使用済みの切手でも買取してもらえる?買取対象の切手と買取時のポイントをご紹介
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近年、メールやSNSの普及により、手紙やはがきを送る機会が減っています。
その一方で「昔の郵便物に貼ってあった切手が家にたくさん残っているけど、使用済みでも売れるのかな?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
実は、使用済みの切手であっても、希少なデザインや特別な消印がある場合には高値で取引されることがあります。
この記事では、使用済みでも買取対象となる切手や消印の種類、そして査定に出す際のポイントまで詳しく解説します。
目次
使用済みの切手でも買取してもらえる?

使用済みの切手でも、状態や条件によっては買取対象となる場合があります。
基本的には郵便に使用された切手は価値が下がる傾向にありますが、例外も存在します。例えば、切手そのものが希少なものや、押印された消印に特別な価値がある場合です。
ここでは、使用済みでも買取してもらえる代表的なケースをご紹介します。
①価値の高い切手
使用済みであっても、もともと発行枚数が少ない記念切手や、戦前・戦後初期に発行された古い切手などは高い価値を持ちます。
特に保存状態が良好なものや、印刷のズレなど製造上の特徴が見られるものは、希少性から高額査定が期待できることもあります。
②価値の高い消印
切手に押された消印そのものに価値がつく場合もあります。
例えば、特定の記念日や式典、郵便制度創設期の消印、あるいは希少なデザインの消印などは、市場で高い評価を受けやすいです。
消印が鮮明で、切手の図柄を損ねていない状態であれば、より高値で取引される可能性があります。
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使用済みでも買取してもらえるレア切手
使用済みでも買取の対象となる切手はいくつかあります。
ここでは、特に市場での人気が高く、収集家の間で評価されている4種類のレア切手を紹介します。
見返り美人

1948年に発行された切手で、江戸時代の浮世絵師・菱川師宣による「見返り美人図」を題材にしています。
戦後初期に登場した記念切手の中でも特に人気が高く、芸術性の高さと発行枚数の少なさから、使用済みでも価値が認められています。
月に雁

1949年に発行された「月に雁」は、明治時代の名画をモチーフにした切手です。
構図の美しさと印刷技術の精巧さが評価され、市場での需要が高くなっています。使用済みでも状態が良ければ買取対象になる可能性が高いです。
オオパンダ

1963年に日中国交正常化を記念して発行された切手で、中国から日本に贈られたジャイアントパンダを題材としています。
動物モチーフの記念切手として人気が高く、発行当時の社会的背景も評価されています。
赤猿

1980年に中国で発行された切手で、正式名称は「庚申年 赤猿切手」です。中国切手の中でも特に人気が高く、世界的に高額取引されていることで知られています。
使用済みでも価値が落ちにくく、収集家の間では常に需要のある切手です。
使用済みでも買取してもらえる消印
使用済み切手の中でも、押印された消印が特別な価値を持つ場合があります。
ここでは、特に評価されやすい4種類の消印をご紹介します。
特殊通信日付印
記念行事や式典の際に使用される消印で、特定のイベントに合わせて押されます。
デザイン性が高く、記念的価値があるため、収集家からの人気が高い種類です。
小型記念通信日付印
特定の郵便局で期間限定で使用される記念消印です。
発行枚数が少なく、限定的な場所でしか入手できないことから、使用済みでも高く評価されることがあります。
風景入通信日付印
日本各地の名所や観光地の風景をモチーフにした消印です。
地域の特徴が表現されており、観光地限定で発行されるものは収集家の注目を集めやすい傾向にあります。
満月印
消印が丸く完全な形で押されている状態を「満月印」と呼びます。
図柄を損なわず、全体がきれいに見えるため、美観としての評価が高いです。使用済みでもこの状態で残っている切手は貴重とされています。
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使用済み切手を買取してもらう際のポイント

使用済み切手を買取してもらう際は、いくつかのポイントを押さえることで査定額が上がる可能性があります。
まず、シリーズやテーマが揃っている場合は一枚ずつではなく、まとめて査定に出すのがおすすめです。
セットで出すことで収集家からの需要が高まり、価値が上がる傾向があります。
また、封筒やはがきに貼られたままでも査定可能なため、無理に剥がさずそのままの状態で依頼するのが安全です。
さらに、切手の知識と経験が豊富な買取専門業者に依頼することで、希少性や保存状態を正しく見極めた適正な査定が期待できます。
おわりに
使用済みの切手であっても、希少な図柄や特別な消印があれば高値で取引されることがあります。封筒やはがきに貼られたままでも査定可能なため、無理に剥がすことはおすすめしません。
もし自宅に古い切手が眠っている場合は、そのままの状態で専門業者に査定を依頼してみてはいかがでしょうか。
この記事でご紹介した切手や消印以外にも、買取対象となるものは数多くあります。思いがけない価値が見つかるかもしれませんので、まずは査定を受けてみることをおすすめします。
日晃堂では使用済み切手の買取に対応しておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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