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有田焼と伊万里焼の違いは?それぞれの有名窯元やその他焼き物についても解説

日本を代表する磁器である「有田焼」と「伊万里焼」。これらの名前は広く知られていますが、具体的な違いを正確に答えられる方は少ないのではないでしょうか。実は歴史的な背景を紐解くと、両者は元々同じ焼き物を指していました。本記事では、有田焼と伊万里焼の歴史的な成り立ちや現在の定義の違いについて、わかりやすく解説します。

また、それぞれの産地を代表する有名窯元の特徴や、骨董品としての価値にも詳しく触れています。柿右衛門窯や今右衛門窯、鍋島藩御用窯の系譜を継ぐ名窯など、魅力あふれる作品の数々は必見です。さらに、古伊万里や人間国宝の作品など、高額査定につながりやすい重要なポイントも整理しました。

ご自宅に眠っている有田焼や伊万里焼の価値を知りたい方や、コレクションの整理をご検討中の方は、ぜひ最後までお読みください。焼き物の深い魅力に触れながら、骨董品としての真の価値を見出すヒントがきっと見つかるはずです。

歴史から見る有田焼と伊万里焼の違い

有田焼と伊万里焼の違いを正しく理解するためには、それぞれの歴史的背景を把握することが大切です。

実は、この2つの名称は元々まったく異なる焼き物を指していたわけではありません。当時の時代背景や、製品がどのように国内外へ流通していったのかという過程が深く関係しています。

ここでは、それぞれの成り立ちや歴史的な歩みについて、順を追ってわかりやすく解説します。

有田焼

深い瑠璃色の地に金彩で孔雀や花が描かれた有田焼の花瓶

有田焼は、佐賀県有田町を中心に生産される、日本で最初に本格的な磁器が作られた地域の焼き物の総称です。17世紀初頭、李参平をはじめとする朝鮮の陶工によって技法が伝えられ、日本における磁器生産の幕開けとなりました。

陶器よりも硬く美しい磁器は当時の人々にとって画期的であり、ヨーロッパへ大量に輸出されるなど、有田焼は国際的な広がりを見せていきます。

その結果、17世紀後半から約100年間にわたり、有田焼は確固たる黄金期を築き上げることとなったのです。

伊万里焼

深い藍色の染付で、扇や花型の窓絵の中に異なる山水や人物、和歌が描かれた伊万里焼の大皿

歴史的な観点から紐解くと、実は伊万里焼は有田焼と同じ磁器を指しています。江戸時代当時、有田で焼かれた作品が海外へ輸出される際、主に佐賀県の伊万里港から積み出されていた背景がありました。

そのため、出荷地である港の名称に由来し、有田を中心とする肥前地域で生産された磁器の総称として「伊万里焼」という呼称が定着していったのです。

海を渡った美しい磁器は、ヨーロッパの王侯貴族の間で「IMARI」と称されて珍重され、熱狂的なブームを巻き起こしました。

その芸術性の高さと圧倒的な人気から、ドイツのマイセンをはじめとするヨーロッパ各地の名窯で伊万里様式を模倣した作品が盛んに作られるなど、世界の陶磁器文化に多大な影響を与えた歴史を持っています。

現在の区別

明治時代以降、流通経路や産地表示の考え方が変化するなかで、「有田で焼かれたもの=有田焼」「伊万里で焼かれたもの=伊万里焼」といった産地名による区別が徐々に定着していきました。

現在は、佐賀県有田町周辺で生産される磁器を「有田焼」、佐賀県伊万里市で作られる磁器を「伊万里焼」と呼んでいます。

しかし、歴史的な経緯から現在でも混同されることがあり、有田焼と伊万里焼で同じ技法が使われているなど、製造エリア以外に明確な区別方法は確立していません。

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有田焼の有名窯元

  • ・ 柿右衛門窯
  • ・ 今右衛門窯
  • ・ 源右衛門窯

佐賀県有田町周辺にある窯元のなかから、とくに認知度が高い名窯をご紹介します。

柿右衛門窯

柿右衛門窯は、初代酒井田柿右衛門(酒井田喜三右衛門)によって開窯され、日本で初めて色絵磁器を完成させた歴史ある名窯です。

「濁手(にごしで)」と呼ばれる温かみのある乳白色の素地をはじめ、繊細で絵画的な筆遣いや、余白の美を存分に活かした洗練された構図が、柿右衛門様式ならではの魅力といえるでしょう。

なかでも人間国宝に認定された14代の作品は極めて注目度が高く、買取市場においては数十万円から数百万円という高値で取引されることも珍しくありません。

今右衛門窯

今泉今右衛門窯は、鍋島藩御用窯の赤絵付師を代々務めた家系であり、その卓越した技術と伝統を現代に受け継ぐ名窯です。色絵磁器の最高峰と称される「色鍋島」の技法を用い、精緻を極めた高度な上絵付けを行ってきました。

