絵画で高価な作品の特徴を紹介します。
美術品の値段を決めるのは、「美的な価値」×「稀少性」×「需要と供給のバランス」の3つが基本だといいます。ただ、美的な価値は文化圏によっても違いますし、あやふやなところがありますから、稀少性と需給バランスの2つが大きな役割を果たすことになります。そうした観点からすると、実は美的な価値は、価格に関してはあまり重要ではないともいえるのです。
つまり、必ずしも高い絵=いい絵ということにはならないわけです。
オークションは欲望と欲望がぶつかり合う場です。欲しい人が多ければ価格は上がり、何十億円で落札ということにもなります。でも、より高いほうがよりよい作品というわけでは必ずしもありません。この展覧会では、価格と美的な価値は実はそれほど明確な関係がないことを実感してもらいたいのです。世界の高価な絵画は、たいていヨーロッパやアメリカのギャラリーや美術館にあります。こうした絵画はとても価値が高く、競売にかけられると美術愛好家たちが大枚をつぎこんでも手に入れようとします。
絵画の価値はその年代や描いた画家によって変動しますが、一見なんの変哲もなさそうに見える絵が世界的に有名なゴッポやピカソの手によるものというだけで数十億というとんでもない値がつきます。このように絵画は高価なものと高価でないものの差が大きな品物です。それではその中で高価な絵画として査定される品物の特徴を説明します。
絵画の価値を見抜くポイント:作家物かどうか
前述しましたが絵画の種類を問わず、絵画の価値を調べる一つの方法として、重要なポイントが作家物かどうかです。
有名作家の絵画の価値は非常に高額で、絵画に関しては作家物であるかどうかが全てと言っても過言ではありません。
作家物の判断基準として分かりやすいポイントとしては「サイン」があげられます。作家はその絵画を完成させる為に文字通り全身全霊で描き上げます。そんな思い入れのある絵画を描き上げた時は必ずと言っていい程その作品のどこかにサインをします。一説には贋作の作家でも思い入れがありすぎて描き上げた贋作絵画のどこかにバレないようにサインを入れているそうです。
という事なので絵画の表裏どこかに作家のサインがありますのでそれを確認しましょう。竹久夢二やルノワール、ピカソなど非常に有名な作家はもちろんの事、絵画の作家のサインや落款は非常に読みづらい字体のものも多く、詳しい作家物絵画の価値を調べることは難しいと思いますので、自分で調べても価値が分からないという事でしたら、日晃堂でも無料で相談を受け付けています。
絵画が古いかどうか
絵画の価値は古ければ古いほど、昔の画家が描いた絵画ほど高い可能性が上がるといえます。その理由は、絵画の価値が高い大きな理由の一つに「希少性」が問われるからです。極端な例ですが、1200年代と1800年代に流通していたとされる絵画を比べると、現存している数は「1200年代に流通していた絵画」の方が当然少ない為、希少性が高い、つまり絵画としての価値が高いことになります。
絵画の価値は古さ以外にも作家物であれば「そもそもの作品の枚数が多いかどうか」といった点が重要ですので、「古ければ必ず高い価値がある!」とは一概に言えませんが、鑑定眼を持たない人であれば「古ければ古いほど絵画としての価値が高い」という事は一つの判断材料として考えていいでしょう。
とはいえそんなに古い絵画だと保存状態が心配です。大変「古い時代」の「有名な作家」の作品が「綺麗な状態」で現存していれば、ニュースになる程の価値がある事もあります。もしかすると、そのラッセンの横におもむろに飾っている絵画も調べてみると○千万もする貴重な作品かもしれませんよ。
絵画で高価な作品の特徴は2つです
時代と作家物かどうかで高価な絵画かどうかはある程度判断できます。ですが、特に重要なのは作家です。ネット検索をしてもあまり見つからない無名に思う作家であっても非常に高い価値を秘めている絵画の場合がありますので、作家物らしき絵画を見つければ、一度専門業者に相談しましょう。
絵画の価値を正確に査定となると知識と経験、そして市場での相場を把握しなければならない為、素人には不可能です。ネットにも情報が全然なく、オークションでの落札情報も絵画の価値を調べる上では参考にならないので、専門家に査定を依頼しましょう。その際には日晃堂にお任せください。
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