モルガンダラーの相場はいくら?価値の見極め方と高く売るコツを徹底解説

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モルガンダラー(Morgan Silver Dollar)は、アメリカで発行された歴史的価値と美術的価値を併せ持つ銀貨です。
美しいデザインと高純度の銀を含んでおり、コレクションアイテムだけでなく、実物資産としても注目されています。
しかし、モルガンダラーの価格は年号、発行枚数、保存状態などによって大きく変動します。そのため、現時点での相場や高く売るためのポイントを理解することが大切です。
この記事では、モルガンダラーの基本情報から取引相場の目安、高く売るためのコツを解説します。
目次
モルガンダラーとは?
モルガンダラーは、1878年から1904年、そして1921年に一時的に発行されたアメリカの銀貨です。
1ドルの通貨として使用され、銀本位制が採用されていた時代に、アメリカ合衆国財務省が余剰銀を流通させるために発行した通貨です。
このコインのデザインを手がけたのは、イギリス出身の彫刻家ジョージ・T・モーガン。彼の名前を取って「モルガンダラー」と呼ばれています。
モルガンダラーの特徴
表面には自由の女神を模した女性像、裏面には白頭ワシが描かれ、アメリカの象徴として今でも高く評価されています。
モルガンダラーは直径38.1mm、重さ26.73gで、銀純度は90%です。
迫力のあるサイズと高純度の銀を含むため、地金としての価値もあり、コレクターにとって非常に魅力的なアイテムです。
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モルガンダラーの相場動向と価格の目安
モルガンダラーの価格は、主に以下の要因によって決まります。
- 発行年とミントマーク(造幣所)
- 保存状態(グレード)
- 市場での希少性銀相場の変動
例えば、状態が悪い一般流通品は買取価格が数千円程度ですが、保存状態が良好で希少なミントマーク(例えば、カースンシティ造幣所=CC)があるものは、10万円以上の価値がつくこともあります。
特に1892年発行の「1892-S」や、1889年の「1889-CC」など、流通量が非常に少ないものは数十万円以上の価値がつくこともあります。
このように、相場には大きな幅があり、素人目では判断が難しいことも多いため、専門業者の査定が重要です。
モルガンダラーの価値を決める4つのポイント
モルガンダラーの価値は、ここから紹介する4つの要素・ポイントで決まります。
それぞれを詳しく解説するので是非ご参考にしてください。
年号と造幣所(ミントマーク)
モルガンダラーは5つの造幣所(フィラデルフィア、サンフランシスコ、ニューオーリンズ、デンバー、カースンシティ)で製造されました。
それぞれのコインには、その造幣所を示すミントマークが刻まれており、特に「CC(カースンシティ)」は発行枚数が少ないため、希少性が高く、価格が上昇します。
また、発行年によっても希少性が異なります。特定の年は発行枚数が極端に少なく、コレクターにとっては非常に貴重です。
持っているコインの年号や製造場所を知ることは、相場を理解するための重要な手がかりとなります。
保存状態とグレード評価
モルガンダラーの価値を大きく左右するのは、保存状態です。
鑑定機関(PCGSやNGC)によって、コインに「MS60」〜「MS70」のグレードがつけられます。特に「MS65」以上のグレードを持つコインは、プレミアム価格がつきやすいです。
傷や変色が少なく、光沢が保たれているものほど評価が高く、同じ年号でも数倍の価格差がつくことがあります。
鑑定済みでスラブケース入りのコインは、信頼性が高く、買取価格が安定しています。
銀相場と地金としての価値
モルガンダラーは90%の銀を含んでいるため、銀相場の影響を受けます。
銀価格が上昇すると、モルガンダラーの最低価格も上がる傾向にあります。たとえコレクターの需要が低くても、銀の含有量により一定の価値が保たれるため、安心材料となります。
需要と市場
最近では、アメリカ国内に加え、日本やアジア諸国でもモルガンダラーの人気が高まっています。
歴史的価値や美術的価値、資産価値を併せ持つモルガンダラーは、経済不安時における実物資産としての需要もあり、相場が上昇傾向にあることが注目されています。
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モルガンダラーを高く売るには?
モルガンダラーをできるだけ高く売却したいのであれば、以下の点を意識しておきましょう。
専門の買取業者に依頼する
古銭やアンティークコインの専門業者に依頼すれば、市場価値を正確に見極めて適正価格を提示してくれます。
一般的なリサイクルショップでは、相場より低い査定になることが多いので注意が必要です。
無料査定や出張買取、宅配買取など、便利なサービスを提供している業者もあるので、自分に合った方法を選びましょう。
複数業者で査定を受ける
1社だけで決めず、複数の業者で査定を受けることが重要です。
査定額に数千円から数万円の差が出ることもあり、特に希少な個体では数十万円の差がつくこともあります。
鑑定書やスラブケースは保管しておく
PCGSやNGCなどの認定グレードが記載された鑑定書やスラブケースは、コインの信頼性を証明する重要な証拠となります。
これらがあれば、買取業者は正確に価値を判断しやすくなり、査定額アップの可能性が高まります。
おわりに
モルガンダラーは、アメリカの歴史を象徴する銀貨として、多くのコレクターや投資家に評価されています。
その価格は、発行年、ミントマーク、保存状態、銀相場などの要因によって決まります。
売却を検討する際は、専門の買取業者で査定を受けることがおすすめです。高額査定を引き出すことが可能です。
あなたのモルガンダラーが予想以上の高値で売れるかもしれません。モルガンダラーの買取は、専門店の日晃堂へお任せください。
※記事内に掲載している買取価格は参考価格となり、買取価格を保証するものではございません。同様の作品であっても査定時の相場や作品状態などによって買取価格は変動いたします。
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