楽吉左衛門の買取ではどこにも負けない日晃堂です!
本日の茶道具茶碗は楽吉左衛門(樂吉左衞門)の楽茶碗です。
当代15代楽吉左衛門の黒楽茶碗をお買取しました!!
共布・黒塗外箱、十五代裏千家家元の鵬雲斎千玄室大宗匠の箱書です。
楽焼茶碗を制作する樂家が代々襲名している名ですが千家十職の中でも千利休の時代から結びつきがある歴史を持つ一家です。
楽家の窯は430年余変わることのない窯場と言われまさに一子相伝!技法は親から子を受け継がれてきました。
初代長次郎の茶碗は楽茶碗という名を持たず今焼と呼ばれていたようですね。
現在の楽焼の「楽」という名称は豊富秀吉より聚楽第の一字である「楽」を拝領したからと言われています。
茶の湯茶碗として始まった楽焼は
1.轆轤を使わず手捏ねで制作すること
2.低火度焼成の軟質施釉陶であること
3.内窯と呼ばれる独特の窯を使った徹底した一品制作であること
が特色です。
今回お買取した黒楽茶碗ですが見事な逸品です!
利休の侘びの思想・美意識が反映され艶やかな黒釉の肌がいいですね!
日晃堂では当代にかぎらず楽吉左衛門の黒楽茶碗や赤楽茶碗を高価買取しております。
ご売却の際にはぜひともご用命下さいませ!
ちなみに当代のご長男の楽篤人さんは当代より惣吉の花押を授かっています。
作品はまだまだ若々しいですが楽しみですねー。