不要な象牙を処分したい時はどうすればよい?
相続や贈与などで象牙を手に入れても、象牙に興味がなければ処分を考えるかと思います。しかし、ひとえに象牙の処分といっても大きさや品物によって様々な方法がございます。
例えば、全形を保持していない細かな象牙製品の様な比較的小さな品物であれば通常のアクセサリー同様に処分する事も可能ですし、全形を保持している象牙製品、いわゆる象牙の置物であれば専門業者に処分を依頼したり、または博物館に寄贈する方法等がございます。この様に象牙製品の処分方法は様々ございますが、象牙を処分する事は大変もったいない事です!象牙を処分するくらいであれば専門の買取業者へ象牙買取を依頼する事をおすすめします!
象牙は処分ではなく買取をおすすめする理由
象牙は処分ではなく買取をおすすめする主な理由は象牙の希少価値とその取り扱いの難しさにあります。
環境省のホームページに象牙についてこの様に記載されております。
【アフリカゾウの保全及び象牙取引に関する我が国の考え方と取組み】
私たちは、野生生物を絶滅させることなく、持続可能なかたちで利用しながら、将来にわたって次世代に引き継いでいかなければなりません。象牙についても、我が国ではこれまで、歴史的・文化的に、古くは根付、印籠、櫛、箸などの日常的な生活用品、近代では印鑑、和楽器などの原材料に利用されてきました。しかし、アフリカゾウは、密猟と象牙の違法取引によってその個体数を大きく減らした時期があります。このため、1990年にワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)の下で象牙の国際取引は原則禁止となりました。
日本では、象牙等の国際取引を規制するワシントン条約の実効性を高めるために、1992年に「種の保存法」を制定し、その後の改正により、違法な象牙の国内取引を防止するための管理制度の創設を行い、その適切な運用に努めてきました。
今後もアフリカゾウの保全を図りつつ、その持続的な利用を可能とするために、合法的に輸入された象牙のみが国内で適正に取引され、それらが厳正に管理されることが重要です。一人一人がルールを守ることが、違法取引を防ぎ、アフリカゾウをはじめとする野生生物の保全につながります。
要は、「我が国ではこれまでに日常的な生活用品、近代では印鑑、和楽器などの原材料に象牙を利用してきましたが、1990年にワシントン条約の下で象牙の国際取引は原則禁止となりました。皆さんアフリカ象を守る為にも象牙の取引・管理においてはルールを守りましょう」という事です。
その他にも象牙を扱うに当たって買取をおすすめする次の様な理由があります
象牙には高い価値がある
興味がない方にとっては象牙の置物は特に価値を感じないかと思いますが、象牙自体が高級な素材ですので象牙素材の品物は基本的に高い価値があります。そのため、全形を保持した象牙や彫刻、象牙のアクセサリーは買取依頼をした方が高い価格で売る事ができます。価値を知らずに象牙を処分するよりも断然お得になります!
骨董品の種類によっては処分に費用が必要
全形を保持した象牙ともなると、そのサイズは非常に大きいので簡単にゴミとして象牙を処分する事は困難ですし、そもそも全形を保持した象牙は前述した様に「ワシントン条約」や「種の保存法」によって、取引や贈与に規制がかかっていますので、知らずに適当に象牙を処分してしまうと、罰則に問われる可能性もございます。
その為、全形を保持した象牙を処分する際には、専門的な業者にお願いする事になります。そうなると象牙を処分する際に費用が発生してしまいます。
象牙を処分する為に費用が必要ですが、買取となると逆に買取価格で利益を得る事が出来てこちらも断然お得です。
象牙処分は買取よりも手間がかかる
無料で象牙を処分する方法に、博物館へ寄贈するという方法がございますが、その際は基本的に持ち込みをしなければなりません。小さい象牙製品であればまだ楽かもしれませんが、全形を保持した象牙の場合は最新の注意を払わなければなりませんので非常に手間がかかってしまいます。
更に、象牙が偽物であったというような場合は引き取ってくれない事もありますので、そうなれば手間は更に増えてしまいます。
しかし、象牙の処分を買取業者へ依頼すれば、無料で自宅まで出張してくれ、その場で査定から買取までしてくれますので手間はほとんどかかりません。
その際、もし象牙が贋作だと判明しても贋作であれば粗大ごみとして処分する事も可能ですので、手間もそこまでかかりません。
象牙は処分する前に日晃堂へご相談ください
日晃堂では象牙の買取にも力を入れており、象牙を使用した作品の買取であればどこよりも高価買取する自信がございます。ですので「象牙を処分しよう」と思われましたら、まずは日晃堂にお気軽にご相談いただければと思います。
買取に至るまでの手数料等はもちろん全て無料ですし、象牙を専門的に視れるスタッフも在籍しておりますので、象牙に関するお悩みがあればお気軽にご相談ください!
「売るか処分するかも決まっておらず、とりあえず象牙について相談したい」といった場合でも日晃堂では「相談のみのお問い合わせ」も大歓迎ですのでご安心ください。