余白の美を追求する柿右衛門様式とは対照的に、器面全体へ緻密な紋様を施すのが、今右衛門様式ならではの大きな特徴といえるでしょう。

とくに人間国宝に認定された13代および14代が手掛けた作品は、有田焼のなかでもトップクラスの評価を獲得しています。買取市場においても数十万から数百万円という高値で取引されるケースが多く、国内外のコレクターから常に高い需要を集める存在です。

源右衛門窯

源右衛門窯は、豪華で力強い意匠を現代に伝える、有田を代表する窯元の1つです。260年以上の歴史を紡ぎながら、伝統を重んじるだけでなく絶えず独自の進化を続けてきました。

独自の染付と鮮やかな上絵の技術を融合させた華やかな作風が特徴であり、日本の伝統美と現代の生活様式を調和させたその美意識は、多方面から高く評価されています。

人間国宝の作品に並ぶような超高額品は限られるものの、百貨店でも広く扱われる知名度は抜群です。伝統工芸士の手による大皿や花瓶などは数十万円で取引されることもあり、陶磁器ブランドとして不動の人気を誇っています。

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伊万里焼の有名窯元

  • ・ 鍋島御庭焼窯
  • ・ 鍋島虎仙窯
  • ・ 畑萬陶苑

佐賀県伊万里市周辺にある窯元のなかで、買取市場でも注目されている存在をご紹介します。

焼き物の歴史としては有田町に譲る部分もありますが、鍋島焼の緻密な絵付けや格調高い青磁の技術を継承する素晴らしい窯元が多数存在します。

鍋島御庭焼窯

鍋島御庭焼窯は、鍋島藩御用窯の直系として唯一現存する格式高い窯元です。江戸時代に大名道具として生み出された「色鍋島」の卓越した伝統技法と美への精神を、現代へと脈々と受け継いでいます。

数ある鍋島焼の窯元のなかでも、藩窯時代から続く気高い伝統がひと際色濃く反映された作風が特徴といえるでしょう。そのため買取市場においても、由緒正しき伊万里焼として骨董的な評価が極めて高い存在です。

とくに往時の伝統的な様式を見事に再現した名品の数々は、数万円以上の価格で取引されることも珍しくありません。

鍋島虎仙窯

鍋島虎仙窯は、藩窯時代から青磁の製作と絵付けを担当してきた家系を起源とする、歴史ある窯元です。

鍋島青磁の伝統継承に並々ならぬ情熱を注いでおり、伊万里市大川内山で採れる天然の青磁鉱石を用いた、格調高い青磁作品の製作を徹底して追求しています。

透明感あふれる美しい青磁の色合いは買取市場でも高く評価されており、大型の花瓶や伝統的な器形の作品は高額査定となるケースも珍しくありません。

現代における青磁の第一人者としても熱い視線を集めているため、今後のさらなる価格上昇が見込まれるでしょう。

畑萬陶苑

畑萬陶苑は、畑石萬太郎によって昭和初期に開窯された歴史ある窯元です。江戸時代から続く鍋島藩窯の伝統技術と美意識を正統に受け継ぎ、とくに「色鍋島」の華やかな装飾技術の研鑽に力を注いできました。

伝統を重んじながらも現代的な感性を巧みに取り入れた作品作りを身上としており、日常を彩るモダンな器から格調高い美術工芸品まで、幅広いラインナップを展開しているのが特徴です。

その確かな技術力と近年さらに高まりを見せる認知度から、買取市場においても安定した需要が期待できるでしょう。

高額買取されやすい有田焼・伊万里焼の特徴

  • ・ 古伊万里の作品
  • ・ 人間国宝作家の作品
  • ・ 共箱や共布が付属している

上記に該当する焼き物は、買取の際に高く評価される傾向にあります。

古伊万里の作品

古伊万里は、主に有田を中心とする肥前地域で江戸時代に作られた伊万里焼を指す言葉です。

「IMARI」として王侯貴族の間で大ブームを巻き起こし、国内外を問わず磁器史に大きな影響を与えた重要な存在として、極めて高い歴史的価値が付与されています。

赤や緑、金彩で華やかな花鳥紋や幾何学模様が描かれた古伊万里(色絵)の猪口

精緻で高度な色絵技術が施されているため、美術品としても圧倒的な評価を受けています。

▼ 古伊万里について詳しくはこちら
古伊万里の特徴や見分け方を解説!伊万里との違いや買取相場も紹介

人間国宝作家の作品

人間国宝に認定された作家の作品は、その分野における最高峰の技術と芸術的な完成度が国によって証明された名品です。

とくに手作業で生み出される陶磁器は、作品自体が唯一無二の魅力を持つため、極めて高い希少価値を誇ります。

卓越した技術や芸術性だけでなく、作家自身の確固たるブランド力も査定に加味されるため、買取市場では高額での取引が期待できるでしょう。

共箱や共布が付属している

作家のサインや落款が入った共箱(木箱)や共布は、作品が本物であることを証明する重要な資料です。

とくに有名作家や人間国宝の作品において、共箱や共布は単なる付属品ではなく作品の価値そのものを裏付ける証拠品となります。そのため、有無によって査定額に大きな差が生じます。

