高い絵画っていくらくらいかご存知ですか?
ゴーギャン、セザンヌ、レンブラント、フェルメールなど有名作家の絵画は価値が大変高いというイメージがあると思います。実際、高い絵画は青天井のように高く、億を超えるほど高い価格で取引される絵画もあります。なんとウィレム・デ・クーニング『インターチェンジ』という絵画は336億円で取引されました。
ですが、そんな高い絵画が家から出てくることって実際にあると思いますか?高い絵画が家から実際に出てきたという例について紹介します。
1億を超える高い絵画
家から一億を超えるほど高い絵画が眠っている事はまずないと言えます。そこまで高額な希少性の高い有名作家の絵画となるとレベルが違う為、本物はまず美術館等が保有しています。もしくは、セレブが1億以上の価値があると分かったうえで保管しているかです。「家からたまたま見つけました」といって億を超えるほど高い絵画だったという可能性はないと思っていただいて構いません。
しかしルネサンスを代表する芸術家であるレオナルド・ダ・ヴィンチの絵画が見つかったという話もあるので夢は広がります。医師を引退したある男性が額にも入っていない14点の絵画をフランス・パリにあるオークションハウスのTajanに持ち込みました。これらの絵は男性の父親が収集していたもので、Tajanも比較的低価格のアイテムが出品されるオークションハウスとのことです。
Tajanで古典絵画のディレクターを務めるThaddee Prate氏が持ち込まれた絵を鑑定していたところ、その中の1点を見た時に、「単なる16世紀の絵画以上のセンスを感じました」とのことで古典絵画のアドバイザーで独立ディーラーでもあるPatrick de Bayser氏にセカンド・オピニオンを求めたところ「信じられないことだがレオナルドの作品ではないか」となったそうです。そしてなんと18億1900万円の価値があると評価されています。これは2016年3月の話です。
1000万円以上の高い絵画
1000万円を超える高い絵画となると、「家から見つかりました」という可能性はあります。このレベルの価値をもつ絵画だと基本的には有名作家の絵画になってきます。当然贋作も非常に多く、贋作ならば価値は大幅に下がります。
そして、こういった有名作家の絵画が見つかった場合は、入手ルートを調べてみましょう。例えば過去に「熱心な骨董品収集家からもらった」や「父が趣味で集めていた」、「セレブな人脈で入手した」といった感じです。
有名作家の本物の絵画となると、入手ルートもそれなりのルートからという事が多いので、入手ルートを調べると期待値が分かります。
日晃堂でも絵画とは全く別の買取依頼で査定に伺った御宅で、査定を進めていく中でご依頼主様が別の部屋の奥に無造作に置いてあった数点の絵画をさして「あれもタダでいいからまとめて持って帰って」と言われましたが、査定をしたところ実は有名作家の作品で高額買取させていただいた事もございます。
10万円以上の高い絵画
10万円を超える高い絵画は「家から見つかりました」というパターンは十分あり得ます。家から絵画が見つかり、作家のサインがあれば確認するといいでしょう。私たちも期待をしていなかった作品が実を言うと高い価値のある作品だったというような事がよくあります。
高い絵画は贋作が多いという事に注意です
有名作家の絵画は100万円以上の価値で取引されるものが多く、非常に価値が高い反面、贋作が溢れかえっています。
「有名作家の絵画」=「贋作」と考える人もいるほどです。
本当に価値のある絵画かどうかを知る為にも査定をすることをおすすめします。日晃堂でも高い絵画の買取は数多く行い、絵画を専門的に見れる査定員がいるので、ご相談であれば喜んでお承ります
もし、お手元に不要な絵画があり、買取や処分等をご検討されているのであれば、無料ですのでまずは日晃堂へお気軽にご相談ください。日晃堂は国内におけるオークション市場はもちろんの事、世界に骨董品の販売経路を確保しているので絵画の買取価格についても非常に自信がございます!
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