「響ってどんなお酒？」「響がブレンデッドウイスキーの最高峰と言われる理由は？」こうした疑問はありませんか？

本記事では、響の特徴や歴史を紹介します。

響の代表的な種類についても解説するため、響に興味がある方や、不要な響をお持ちの方は、ぜひ最後までご覧ください。

響の特徴

響の特徴は、「モルトウイスキー」と「グレーンウイスキー」の原酒がブレンドされたブレンデッドウイスキーであることです。

WWA（ワールド・ウイスキー・アワード）やISC（インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ）など、世界的に権威のあるさまざまな賞を受賞しており、ブレンデッドウイスキーの最高峰とも言われています。

響の歴史

響の歴史は、1989年に佐治敬三によって生み出されたことに始まります。

佐治氏は、1923年に京都の山崎にて日本初のウイスキー蒸溜所建設に着手した、サントリーの創業者である鳥井信治郎の次男です。

「日本人の感性で、世界で愛されるウイスキーをつくる」という思いが込められており、本場スコットランドの手法に学びながら、日本の気候風土の中で日本人の味覚に合うウイスキーとして作られたと言われています。

他のサントリーウイスキーとの違い

サントリーの代表的なシングルモルトウイスキーとしては「山崎」や「白州」が挙げられます。

これらは単一蒸溜所のモルト原酒だけを使用しており、それぞれ産地の水や風土を色濃く反映した個性的な味わいが特徴です。

一方、響は複数の蒸溜所で造られた多種多様な原酒をブレンドすることで、より調和のとれた、深みのある味わいを生み出します。

シングルモルトにはない複雑性と、日本人ならではの繊細さが絶妙に融合している点が、響の大きな魅力となっています。

響の代表的な種類

響の代表的な種類を紹介します。

世界的に名高い響にはさまざまなラインナップがあり、中には終売や休売となっている銘柄もあります。

ここでは、特に人気の高い種類について紹介します。

響 ジャパニーズハーモニー

響 ジャパニーズハーモニーは、日本の自然、日本人の繊細な感性、日本の匠の技が響きあうウイスキーです。

ローズやライチ、ほのかなローズマリーの香りが特徴で、ハチミツの透き通った甘さやオレンジピールチョコレートのような味わいを楽しめます。

2016年にはSWSCの最優秀金賞を受賞しています。

響 21年

響21年は、バニラやハチミツの上品な甘みと、ヘーゼルナッツの香ばしさやフルーツの爽やかな香りを楽しめます。

2018年のサンフランシスコワールドスピリッツコンペティションで金賞を獲得しており、響12年とあわせて、高く評価されています。

響 30年

響30年は、年間数千本のみ作られる、貴重で希少な限定品です。

モルト原酒にはサントリー秘蔵の超長期熟成樽の中から、最低でも酒齢30年以上のモルト原酒が選ばれます。

すべて手作業で行われ、世界中のウイスキーファンから高い人気を誇っています。超長期熟成モルト由来の甘い香りや花を想わせる華やかな香りが特徴的で、重厚なコクを楽しめます。

響（ウイスキー）の保管方法

響に限らずウイスキーは、基本的に直射日光を避け、温度変化の少ない暗所に保管しましょう。

コルク栓を使用しているボトルは、長期保存によりコルクが劣化することもあるため、定期的にボトルを立てたり角度を変えて中身がコルクに触れるようにすると良いとされています。

開栓後は酸化によって風味が変化しやすくなるため、なるべく早めに飲み切りましょう。

空気接触を最小限にする工夫（ガス充填や小容量のボトルに移し替えるなど）をしてあげると、香味を損なわずに楽しめます。

まとめ

響は、ブレンデッドウイスキーの最高峰とも呼ばれる非常に人気のあるウイスキーです。

さまざまな賞を受賞しており、世界中から高く評価されています。

特に、希少性の高い種類は高額での売買も期待できるため、売却を検討している方は早めに専門家へ相談することをおすすめします。

響の売却を考えている場合は、ぜひ一度日晃堂にご相談ください。プロの専門鑑定士が、丁寧に査定いたします。

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