昭和39年銘「1964年東京オリンピック記念1,000円銀貨幣」の買取価格は?

読まれています
ご自宅のタンスや引き出しに眠っていた、1964年の東京オリンピック記念硬貨。その価値が気になっている方も多いのではないでしょうか。
「1964年東京オリンピック記念の1000円硬貨は買い取ってもらえる?」
「1964年東京オリンピック記念1000円銀貨の価値が知りたい」
この記事は、そうした疑問にお答えするため、昭和39年に発行された1964年東京オリンピック1,000円銀貨幣の買取価格について詳しく情報をまとめました。
高額買取されやすいポイントや売る際の注意点についても解説しているため、ぜひ参考にしてください。
目次
1964年東京オリンピック記念1,000円銀貨幣について
1964年東京オリンピック記念1,000円銀貨幣は、日本が発行した記念硬貨のひとつです。
まずは、特徴や発行経緯を詳しくみていきましょう。
特徴
- 量目:20g
- 直径:35mm
- 品位:銀925/銅75
1964年東京オリンピック記念1,000円銀貨幣は表面に富士山と国花である桜が刻印されており、日本を象徴するデザインが特徴です。
裏面は桜と五輪マークに加え、額面である「1000」の文字があります。
発行経緯
1964年東京オリンピック記念1,000円銀貨幣は、1964年に開催された東京オリンピックを記念して発行されました。
1964年の東京オリンピックは戦後初の国民的大イベントであり、日本で初めて開催されたオリンピックです。それを記念して発行された1,000円銀貨は日本で初めて製造された記念硬貨で、歴史的にも重要な位置にあります。
東京オリンピック組織委員会が「より高額で大きな銀貨」を切望したことにより、当時有効だった硬貨を大きく上回る額面の「1,000円銀貨」が発行されることになりました。
無料のご相談・ご依頼はこちら
\ 日晃堂へのお問合せはお電話がおすすめです /
0120-961-491
1964年東京オリンピック記念1,000円銀貨幣の買取価格
1964年東京オリンピック記念1,000円銀貨幣は、歴史的記念硬貨でありながら買取市場では高額になりにくいといわれています。
買取に出した際の買取相場や、高額になりにくい理由をみていきましょう。
買取相場
1964年東京オリンピック記念1,000円銀貨幣は、1,500円前後で買い取られることが多いといわれています。
状態が良好なものは数千円となることもありますが、完全未使用品などは古銭市場でもほとんどみかけません。
ものによっては額面と同じ金額になることもあり、プレミアがつきにくいのが現状です。額面以下になることはありませんが、高額買取は期待できないでしょう。
高額になりにくい理由
1964年東京オリンピック記念1,000円銀貨幣が高額になりにくいのは、発行枚数が非常に多いことが理由です。
当時の国民1人に1枚行き渡ることを目安に、1,500万枚が発行されました。
希少価値は記念硬貨の価値をはかる重要な要素ですが、1964年東京オリンピック記念1,000円銀貨幣は希少価値が高くありません。
そのため、プレミアがつきにくく高額になりにくいといわれています。
高額買取されやすい1964年東京オリンピック記念1,000円銀貨幣
- 状態が良好
- ケースに入っている
- オリンピック100円銀貨とセット
発行枚数の多さから高額になりにくいとされている1964年東京オリンピック記念1,000円銀貨幣ですが、上記の特徴を持っているものは相場以上の価値がつく可能性もあります。
状態が良好
状態が良好なものは、買取相場を上回る金額で取引されることがあります。
しかし、希少性があまりない1964年東京オリンピック記念1,000円銀貨幣は、少々キレイな美品の状態では買取価格上昇が期待できません。
非常に限られてはいますが、完全未使用品であればコレクター需要が高くなるため、高額買取されやすいでしょう。
ケースに入っている
ケースに入っているものは、裸で取り扱われている硬貨よりも高額になる場合があります。
付属のケースに入れた状態で買取に出すか、付属ケースがなければコレクションケースやコインカプセルなどに入れると良いでしょう。
ケースに入っていると傷や汚れなどがつきにくくなり、取り扱いがしやすくなるため、買取価格が上昇する可能性があります。
オリンピック100円銀貨とセット
1964年東京オリンピック記念100円銀貨幣が発行された約10日後、東京オリンピック記念1,000円銀貨が発行されました。
1964年東京オリンピック開催を記念して発行された硬貨のセットとして、100円銀貨と一緒に買取に出した場合、それぞれ単体で買取に出すよりも高額になるケースがあります。
