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毎年発行され、コレクターから注目を集めている切手趣味週間シリーズ。過去の人気作品や現存枚数が限られているものは、高額で買い取られることもあります。

本記事では、切手趣味週間シリーズの概要や価値が高い理由、売却方法についてご紹介します。高く売るコツについても解説するため、切手趣味週間シリーズに興味がある方や、切手趣味週間シリーズの売却を考えている方は、ぜひ最後までお読みください。

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切手趣味週間シリーズとは

切手趣味週間シリーズとは、毎年4月の郵政記念日を含む切手趣味週間に発行される、日本の代表的な記念切手シリーズです

切手趣味週間とは、一般の方々にむけて、郵便切手が持つ「美しさ」や「芸術性」といった文化的価値の認識を広めることを目的とした期間です。また、切手収集の趣味の普及を図ることも目的とされています。

切手趣味週間シリーズは、毎年異なるデザインで発行され、日本の伝統文化や自然、歴史などを題材としたデザインが多々あります。特殊な印刷技術が使われることもあるため、コレクターからも高い人気があります。

切手趣味週間シリーズの価値

切手趣味週間シリーズの価値は、シリーズや状態、希少性によって異なります。特に、コレクターの間で人気のある切手は、高値で取引される傾向があり、数万円以上の価値がつくものもあります。

切手趣味週間シリーズが高額で売れる理由

切手趣味週間シリーズが高額で売れる理由には、人気のある図柄であること、状態がよいこと、などが挙げられます。具体的に、下記のような切手は、高額で売買されます。

  • ​・発行枚数が少ない
  • 人気のデザインである
  • シートで保管されている
  • 著名な人物や文化人を描いた切手である
  • 戦前や古い時代の切手である

特に人気シリーズである「見返り美人」や「月に雁」には、高い値がつくことが多くあります。切手の保存状態によっても価値が上がります。

切手趣味週間シリーズの代表作

切手趣味週間シリーズの代表作は、数多くありますが、中でも人気のある作品をご紹介します。

見返り美人

見返り美人切手は、菱川師宣の浮世絵である「見返り美人」がモデルとなった作品です。

1948年に発行されており、切手趣味週間シリーズを代表する有名な切手です。当時は浮世絵を題材にした切手が珍しく、見返り美人切手は初期の浮世絵切手であり、高く買取される傾向にあります。

また、収集用に発行されたことや大判サイズであることからも高い人気があります。

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月に雁

月に雁切手は、歌川広重の花鳥図「月に雁」がモデルとなった作品です。1949年に発行されており、秋空を背景に飛ぶ雁が描かれています。

前年の1948年に発行された見返り美人切手に続く切手であり、海外のコレクターからも注目を集めています。

→月に雁切手の買取実績はこちら

葛飾北斎・富嶽三十六景 山下白雨

山下白雨は、1947年に発行された最初の切手趣味週間シリーズです。すでに発行されていた、新昭和切手「北斎の富士」の図面を小型シートとして再発行したものとなります。

葛飾北斎の浮世絵「冨嶽三十六景 山下白雨」がモデルとなった作品で、黒い富士山の麓に稲妻が走る様子が描かれています。

発行時期によってインクの濃さに差があり、「濃青」と「淡青」として区別されている点が特徴です。「濃青」の方が希少価値が高く、高値で取引されています。

切手趣味週間シリーズの売却方法

切手趣味週間シリーズの売却方法は、数多くあります。ここでは主な売却方法とその特徴についてご紹介します。

ネットオークション

ネットオークションは、全国の切手収集家に向けて出品できます。また、自分で価格を設定できるため、希望の価格で出品できます。

一方、落札価格から出品手数料が差し引かれるため、注意が必要です。また、出品や落札後のやり取りを自分で行う必要があります。購入者とのトラブルや、商品が破損・紛失するなどのリスクもあります。

金券ショップ

金券ショップは、その場で査定し、すぐに現金を受け取れます。持ち込むだけで査定してもらえるため、手続きが比較的簡単です。

一方、金券ショップは、自社で販売するため、ネットオークションよりも査定額が低くなる傾向があります。また、金券ショップのスタッフによっては、切手の価値を正しく評価できない場合があり、希少価値の高い切手の価値が評価されない可能性がある点に注意が必要です。

リサイクルショップ

リサイクルショップでは、切手を含むさまざまな品物を買い取りしており、気軽に持ち込めます。

一方で、多くの場合は、金券ショップよりも査定額が低くなる傾向があります。また金券ショップと同様に、スタッフによっては、切手の価値を正しく評価できない場合があるため注意が必要です。

買取業者

買取業者では、専門の知識を持った鑑定士が丁寧に査定するため、切手の価値を見誤ることなく、適正な価格で買い取ってもらえます。買取業者は、多くの販売ルートを持っているため、高値で買い取ってもらえるでしょう。

また、査定から買取まで、すべて業者に任せられるため、手間がかかりません。特に、古物営業法に基づいて運営している業者であれば、安心した取引ができます。

切手趣味週間シリーズを高く売るコツ

切手趣味週間シリーズを高く売るコツは、状態を良く保ち、シートのまま売ることです。

また、専門家に査定してもらい、切手の価値を正しく認識し、高値で売却するためのアドバイスをもらうこともポイントです。過去の実績や口コミ、ホームページを見て、安心できる業者を選びましょう。

おわりに

多くのコレクターから人気の高い切手趣味週間シリーズ。中でも、人気のシリーズや、現存数に限りがある作品は高額での売却が可能です。

切手趣味週間シリーズの売却を考えている方はぜひ一度日晃堂にご相談ください。私たち日晃堂の切手専門の鑑定士が丁寧に評価し、適正な価格で買取いたします。

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