であれば、きちんとした鑑定の上で、掛軸としての価値を査定いたしますが、掛軸に興味がない方であれば上記を参考にしてみると良いかと思います。掛軸の価値を正確に査定となると知識と経験、そして市場での相場を把握しなければならない為、素人には不可能です。ネットにも情報が全然なく、オークションでの落札情報も掛軸の価値を調べる上では参考にならないので、専門家に査定を依頼しましょう。

その際には日晃堂にお任せください。
私たち日光堂は専門の査定員と海外を含めた豊富な販売経路等にも自信があるのでお客様からのご相談をお待ちしております。

また、日晃堂では査定のみのご依頼に関しても喜んでお待ちしています。もちろん無料で対応させて頂きますのでお気軽にお問い合わせください。

あなたの大切な掛軸を売るのであれば、どこよりも掛軸を高価買取する自信がある日晃堂にお任せください!

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