昭和39年銘「1964年東京オリンピック記念100円銀貨幣」の買取価格はいくら?

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1964年、日本中が熱狂した東京オリンピック。その記念に発行された100円硬貨は、今も多くの方のご家庭に眠っているのではないでしょうか。
「1964年東京オリンピック記念100円硬貨の買取価格が知りたい」
「1964年東京オリンピック記念100円硬貨は高く買い取ってもらえる?」
この記事では、そんな1964年東京オリンピック記念100円銀貨幣の買取価格を知りたい方のために、買取相場、高額買取が期待できるケース、高く売るためのポイントまでをまとめました。
大切な記念硬貨の価値を知るために、ぜひ最後までご覧ください。
目次
1964年東京オリンピック記念100円銀貨幣について
まずは、1964年東京オリンピック記念100円銀貨幣の基本的な情報を解説いたします。特徴や発行経緯などをみていきましょう。
特徴
- 重さ:4.8g
- 直径:22.6mm
- 品位:銀 60/銅 30/亜鉛 10(%)
1964年東京オリンピック記念100円銀貨幣は、銀が60%含まれている記念硬貨です。
表面には、オリンピックを象徴する五輪マークと聖火台がデザインされ「日本国」や「百円」の文字が刻印されています。
裏面には額面である「100」の数字や「TOKYO」の文字、和暦と西暦の発行年銘が彫られており、世界を意識したデザインが特徴です。
発行経緯
1964年東京オリンピック記念100円銀貨幣は、1964年に初めて日本で開催された東京オリンピックを記念して発行されました。
オリンピック開催に必要な多額の資金を調達するため、海外の事例にならって記念硬貨の発行が決定したといわれています。
当時、日本には記念硬貨発行の前例はありませんでしたが「国民がオリンピックに参加し、貢献できる国民運動」として記念硬貨の購入が呼びかけられました。
100円銀貨は8,000万枚が製造され、大量の発行枚数となったにもかかわらず、そのほとんどが国民の元に渡ったといわれています。
今も使えるの?
1964年東京オリンピック記念100円銀貨幣は、現在でも現金として使用できる法定通貨です。
しかし、現行の100円玉とは素材などが違うため、自動販売機ではマシンが認識してくれず使用できないでしょう。
また、スーパーやコンビニなどでも自動精算機が導入されているところは、マシンがエラーを起こして使用できないことがほとんどです。
現金を手渡しして支払う場合も、スタッフが法定通貨と知らない場合は使用を断られるかもしれません。そのため、現金として使用したい場合は銀行で現在の100円玉と交換してもらいましょう。
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1964年東京オリンピック記念100円銀貨幣の買取価格
1964年東京オリンピック記念100円銀貨幣を買取に出した場合、買取価格はいくらくらいになるのでしょうか。ここからは、買取相場などを解説いたします。
買取相場
1964年東京オリンピック記念100円銀貨幣は、数百円で買い取られることが多いといわれています。銀を含んでいるため、銀の価値が評価されて額面以上の価値が期待できるでしょう。
硬貨の状態や銀の相場にも左右されますが、額面の2倍以上になることが多くあります。
また、状態が極めて良好なものやエラーコインなど特殊なものは、相場以上の価値になることがあるため専門家に見てもらうのがオススメです。
額面以上になるがプレミアはつきにくい
1964年東京オリンピック記念100円銀貨幣は、日本初のオリンピックを記念して発行された日本初の記念硬貨です。
歴史的に重要な意義を持つ記念硬貨であるにもかかわらず、発行枚数の多さから希少価値が認められていません。そのため、コレクター需要が見込まれず、プレミア価値はつきにくくなっています。
買取に出せば額面以上の価値が期待できますが、桁が増えるほど高額になることは極めて稀です。
高額買取されやすい1964年東京オリンピック記念100円銀貨幣
- 純正ケース入り
- 状態が良好
- エラーコイン