共箱や共布がお手元にある場合は必ず品物と一緒に査定に出し、より高い査定額を目指しましょう。

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その他焼き物の種類

  • ・ 九谷焼
  • ・ 波佐見焼
  • ・ 唐津焼

有田焼や伊万里焼以外にも、日本には注目すべき素晴らしい焼き物が多数存在します。

そのなかから、九谷焼・波佐見焼・唐津焼を取り上げてご紹介しますので、ぜひ知識を深める参考にしてください。

九谷焼

九谷焼は、石川県で生産される色鮮やかな磁器です。その歴史は、17世紀半ばに約50年間だけ作られて一度途絶えた「古九谷焼」に始まります。その後、江戸時代後期に再興を果たし、産地ごとに多様な技法へと発展していきました。

なかでも最大の特徴といえるのが「五彩」と呼ばれる絵付けです。赤・黄・緑・紫・紺青の五色を厚く盛り上げて塗るこの技法は、古九谷焼の頃から見受けられる伝統的な様式として知られています。

買取市場においても、この五彩が施されているかどうかや、色使いの出来栄えが査定額を左右する重要なポイントとなります。

▼ 古九谷焼について詳しくはこちら
古九谷焼の見分け方は?特徴や種類・九谷焼との違いから買取相場まで解説

波佐見焼

波佐見焼は、長崎県波佐見町を中心に生産される磁器です。

長い間、流通の都合上から有田焼や伊万里焼の一部として扱われてきましたが、近年独自のブランドを確立し「波佐見焼」の名が広く知れ渡りました。

伝統的な職人技を感じさせる丈夫な作りでありながら、モダンでオシャレなデザイン性を持つ焼き物として、若い世代からも人気を集めています。

唐津焼

唐津焼とは、佐賀県唐津市周辺で焼かれる素朴で力強い味わいが特徴の陶器です。茶の湯の世界では「一楽二萩三唐津」と称されるほど、古くから多くの茶人たちに愛されてきました。

16世紀末に朝鮮の陶工たちによって技術が伝えられ、そこから朝鮮唐津や絵唐津など独自の技法を発展させました。

土の温もりを感じる素朴で飾り気のない美しさから、現在も茶道業界をはじめ多くの愛好家から非常に高く評価されています。

有田焼・伊万里焼の買取なら日晃堂へ

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日晃堂は、これまでに多種多様な陶磁器の買取を行ってきた確かな実績があり、その豊富な経験に基づいた適正な価格をご提示いたします。

査定を担当するのは、陶磁器の歴史や各産地の技法、有名作家について深い専門知識を持ったプロフェッショナルです。

お品物が持つ本来の価値をしっかりと見極め、査定額に最大限反映させることで、お客様にご満足いただけるお取引をお約束します。

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おわりに

江戸時代には、現在のように「有田焼」「伊万里焼」と産地名で呼び分ける習慣はありませんでした。有田を中心とする肥前地域で焼かれた磁器は、積み出し港の名称にちなんで総称して「伊万里焼」と呼ばれていたという背景があります。

時が流れ現在では、佐賀県有田町周辺で生産されるものを「有田焼」、佐賀県伊万里市で生産されるものを「伊万里焼」として明確に区別するようになりました。

なかでも、江戸時代に作られた希少な古伊万里や、14代酒井田柿右衛門をはじめとする人間国宝認定作家の作品は、買取市場において別格の評価を獲得しています。さらに、作家の真筆サインや落款が記された共箱・共布が付属しているお品物であれば、より高額な査定につながりやすいでしょう。

日晃堂では、これまでに多種多様な陶磁器の買取を行ってきた、豊富な実績を誇ります。専門知識と豊富な経験を併せ持つ査定士が、お客様の大切なお品物を誠心誠意、拝見いたします。

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※ 本記事内に掲載している買取価格はあくまで参考用の目安であり、実際の買取金額を確約するものではございません。同じ作家や種類の作品であっても、ご依頼時の市場相場やお品物の保存状態などにより、最終的な査定額は変動いたします。

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