
切手のことを調べていたり、集めていると「ボストーク」という言葉を聞くことがないでしょうか?
ボストークと聞くと宇宙船を思い浮かべる人も多いですが、切手のボストークは宇宙船の絵柄ではなく切手専用アルバムのことを指します。
ボストークを使うことで、切手を美しく整理し、長期間にわたって保存できます。
本記事では、ボストークの特徴や用途、使うメリットについて詳しく解説するのでぜひ参考にしてみてください。
ボストークとは?
ボストークとは、切手を整理・保存するための専用アルバムです。
一般的なアルバムとは異なり、切手を発行順に整理できるよう設計されており、専用のリーフ(ページ)には、切手の図案や発行日などの情報が記載されているものもあります。
切手収集家の間では多くの方が利用しており、切手の保管・収集に重要なアイテムの一つとなっています。
ボストークの特徴
ボストークは、切手を発行順に並べたりするなどコレクションしやすくなるアイテムです。
どの切手がどこに収まるべきかがすぐに分かる仕組みになっています。また、高品質な紙や保護シートを使用しており、湿気や紫外線による劣化から切手を守る工夫が施されています。
そのため、切手の状態を美しく長期間維持することが可能です。
ボストークの種類
ボストークには大きく分けて「マウント付き」と「マウントなし」の2種類があります。
マウント付きのタイプは、切手を挟み込むだけで収納できるため、特別な固定具を必要とせず、初心者にも扱いやすい仕様です。
一方で、マウントなしのタイプは、マウントやヒンジを自分で用意し、好みに合わせてレイアウトを調整できるため、コレクションの自由度が高く、上級者向けの仕様となっています。
ボストークの用途
ボストークの主な用途は、切手の適切な保管と整理・管理を行うことです。
切手は紙製品であるため、湿気や直射日光に弱く、適切に保管しなければ色あせや変色、カビの発生などのリスクが伴います。
ボストークはこれらの要因から切手を守るために設計されており、酸化や劣化のリスクを軽減しています。特に保護シート付きのモデルでは、切手に直接触れることなく収納することが可能です。
また、ボストークを活用することで、切手をシリーズごとや年代ごとに整理しやすくなります。
視認性が高いため、探したい切手をすぐに見つけることができるうえ、コレクションの統一感も生まれます。
その結果、収集していく過程をより楽しむことができるうえ、切手の価値を維持しやすくなるでしょう。
ボストークを使うメリット
ボストークを使用する最大のメリットは、切手を長期間美しく保管できる点です。
湿気やホコリ、紫外線などの外的要因から切手を守る設計が施されているため、劣化のリスクが少なくなります。
特に、特殊な保護シートを備えたモデルでは、酸化や湿気によるダメージを防ぐことができるため、長期的に保存する際にも安心です。
切手の資産価値を高められることも可能
ボストークに切手を保管することで、切手の資産価値を高めることが可能です。
保存状態が良好な切手は、コレクター市場での評価が高くなり、将来的な売却や譲渡を考えた場合にも有効です。
長年にわたって価値が下がらないという点も、ボストークを使用する大きなメリットの一つといえるでしょう。
ボストークの選び方
ボストークを選ぶ際には、自分のコレクションに合った種類を選ぶことが重要です。
初心者には、マウント付きで簡単に収納できるタイプが適しており、上級者には、マウントなしで自由にレイアウトを調整できるタイプがおすすめです。
また、バインダーの品質や耐久性も重要な要素であり、ページの厚みや素材を確認し、耐久性のあるものを選ぶことで、長期にわたって使用することができます。
特に湿気に強い加工が施されているかどうかをチェックすることで、より安心して使用することが可能です。
必要に応じた枚数で選ぶ
また、収納可能な切手の枚数も考慮すべきポイントです。
少ない枚数のコレクションにはコンパクトなモデルが適していますが、多く切手を収集している、収集したい方には、追加ページが可能なモデルを選ぶことで、コレクションの拡張がしやすくなります。
まとめ
ボストークは、切手を適切に保管・整理するための専用アルバムです。
発行順に整理できる便利なリーフ構造や、劣化を防ぐ工夫が施されているため、長期間にわたって切手を美しく保管できます。
切手の価値を維持するためには、最適なボストークを選び、適切な保管方法で切手のコレクションを楽しんでください。