掛軸の種類を紹介します

   

掛軸種類
掛軸種類

掛軸の種類にはどんなものがある?

掛け軸と一口に言っても図柄は様々です。好きなものを飾ってもいいのですが、用途に合わせていろいろな種類、を使い分けるのが飾り方の基本です。自然の風景や美人画、縁起の良いとされるものまでいろいろな種類がありますから、用途に合わせて掛け替えると掛け軸の魅力をより引き出すことができます。

掛け軸の種類を用途別に分類すると「祝儀掛け」「節句掛け」「花鳥画」「動物画」「山水画」「神仏画」などがあります。それぞれ相応しい図柄の掛け軸は決まっていますから、用途に合わせたものを飾るようにすることをおすすめします。今回はそんな掛軸の種類を簡単に説明していきます。

まず、掛け軸の表紙には、真・行・草という格式があります。そして3つの格式ごとにさらに真・草・行の格式があります。
これは、必ずしも格上の掛け軸がいいかといいますと、そんなことはありません。掛け軸は本紙(絵画や書)の内容によって、ふさわしい形に仕上げるのが最も美しいとされています。ものすごくシンプルな水墨画に荘厳で豪華な表紙は似合うとは言い切れませんので。

  • 真の真/真の行/真の草
  • 行の真/行の行/行の草
  • 草の行/草の草

草の形式には真がないため、全体で八式となります。この様式は、茶道の真・草・行三体に通じるものとして相阿弥が確立したと言われています。

【真・行・草】とは

書道の書体の類型を示す言葉で日本人の美意識の表現として広く用いられた言葉です。書道の普及とともに格式が高く整った真、その対極に位置する破格の草、両者の中間に位置する行を3段階の様式表現の用語として書道以外のさまざまのジャンルでも用いるようになりました。しかし面白い事に中国にでは真がもっとも正統なる格式として高い価値と考えられ行と草は真に次ぐものとされるのに対し、日本的美意識ではこの三者は等価値、もしくは草こそもっとも成熟したものであるという、価値観の逆転現象が起きています。

特に不完全の美ともいうべき「侘び」「冷え枯れる」といった美意識が注目されくずすことによって、より精神性の高い「侘び」の極地に至ろうとする思想が生まれたのは大変興味深いですね。本紙(絵画や書)の内容として代表的な物として次のような種類があげられます。全てではありませんが紹介していきます。

【祝儀掛け】

「祝儀掛け」とは結納や結婚、正月などお祝い事やおめでたい日に飾る掛け軸です。用途としてはめでたい日を祝うためのものですから、書かれている図柄の種類もおめでたいとされる松竹梅や鶴亀、旭日や高砂などです。出産にはこどもの成長を願って鯉の滝登りを飾るなど、祝い事の中にもふさわしいものがありますから用途に合わせてふさわしいものを飾りましょう。

【節句掛け】

「桃の節句や端午の節句など、節句に合わせて飾られるのが節句掛けです。節句掛けは飾られる時期が限定されているため、図柄も節句ごとにふさわしいものが決められています。端午の節句なら兜や虎など男児の健やかな成長を願うのにふさわしいものを、桃の節句にはお雛様や桃など女児を祝うのに縁起の良いものが好まれます。

【花鳥画】

花や鳥が主体となった「花鳥画」は日本画の図柄としては非常にスタンダードな種類であり、様々な用途に合わせることができます。日常的に飾るのにも適していますし、季節の花や鳥を飾れば季節感を演出することができます。お客様をお迎えする時などにもふさわしい図柄です。

【動物画】

動物が書かれた「動物画」も人気があります。勇猛な虎や龍は日本画の定番ですし、縁起の良い鯉も広く好まれます。動物の力強さが好まれるため、こどもの成長を願って魔よけの用途で書けたり選挙祝いや昇進祝いなどの用途にも用いられます。

【山水画】

山や川の風景が描かれているのが「山水画」です。山水画は落ち着いて上品な図柄なので、いろいろな用途に使えます。年中掛けとして普段部屋に飾っておくのもいいですし、新築祝いにもふさわしい種類となっています。 山水画や風景画の中でも富士山が描かれたものをは日本人に非常に好まれる種類の掛け軸で、富士の持つ神聖さやめでたさにあやかって幸運を招くためにかけられることもあります。富士画の中にもいろいろな種類があり、赤く染まった赤富士や雪景色の富士など同じ富士画を飾るのでもどのような富士が描かれているのかによって印象はガラリと変わります。

【神仏画】

神事で掛ける掛け軸と仏事などで使用します仏画や名号などがあります。両方を総じて神仏画として呼ばれています。

【神事画】

天照皇大神などの神道の掛け軸や七福神や天神様など「神」に属するイメージの構図を「神号」や「神事画」とする場合もあります。

【仏画】

仏様や菩薩様が描かれているのが「仏画」です。仏画は他の種類とは少々ことなり、美術品として飾るだけではなく仏様をお祭りするという用途が含まれています。家を守ってもらうという意味を込めて仏画を飾るケースも多く、単に飾るだけでなくお茶などをお供えすることもあります。仏像と同じような扱いになる場合もあるので、飾る場所は慎重に選び丁寧に扱うことが望まれます。仏事掛けが仏事があった時に飾る掛け軸です。法要や弔事、お盆やお彼岸などに飾られる掛け軸なので、相応しい図柄は限定されます。仏画やハスの花、書などの種類がふさわしいものになります。


掛け軸にはいろいろな種類があり、それぞれの用途ごとにふさわしい図柄というものは大体決まっています。仏事なのに祝掛けを間違って飾ってしまっては大問題ですから、どんな時にどんな図柄を飾ればよいのかを知っておきましょう。掛け軸を上手に使い分けることができれば、より一層魅力を引き出すことができます。

掛軸の種類は掛軸の買取価格に関係ありません

上記以外にも掛軸の種類は数多くございますが、掛軸買取においてはこういった掛軸の種類は特に関係ありません。掛軸の種類が花鳥画や山水画であったとしても、その掛軸に芸術的価値が見いだされるならば高価買取いたします!

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