「イチローズモルトはなぜ人気?」「イチローズモルトの歴史は?」
ジャパニーズウィスキーの中でも人気銘柄であるイチローズモルトに関して、そんな疑問を抱えている方も多いでしょう。
本記事では、イチローズモルトの歴史と特徴をご紹介します。人気が高く高額で売買されているイチローズモルトも紹介するので、家にイチローズモルトがある方は、ぜひ最後までお読みください。
イチローズモルトとは
イチローズモルト モルト&グレーン リミテッドエディション
イチローズモルトとは、埼玉県秩父で作られている大人気のウイスキーブランドです。
世界中で数多くの賞を獲得し、販売されれば即完売するほど、世界中から愛されています。
酒造メーカーのベンチャーウイスキーが手がけており、生産量がそれほど多くないことからも希少なウイスキーとして価値が認められています。
イチローズモルトの歴史
イチローズモルトの歴史は、ベンチャーウイスキーの創業者である肥土伊知郎の家系が、元々酒蔵「東亜酒造」を営んでいたことから始まります。
東亜酒造は1625年から埼玉県でウイスキーや日本酒などのお酒造りに取り組んでいたものの、2000年の経営不信から、日の出通商(現:日の出ホールディングス)に売却が決定。
日の出通商は東亜酒造のウイスキーに関しては撤退を判断しており、熟成中であった約4,000樽の原酒が廃棄する方向性になってしまいます。
自社のウイスキーの可能性を信じていた肥土伊知郎は、日の出通商と東亜酒造から独立を決意し、出資を得てウイスキー事業を日の出通商から買い戻すこととなりました。
困難を乗り越えた肥土伊知郎の名をとり、約4,000樽の原酒は2005年に「イチローズモルト ヴィンテージシングルモルト」として販売される運びとなります。
イチローズモルトの特徴
イチローズモルトの特徴を解説します。
味わいに大きく影響を与える発酵槽や樽には、北海道で採れたミズナラが使われている点が特徴です。
また、イチローズモルトは羽生と秩父の蒸留所があり、それぞれ使われている原材料や発酵方法などが大きく異なります。そのため、種類によって異なる味わいを楽しめます。
秩父蒸留所では、肥土氏がスコットランドで学んだノウハウが活かされており、スコットランドで製造された蒸留機が使われている点が特徴的です。
イチローズモルトの代表的な種類
イチローズモルトの代表的な種類には、定番であり柑橘系の香りを感じられる「ホワイトラベル」や、ワールド・ウイスキー・アワードで世界最高賞を受賞した「リミテッド エディション」などがあります。
中でも、「秩父ザ・ファースト」や23年ものの「カスクストレングス」は非常に希少価値が高く入手困難なため、高価で売買されています。
イチローズモルトを売るなら
イチローズモルトを売るなら、買取専門店への依頼がおすすめです。
イチローズモルトは世界中から愛されており、他のウイスキーにはない独自の魅力が数多く存在します。
また100種類近く種類があるため、価値を正しく判断して売却するためにも、プロへの相談ができると安心です。
おわりに
イチローズモルトは、さまざまな賞を受賞しており、世界から認められているウイスキーです。
限定販売されており、希少性が高く手に入り辛い種類もあるため、買取を考えている場合は、早めに専門家に相談できると安心です。
イチローズモルトの買取を考えている方はぜひ一度日晃堂にご相談ください。私たち日晃堂の専門鑑定士が丁寧に評価し、適正な価格で買い取ります。
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