本日は、14代柿右衛門が手掛けた、有田焼の香炉をお買取しました。
14代目の酒井田柿右衛門は、2001年に重要無形文化財の色絵磁器の保持者となり、人間国宝の認定を受けました。「柿右衛門」は17世紀より栄え続けている名窯で、今も昔も有田焼を代表する陶芸界の巨匠。
その風光明媚な様式は西洋食器にも影響を与え、現在の白磁食器の礎といっても過言ではありません。
香炉は熱源を離し安全を確保する目的が第一ですが、観賞用としても評価が高い茶道具のひとつ。もちろん買取の際にも、その価値を最大限に評価し買取価格に反映させていただきます。
こちらのお品物は骨董市で購入したもので、お客様も中古品の状態で手に入れたとのこと。以前の持主様も観賞品としてお使いになられていたのか、ヒビひとつ見当たらない美品状態。くわえて共箱も含め一式お譲りいただき、買取価格が更に上がりました。ご売却、ありがとうございました。
ひとくちに香炉といっても様々な種類があり、茶道には勿論ですが仏事や香道などにも用いられ、その形状は多岐に渡ります。茶道具としても必要不可欠ですが、日晃堂ではひとつひとつを丁寧に鑑定し、お品物そのものが持つ価値を見極める査定を常々心がけております。鑑定の結果、茶道具に用いる香炉ではなかったとしても、当店では高価買取にて承ります。
香炉の高価買取であれば、日晃堂へ御用命くださいませ。