また、1,000円銀貨を何枚かセットで買取に出した場合も、1枚当たりの買取価格が高くなる傾向にあります。
無料のご相談・ご依頼はこちら
\ 日晃堂へのお問合せはお電話がおすすめです /
0120-961-491
1964年東京オリンピック記念1,000円銀貨幣を売る際の注意点
- フリマアプリは出品NGの場合あり
- 銀行での換金は額面通りにしかならない
- 実績が高い古銭買取業者を選定
1964年東京オリンピック記念1,000円銀貨幣を売る際は、いくつか注意しなければならない点があります。
代表的な注意点3つについて紹介します。ぜひ参考にしてください。
フリマアプリは出品NGの場合あり
記念硬貨を売る方法には、フリマアプリやネットオークション、買取業者などさまざまな方法があります。
しかし、1964年東京オリンピック記念1,000円銀貨幣はフリマアプリでの売買が禁止されていることもあるため、注意しましょう。
1964年東京オリンピック記念1,000円銀貨幣は、現在も貨幣として使用できる現行通貨です。
マネーロンダリングや詐欺などの不正利用を防ぐため、フリマアプリでは現行通貨の売買ができない可能性も高いでしょう。
出品してしまうと、運営に削除されたりアカウントが停止されたりすることもあります。
銀行での換金は額面通りにしかならない
記念硬貨を手放す方法として、銀行で換金してもらう方法があります。
しかし、銀行では額面通りに両替する形でしか対応してもらえません。1964年東京オリンピック記念1,000円銀貨幣は、現在発行されている1,000円に交換されるということです。
1,000円以下にも1,000円以上にもならないため、少しでも高い額で手放したい場合は買取業者に買い取ってもらいましょう。
実績が高い古銭買取業者を選定
1964年東京オリンピック記念1,000円銀貨幣は、古銭買取で実績が高い買取業者に買い取ってもらいましょう。
高額になりにくい記念硬貨だからこそ、実績が高い買取業者を選定しないと安く買いたたかれてしまう可能性があります。
古銭や記念硬貨に精通し、販売経路をしっかり確立している買取業者であれば、しっかり価値を見いだして適正価格を提示してもらえます。
買取業者の公式サイトなどを確認し、古銭や記念硬貨の買取実績から業者を選ぶことが重要です。
おわりに
1964年東京オリンピック記念1,000円銀貨幣は、日本初の東京オリンピックを記念して発行された記念硬貨です。
戦後初の国民的大イベントを祝った日本で初めて発行された記念硬貨であるため、歴史的な記念硬貨とされています。
しかし、発行枚数が多く希少価値がないため、プレミア価値がつきにくい記念硬貨です。買取相場は1,500円前後で、それ以上の価値がつくことは非常に稀でしょう。
高額買取を狙えるものは、完全未使用品で状態が良好なものやケースに入っているもの、1,000円銀貨の1か月後に発行された東京オリンピック記念100円銀貨とセットになっているものなどです。
手放す際は、フリマアプリや銀行ではなく、古銭や記念硬貨の買取実績が高い買取業者を選びましょう。
日晃堂は、1964年東京オリンピック記念1,000円銀貨幣をはじめとする記念硬貨を多数取り扱ってまいりました。
記念硬貨について知見の深いプロの査定士が対応するため、損のないお取引が可能です。
1964年東京オリンピック記念1,000円銀貨幣の買取は、日晃堂にお任せください。
※記事内に掲載している買取価格は参考価格となり、買取価格を保証するものではございません。同様の作品であっても査定時の相場や作品状態などによって買取価格は変動いたします。
無料のご相談・ご依頼はこちら
\ 日晃堂へのお問合せはお電話がおすすめです /
0120-961-491
関連記事
-
-
プロが教える寛永通宝の本当の価値|レアものの見分け方と種類別の特徴、買取価格
「古い小銭を持っているけれど、これって価値があるのかな?」そんな風に思ったことはありませんか?実は、古銭の中には驚くほど…
-
-
天保一分判金は価値のある古銭?古銭買取の相場と売却時の注意点を解説
天保8年から約20年間に渡って発行されていたのが、天保一分判金です。文政一分判金の次に発行された金貨で、ローラーで鋳造さ…
-
-
安政二分判金の買取価格と市場相場を解説|基本情報と特徴も紹介
安政二分判金は、独特のデザインと歴史的背景から、現在も古銭市場やコレクターの間で高く評価されています。 この記事では、安…

買取についてのご相談・ご依頼はコチラ
丁寧に対応させていただきます。
些細なことでもお気軽にお電話ください。
骨董品・古美術品の相談をする
0120-961-491