1964年東京オリンピック記念100円銀貨幣はプレミア価値がつきにくい記念硬貨ですが、上記のようなものは相場以上の価値がつくことがあります。
純正ケース入り
1964年に販売された際、東京オリンピック記念100円硬貨が納められていた純正ケースに入った状態であれば、相場以上の買取価格になる可能性があります。
当時のケースは、日の丸と五輪マークに「TOKYO1964」という文字がデザインされているのが特徴です。
状態が良好
完全未使用品など、状態が極めて良好なものは希少価値が高くなり、高額買取が期待できるでしょう。
1,000円を超えるほどの金額になることはあまりありませんが、条件がそろえば額面の4~5倍になることがあります。
エラーコイン
エラーコインとは、硬貨の製造過程で不具合や人的ミスなどが発生し、本来とは違うデザインになってしまった硬貨です。
検品ですり抜けたエラーコインはコレクター需要が非常に高く、高額で取引されています。
1964年東京オリンピック記念100円銀貨幣は、表面と裏面で印刷の角度が違うエラーコインも確認されており、ものによっては数万円する場合があるでしょう。
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1964年東京オリンピック記念100円銀貨幣をなるべく高く買い取ってもらうには
- 保存状態に注意する
- 他の古銭や記念硬貨と一緒に買い取ってもらう
- 古銭買取に強い買取業者を選択する
1964年東京オリンピック記念100円銀貨幣を少しでも高額で買い取ってもらうために、上記3つに注意しましょう。
保存状態に注意する
硬貨の状態は買取価格に直接影響する要素です。
価値をさげないためには、キズや汚れなどを防ぎ、現状よりも状態が悪くならないように保存する必要があります。
硬貨をコレクションケースなどに入れて保存し、衝撃や摩擦などで劣化するのを防止しましょう。
また、キレイな状態を復活させようとして洗浄すると、逆に状態が悪くなることもあります。乾いた布で拭くなど軽いお手入れにとどめ、過度なケアは控えましょう。
他の古銭や記念硬貨と一緒に買い取ってもらう
複数枚を一緒に買取に出すと、1枚ずつ買取に出すよりも高額で買い取ってもらえる傾向にあります。記念硬貨を複数枚持っている場合は、一緒に買取に出してみましょう。
1964年東京オリンピック記念100円銀貨幣の場合、1964年東京オリンピック記念1,000円銀貨幣とセットで買取に出すと高額査定につながりやすくなるといわれています。
古銭買取に強い買取業者を選択する
買取業者は、古銭買取を強みとしている業者を選択しましょう。
古銭や記念硬貨に精通していない買取業者は、価値を見誤って落ち着いた買取価格を提示されるおそれがあります。
価値がわかっても販路を確立できておらず、高く買い取れない場合もあるため、古銭に強い買取業者を選ぶことが重要です。
公式サイトなどで実績を確認したうえで買取業者を選ぶと、失敗するリスクを減らせます。
おわりに
1964年東京オリンピック記念100円銀貨幣は、1964年に開催された東京オリンピックを記念して発行された記念硬貨です。
オリンピック開催にかかる資金を調達するため、日本初の記念硬貨として8,000万枚が発行されました。
大量に発行されたことから、買取相場は数百円と落ちついた額で取引されることが多くなっていますが、額面以上の買取価格は期待できるでしょう。
ケース入りや未使用品、エラーコインなどは相場よりも高額になる可能性があります。
少しでも高く買い取ってもらうには、保存状態に注意して状態の悪化を防ぎ、複数枚を査定してもらいましょう。古銭買取に強い買取業者を選択することは、非常に重要です。
日晃堂は、1964年東京オリンピック記念100円銀貨幣などの記念硬貨を多数お買取してきた高い実績を持っています。
一流の査定士が対応し、適正価格を提示するため、価値の取りこぼしはありません。
1964年東京オリンピック記念100円銀貨幣は、日晃堂がお買取いたします。
※記事内に掲載している買取価格は参考価格となり、買取価格を保証するものではございません。同様の作品であっても査定時の相場や作品状態などによって買取価格は変動いたします。
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