スコッチウイスキーとして、世界でも広く認知されているしている「ジョニーウォーカー」。ブランドとしても長い歴史を持つジョニーウォーカーには、これまでに多くの種類が発売されました。
「ジョニーウォーカーの種類は何がある?」
「価値が高いジョニーウォーカーを知りたい」
など、ジョニーウォーカーの種類や買取価格について知りたい方のために、種類別の特徴や価値を解説いたします。
ジョニーウォーカーについて
ジョニーウォーカーは、1820年にスコットランド南部のキルマーノックで生まれたスコッチウイスキーブランドです。創業当時は食料雑貨店でしたが、10年後にウイスキーの製造を手がけ、1909年にジョニーウォーカーブランドが確立しました。
今や世界的に有名となったジョニーウォーカーの特徴やラベルについて紹介いたします。
ジョニーウォーカーの特徴
ジョニーウォーカーは、スコッチウイスキーを世界で1億本以上売り上げているブランドです。
スコッチウイスキーは、スコットランド地方で製造されるウイスキーのことで、大麦麦芽や穀類を原料にオーク樽で熟成させて造られます。
ジョニーウォーカーのウイスキーは、40種類以上の原酒をブレンドしており、バランスのよい複雑な味を楽しめる点が特徴です。独自の製造方法が実現する独特のスモーキーさと絶妙な味わいが、世界中の人々から愛されています。
ジョニーウォーカーのラベル
ジョニーウォーカーのウイスキーは、斜めに貼られたラベルの色でランクやラインナップを分けています。
ウイスキーは寝かせた年月でランク分けをしているため、知識がないと見分けられないこともあるでしょう。
しかし、ラベルの色でランクを見分けやすくしているジョニーウォーカーは、ウイスキー初心者でも商品選びがしやすくなっています。
斬新な視覚的特徴も、世界中から支持される所以です。
ジョニーウォーカーの主な種類と買取相場
ジョニーウォーカーの主な種類は、下記の8つです。
それぞれの特徴や買取相場を紹介いたします。
- ・ジョニーウォーカー レッドラベル
- ・ジョニーウォーカー ブラックラベル12年
- ・ジョニーウォーカー ダブルブラック
- ・ジョニーウォーカー スウィング
- ・ジョニーウォーカー グリーンラベル15年
- ・ジョニーウォーカー ゴールドラベル リザーブ
- ・ジョニーウォーカー 18年(プラチナ)
- ・ジョニーウォーカー ブルーラベル
ジョニーウォーカー レッドラベル
ジョニーウォーカーのレッドラベルは、世界で最も売れているスコッチウイスキーといわれています。日本では「ジョニ赤」の通称で呼ばれ、ジョニーウォーカーのレギュラーボトルとして多くの人に親しまれてきました。
口当たりはジョニーウォーカー特有のスモーキーさ、後味にフルーティーな甘味を楽しめるのが特徴です。
最もポピュラーなスコッチウイスキーで、手に入りやすい価格帯であることから、買取相場は数百円と落ち着いています。
ジョニーウォーカー ブラックラベル12年
ジョニーウォーカー ブラックラベル12年は、熟成年数12年以上のシングルモルトウイスキーとグレーンウイスキーがブレンドされたウイスキーです。
日本で「ジョニ黒」と呼ばれているブラックラベルは、香ばしい香りと多彩な甘さが特徴で、ウイスキー専門家から「ブレンドの傑作」と高く評価されています。
人気ではありますが、手頃な価格で販売されていることから、高額な買取価格は期待できないでしょう。レッドラベルと同じくらいの数百円が買取相場です。
▼シングルモルトについて詳しくはこちら
→ シングルモルトとブレンデッドの違いについて解説
ジョニーウォーカー ダブルブラック
ジョニーウォーカー ダブルブラックは、豊かなスモーキーフレーバーが楽しめるクセのあるスコッチウイスキーです。
キャラメルのような甘みや香りの高さが特徴で、味わい深いウイスキーに仕上がっています。ロックやストレートで飲むと、ダブルブラックの力強さをより感じられます。
数百円から1,000円前後が買取相場となっており、状態が良好なものでも高額になる可能性は低いでしょう。
ジョニーウォーカー スウィング
ジョニーウォーカー スウィングは、ジョニーウォーカーの定番ラインナップのなかでは個性派として知られているウイスキーです。
ボトルの形状も特徴的で、他のラインナップは四角いボトルが採用されていますが、スウィングは雫のような形をしています。
繊細かつ複雑な味わいがするウイスキーで、かすかなスモーキーさとスパイシーさがポイントです。買取相場は数千円で、1970年代頃に流通したものは高額になる傾向にあります。
ジョニーウォーカー グリーンラベル15年
ジョニーウォーカー グリーンラベル15年は、15年以上熟成させたモルト原酒のみをブレンドしたブレンデッドモルトウイスキーです。
土っぽさと花のようなフレーバーと、オークや杉の芳醇な木の風味が楽しめ、後味はスコッチウイスキーならではのスモーキーさが残ります。
買取相場は1,000円前後で、レッドラベルやブラックラベルよりも高額になる可能性があるでしょう。
ジョニーウォーカー ゴールドラベル リザーブ
ジョニーウォーカー ゴールドラベル リザーブは、はちみつ成分の甘さが印象的なウイスキーです。カクテルにも使えて幅広く楽しめ、各種受賞歴もあるほどの逸品となっています。
トロピカルフルーツとバニラの風味と、余韻のあるスモーキー感が特徴で、上品なウイスキーを好む方にオススメです。
1,000円前後で買い取られることが多く、状態などによっては2,000円近くの値がつくこともあるでしょう。
ジョニーウォーカー 18年(プラチナ)
ジョニーウォーカー18年は、貴重な貯蔵庫から選び抜かれた18年以上熟成のシングルモルトとグレンウイスキーが配合されています。
エレガントなスモーキーフレーバーやバランスの良い甘さなど、リッチな味わいが特徴です。
買取相場は数千円で、ジョニーウォーカーの定番ラインナップのなかでは比較的高額になりやすいでしょう。
ジョニーウォーカー ブルーラベル
ジョニーウォーカー ブルーラベルは年間4,000本程度の販売で、他のラベルに比べると希少価値が高くなっています。
最上級の原酒のみをブレンドし、最高級品に位置するウイスキーのひとつです。1本1本にシリアルナンバーが刻まれ、特別なジョニーウォーカーとして注目されています。
究極の1本と称されるブルーラベルは、5,000円前後で取引されることが多いでしょう。
おわりに
ジョニーウォーカーは、スコッチウイスキーで世界トップクラスのブランドです。40種類以上の原酒をブレンドし、独自の伝統製法で製造されたウイスキーは年間1億本以上も売れているといわれています。
ジョニーウォーカーはラベルでランクやラインナップを分けており、主な種類は「ジョニ赤」の愛称で知られるレッドラベルなど8種類があります。
ジョニーウォーカーはもともと手に入れやすい価格帯で販売されているため、ほとんどの種類は数百円から数千円で買取されるでしょう。
定番ラインナップのなかで一番高額買取が期待できるのはブルーラベルです。
日晃堂はさまざまなウイスキーを買取してきた実績があり、販路を確立しています。そのため、状態などによっては買取相場より高額での買取額になることも。
ジョニーウォーカーの買取は、日晃堂にお任せください。
▼無料の査定依頼はこちら
→今すぐ「ジョニーウォーカー」をメールで無料査定
※記事内に掲載している買取価格は参考価格となり、買取価格を保証するものではございません。同様の作品であっても査定時の相場や作品状態などによって買取価格は変動いたします。