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筆に買取価値はある?筆の売却について【書道具買取】

筆に買取価値はある?筆の売却について【書道具買取】

筆といえば、文や絵を書いたり、化粧などに使う道具を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
その中でも、書道具の筆には長い歴史があり、古くに作られた筆は骨董品として高い価値を秘めている場合もございます。今回の日晃堂コラムは【筆に買取価値はある?筆の売却について】というテーマで、筆買取に関してご紹介いたします。筆の売却について関心のある方はぜひ最後までご覧ください。

書道における筆とは

筆は字や絵を書いたり化粧などに用いられる道具で、毛筆ともいいます。書道には欠かすことのできない道具でもあり、古来の筆には骨董品や美術品として、高い価値を秘めている場合もあります。

中国では、硯・墨・紙・筆のことを「文房四宝」と呼び、古くから文人に親しまれてきました。
日本でも、習字を義務教育で習うこともあり、書道の筆について馴染みのある方も多いのではないでしょうか。

書道用の筆と一口に言っても、実用性の高い筆ばかりではなく、コレクション性があるような希少価値の高い筆も多く存在します。そのような収集の対象となりえるような筆は骨董品の買取市場でも人気です。

以下より「筆の歴史」や「買取価値のある筆」に関してご紹介いたします。
筆の買取に関心のある方は、ぜひ最後までご覧ください。

硯や墨の買取については、下記の記事でそれぞれ解説させていただきます。
書道具買取の前に、ぜひご参照ください。

【硯は売れる?】硯の買取価値について

墨は買取に出せる?墨の売却に関して【書道具買取】

筆の歴史

筆の歴史は中国から始まりました。秦時代(紀元前221年~207年/日本では弥生時代)に、中国の将軍であった蒙恬(もうてん)が、中国初代皇帝として有名な始皇帝(しこうてい)に竹軸の筆を献上したことが、その歴史の始まりといわれています。

諸説あり正確には判明していませんが、中国から日本に筆が伝来したのは今から約1700年前にあたる応神天皇の古墳時代ではないかとされています。

奈良時代には仏教の普及につとめながらも、志半ばで命を落としてしまった聖徳太子の意思を継いだ遣唐使が、中国から様々な文化を日本に伝えたことで仏教や写経などが普及。身分の高い人々の間で詩文が盛んに交わされるなど、筆の文化が次第に広まっていきました。

やがて、平仮名やカタカナの基礎となる万葉仮名が誕生するなど、筆が普及したことで日本独自の文化が発展。仏教が盛んになり、写経も広く行われるようになったことで筆の需要はさらに高くなり、江戸時代の頃には一般庶民にまで筆が広く普及したと推定されています。

現存する日本最古の筆はといえば、奈良の正倉院に保管されている「天平筆(雀頭筆)」と「天平宝物筆」が有名ですね。天平筆は雀頭筆とも呼ばれるように、穂先が雀の頭のような形をしています。
「天平宝物筆」は大仏開眼の際に使用された大筆として有名ですね。

日本において筆は、仏教の発展と共に文字を書き起こすための道具して普及し発展してきました。
一方の中国では実用的な筆以外に、書道には適さないような鑑賞用の筆も作られるようになり、そのような筆はコレクターからの人気も高く、買取相場も高い傾向にあります。

買取価値のある筆とは

書道具の筆には稽古用として使うための大量生産されたものから、希少性が高い歴史のある筆など、たくさんの種類が存在します。今回は骨董品として買取価値の高い筆についてご紹介しますので、ぜひ筆買取の参考にしてください。

歴史のある古い筆かどうか

骨董品として価値の高い筆は、やはり年代が古いものとなります。
年代が古く希少性の高い筆ほど、高価買取の対象です。
中国の筆を唐筆・日本の筆を和筆といいますが、唐筆はより価値の高いものが多く、古ければ古い唐筆であるほど高い価値を秘めている可能性があります。
逆に稽古用など、近年に大量生産されたような筆は和筆も唐筆も関係なく値段が付かない場合もありますので、基本的には高い価値を期待できません。

付加価値があるかどうか

筆の価値を決めるのは希少性だけではなく、素材などの付加価値によっても変わります。
たとえば、象牙や堆朱(ついしゅ)のような高価な素材を用いて作られたものは付加価値も高く、その分の買取価値も高くなります。堆朱とは彫漆の一種で、中国漆器を代表する技法のひとつのことです。
中国骨董でもある堆朱は元々価値の高いことで知られていますが、近年では中国美術品の需要が高まっていることもあり、買取相場も上昇の傾向にあります。そのような背景もあり、堆朱筆などのように付加価値の高い中国の筆は、とりわけ筆の中でも高額な部類で買取となるケースが多いのも特徴です。

有名メーカー作ったものかどうか

価値があるのは中国の筆ばかりではありません。
日本の筆にも、著名な作家や有名メーカーが作ったものであれば買取価値が付く場合もあります。
落款(サイン)があったり、共箱(保管箱)に墨書きのサインがあれば、基本的に作家物の筆として判断することが可能です。摩擦などで擦れてサインが消えてしまっていることもありますが、日晃堂では専門家の視点で価値があるものと断定できるものは、その価値に見合った評価をさせていただきますのでご安心ください。

筆の買取価値はその他に、筆の寸法や保管状態、付属品が揃っているかどうかなども影響してきます。
筆の価値は毛筆以外に、筆の柄部分にあたる「筆管」の素材によっても変動しますので、一般の方がひと目見ただけで正確な買取価値を判断するのは難しいといえます。

まとめ

今回の日晃堂コラムは、「筆に買取価値はある?筆の売却について」というテーマで解説させていただきました。書道の筆には長い歴史があり、歴史的価値や骨董品価値の高い筆も多く存在します。
書道の稽古用として、近年に大量生産されたような筆は買取における価値は付きにくいですが、古い筆や中国製の筆については高い価値を秘めている場合があります。また、象牙や堆朱のような高価な素材が使われた筆や、日本製でも著名な作家や有名メーカーが作った筆であれば、高く売れる可能性はあります。

遺品整理や家の大掃除などで、今回ご紹介したような筆が見つかれば高価買取のチャンスです。
筆の見た目が古かったり価値がわからないからと言って捨ててしまう前に、骨董品としてどれくらいの価値があるのか、まずは確認してみることをお勧めいたします。

筆の買取価値については、毛筆や筆管の保管状態以外にも専門的に確認する事項が多く、一般の方が真の価値を確認するのは非常に難しいのが特徴です。真贋や価値を見極める確かな査定力が必要となります。

日晃堂では書道具買取を行っており、書道の筆も査定の対象です。
骨董品として価値の高い筆については、価値に見合った金額で買取いたします。
筆などの書道具を複数まとめてのご売却も歓迎です。

筆の査定にあたり和筆や唐筆、付属品の有無などは問いません。
筆を売ろうかどうかお悩みの方はぜひ、日晃堂まで一度ご相談ください。

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