菊花石とは?特徴・価値を解説!

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菊花石(きっかせき)は、鑑賞石として長い歴史を持つ石のひとつです。古くから愛好家の間で珍重されてきた石であり、当時から物によってはかなり高い価値がつけられていました。
ここでは、そんな菊花石の特徴や価値についてまとめています。
菊花石とは?
菊花石とは、その名の通り“菊の花”のような模様が出ている石のことを指します。
玄武岩などの塊の中に放射状の模様があり、それが菊の花に似ているということで鑑賞の対象になったことから、鎌倉時代あたりから始まった鑑賞石の世界で“最高峰の石”という扱いを受けました。
中でも、岐阜県本巣市の根尾谷の菊花石は、その美しさから“最高の菊花石”とされています。かつては盛んに採掘がおこなわれていましたが、現在では国の特別天然記念物に指定されていることもあり、新たに採取することは禁止されています。
なお、現在に至るまで菊の花のように見える模様が何であり、どのような原因で出るものなのか、はっきりとしたことは分かっていません。
一説によれば、何らかの原因で玄武岩の内部にヒビが入り、その部分に石英や炭酸カルシウムの鉱物などが入り込んで模様になったといわれています。
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菊花石の価値
見た目に美しく、古くから“価値のある鑑賞石”として知られていた菊花石は高い価値を誇りました。昭和の半ばに鑑賞石が大ブームとなった頃には、1000万円の値がついたものもありました。
現在では、鑑賞石が当時ほどの盛り上がりを見せていないこともあってそれほど高価な菊花石はなかなかありませんが、それでも一定以上の価値を持っています。形状や大きさ、模様の美しさなどで価値が決まり、物によって数千円から数万円の差が開くことも珍しくありません。
今では、かつての名産地である根尾谷での採取が禁じられていることもあり、その希少性は高いといえます。
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