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塚本快示の青白磁大皿を買取しました

塚本快示の青白磁大皿を買取希望の東京都にお住いのお客様からご連絡をいただき鑑定に伺いました。家に伝わる名品が数多くあるとおっしゃるお客様、今回は塚本快示の青白磁大皿の鑑定と売却をご検討とのことでした。さっそくお品を拝見させていただきましが、大事に管理されていたことが伺える、目立った傷などのない美品でした。

塚本快示の青白磁大皿

☆塚本快示とは

塚本快示は、白磁、青白磁の第一人者であり、重要無形文化財保持者(人間国宝)の陶芸家です。塚本快示は1912年(大正元年)12月14日に岐阜県土岐市に生まれ、本名は快児といいます。生家は江戸中期から続く美濃焼の窯元で、小さい頃から焼き物に触れ、そのセンスを磨いていきました。長男であったため、家業を継ぐべく父に学び、11代「快山窯」を継ぎます。定窯での作陶を続ける中で、さらに高みを目指しその後小山富士夫に師事したのち、小山の青白磁に関する論文に影響を受け、青白磁の研究をはじめました。様々な芸術家との交流などを経るとともに古陶片を入手し研究を重ね、中国宋代の技法による青白磁を再現しました。

長年にわたる中国北宋期の青白磁の研究と古典的な端正な青白磁器成形の技術・技法が高く評価され、数々の賞を受賞し、昭和58年には国の重要無形文化財保持者になりました。塚本快示の特徴は、独特の配合で作る素地、そして成形ののち、乾ききらないうちに彫りを入れるという技法です。その作風は繊細で優美で、中国北宋時代の古典青白磁を再現する類まれな技術に安住せず、現代陶磁も重視しました。さらに日用品なども積極的に作るなど、生活の中に息づく陶磁も追求したのです。

塚本快示の青白磁大皿

☆塚本快示の青白磁大皿

塚本快示は皿、組器、壷、鉢など、青白磁器を数多く残していますが、白色あるいは白磁に青磁がほんのりグラデーションでのっている青白磁のいずれも美しく、その色の清楚さ、清廉さは見るものの心を打つほどです。さらにそのフォルムの端正で上品、優美な作風が特徴的です。バランスのとれた形と色の美しさは、工芸品・美術品としても一級といえる作品ばかりです。中国北宋期の古典的陶磁器の端正さをいまに再現した技法があますところなく表現されているのが塚本快示の作風の最大の特徴です。

今回買取をさせていただいた青白磁大皿は、色の美しさは、さすが塚本快示の作とうなるほどのものでした。汚れなどを近づけないお客様の管理もいき届いていました。また塚本快示の青白磁大皿の特徴としては高台が低く、工芸品・美術品というだけでなく、日用としても使いやすいようにとの作家の思いが伝わります。見込みには彫りのない大皿もありますが、お客様所有の大皿は花草の彫りが施されています。彫りのないものはそれだけで清廉さがありますが、彫りが施されているものは青白磁の美しいグラデーションがなお引き立ちます。

塚本快示の青白磁大皿

☆さいごに

今回見せていただいた青白磁大皿は、お客様の管理方法がよかったのが見てとれるほど、汚れも傷もほとんどなく、作品自体は美品でした。また、共箱もきちんと揃っていたので、買取も相応の価格を提示させていただきました。お客様にも満足いただいたようです。塚本快示のほかにも別の作家の陶磁器をお持ちだということなので、さらに鑑定のお約束をしました。

このように日晃堂では塚本快示をはじめ、無形重要文化財保持者など、著名な作家の作品の買取を行っています。査定してもらったけど、思ったほどではなかったという話もありますが、日晃堂ならお客様に満足いただける高価買取が実現できます。陶磁器の売却をお考えの場合は日晃堂にお気軽にご相談ください。

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