バーボンとスコッチの7つの違いとそれぞれの有名ブランドをご紹介

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バーボンとスコッチはどちらもウイスキーの一種です。
しかし、バーボンとスコッチでは産地や原料、製法が異なり、それぞれに独自の特徴があります。特に香りや味わいの違いは大きく、どちらを選ぶか迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、バーボンとスコッチの違いと、世界中で人気の高い代表的なブランドをそれぞれご紹介します。
ウイスキー選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
バーボンとスコッチの7つの違い
バーボンとスコッチはどちらもウイスキーの一種ですが、産地・原料・製法・味わいなどに大きな違いがあります。
ここでは7つの視点から、バーボンとスコッチの違いについて解説します。
産地
バーボンはアメリカ・ケンタッキー州を中心に生産されるアメリカンウイスキーです。
アメリカ国内であればどこで造られてもバーボンと名乗れますが、ケンタッキー州が中心地として知られています。
一方スコッチは、スコットランドで蒸溜・熟成されたものだけが名乗れるため、産地の限定性が強いのが特徴です。
原料
バーボンは法律でトウモロコシを51%以上使用することが義務付けられています。残りはライ麦や大麦、小麦をブレンドします。
対して、スコッチは大麦麦芽を主原料とするモルトウイスキーが中心で、地域によってブレンドの比率や特徴が異なります。
蒸留
バーボンは主に連続式蒸留機で効率的に蒸留され、クセの少ないまろやかな原酒が得られます。
スコッチは伝統的なポットスチルを使った単式蒸留が基本で、複雑で香り高い原酒に仕上がるのが特徴です。
熟成
バーボンは焦がした新樽で少なくとも1・2年以上熟成され、樽由来の香ばしいバニラ香やキャラメル風味が特徴的です。
スコッチは最低3年以上熟成され、バーボン樽やシェリー樽を再利用することが多く、樽の種類によって香りや味わいが大きく変わります。
アルコール度数
バーボンは蒸留時の度数が80%以下、樽詰め時は62.5%以下と定められており、結果としてボトリング時は40~45%前後になることが多いです。
スコッチは蒸留時の度数が94.8%以下で定められており、ボトリング時はバーボンと同様に40~43%が一般的です。カスクストレングスでは50%を超えることもあります。
味わい
バーボンはバニラやキャラメルのような甘さ、コクのある濃厚な味わいが特徴です。
スコッチは産地ごとの個性が強く、スモーキーなアイラ系やフルーティなスペイサイド系など、多彩な風味が楽しめます。
産地で異なるスペルの違い
アメリカ産のバーボンは 「Whiskey」、スコットランド産のスコッチは 「Whisky」 と表記します。この違いも見分ける際の大きなポイントです。
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バーボンで人気のあるブランド
バーボンはアメリカを代表するウイスキーとして世界中で愛されています。人気のブランドとしては、「ジムビーム」「ワイルドターキー」「エヴァン・ウィリアムス」などが挙げられます。
ここでは、多くの愛好家から支持されている代表的なブランドを2つご紹介します。
ジャックダニエル
世界中で高い人気を誇るアメリカンウイスキーで、バーボンとして扱われることも多いブランドです。
トウモロコシ由来のまろやかな甘みと、チャーしたオーク樽からくるスモーキーな香りが絶妙に調和しています。
ハイボールやロック、カクテルベースなど、楽しみ方は幅広いです。
I.W.ハーパー
150年以上の歴史を持つ老舗ブランドで、バーボンの中でも特に柔らかく上品な口当たりが特徴です。
トウモロコシ由来の優しい甘さとスムーズな後味があり、ソーダ割りやカクテルにも適しています。クセが少なく飲みやすいことから、初心者にもおすすめできる一本です。
スコッチで人気のあるブランド
スコッチは、地域ごとに異なる特徴や味わいを楽しめるのが魅力です。ここでは、世界的に評価が高く、安定した人気を誇る2つの代表的なブランドをご紹介します。
シーバスリーガル
高級ブレンデッドスコッチの代名詞ともいえるブランドで、華やかな香りとフルーティでまろやかな味わいが特徴です。
クセが少なく飲みやすいため、初心者にもおすすめできる一本として世界中で親しまれています。ギフトやパーティーシーンでも人気が高く、安定した品質とブランド力を誇ります。
バランタイン
スモーキーな香りとフルーティな甘みのバランスが絶妙で、飲みやすさと深いコクを兼ね備えた人気ブランドです。
コストパフォーマンスにも優れており、日常的に楽しめるスコッチとして世界中で愛されています。ハイボールやロックなど、好みに合わせた多様な楽しみ方ができる点も魅力です。
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おわりに
バーボンとスコッチは、同じウイスキーでありながら産地や原料、製法の違いから、香りや味わいに大きな個性が生まれます。
バーボンは甘みとコクのある濃厚な味わいが特徴で、スコッチは地域ごとの個性を楽しめる奥深さが魅力です。
今回ご紹介したブランドはどれも世界的に人気が高く、初心者から愛好家まで幅広い層におすすめできます。
バーボンとスコッチの違いを理解したうえで、ウイスキーを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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