自宅でできるダイヤモンドの見分け方|ダイヤモンドの種類と正確な判定を受ける方法をご紹介

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ダイヤモンドは、その美しさと希少性から多くの人に愛されている宝石ですが、市場には本物そっくりの人工石や類似品も多く出回っています。
見た目だけでは判別が難しく、「これって本物?」と不安に思う方も少なくありません。
この記事では、自宅で手軽に試せるダイヤモンドの見分け方をご紹介します。
ダイヤモンドによく似た石の種類や、正確に判定したいときの対処法についてもご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
ダイヤモンドの種類
市場には、本物のダイヤモンド以外も数多く流通しています。
それらは「偽物のダイヤモンド」と言われることもありますが、本物に似た素材や人工的につくられたものになるため、厳密には「偽物」ではないとされています。
ダイヤモンドを見分けるためにも、まずはその種類についてご紹介します。
人工ダイヤモンド
人工ダイヤモンドとは、天然ではなく人工的に生成されたダイヤモンドのことです。
化学的・物理的な性質が本物のダイヤモンドとほとんど変わらないため、見た目だけでの判別は難しくなっています。
近年では「ラボグロウンダイヤモンド」と呼ばれる人工ダイヤモンドが注目されており、環境面や倫理面で支持されることもあります。
ジルコン
ジルコンは、天然で採れる宝石であり、古くからダイヤモンドの代用品として知られています。
光の屈折率が高く、強い輝きを放つため、見た目は非常に似ていますが、硬度や密度に違いがあります。ダイヤモンドよりも柔らかく傷がつきやすいため、使用環境で徐々に違いが表れます。
ジルコニア
「キュービックジルコニア」とも呼ばれるジルコニアは人工的に作られた石で、非常にクリアで美しい輝きを放ちます。
見た目はダイヤモンドに似ていますが、重量感や光の反射の仕方が主な違いです。価格はダイヤモンドに比べてはるかに安価で、装飾品として幅広く使用されています。
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ダイヤモンドの見分け方
ダイヤモンドはご自宅でも簡易的に本物かどうかを見分ける方法があります。
これらはあくまで参考程度であり、確実な判定には専門的な知識や機材が必要あるので、その点には注意してください。
息を吹きかける
表面に息を吹きかけて曇り具合で見分ける方法があります。
本物のダイヤモンドは熱伝導性が高いため、すぐに曇りが取れます。一方、その他の種類は曇りが残る時間が長くなる傾向があります。
室温や湿度などによって結果が左右される場合もあるため、目安のひとつとして考えるとよいでしょう。
冷蔵庫に入れる
ダイヤモンドは温度の変化に強い性質があります。
冷蔵庫で冷やしてから室温に戻したとき、結露やヒビが入らなければ本物の可能性が高いです。本物でない場合、急激な温度差によって変化が現れることがあります。
ただし、宝石を傷つける恐れがあるため、慎重に行うようにしてください。
水を垂らす
ダイヤモンドの表面には油分がつきにくいため、水を垂らすと球状になってまとまります。本物以外の種類では水が広がりやすい傾向があります。
汚れやコーティングの有無によって結果が変わるため、あくまでも目安のひとつです。
光の屈折を利用する
ダイヤモンドは非常に高い屈折率を持ち、強い輝きを放ちます。
新聞紙の上にダイヤモンドを置いて、下の文字が読めるかを確認することで屈折の強さを調べることが可能です。
文字がはっきり見えるようであれば、屈折率の低い本物のダイヤモンド以外の可能性が高くなります。
ブラックライトを使う
ダイヤモンドは紫外線に反応して青白く光ることがあります。
ブラックライトを当てて、青い蛍光が見られる場合は本物の可能性があります。
ただし、蛍光を示さない本物のダイヤモンドもあるため、蛍光の有無だけで判断するのは難しいです。
ダイヤモンドの見分けが難しい場合は?
身近な方法でもある程度の判断は可能ですが、本物かどうかを正確に見極めるには限界があります。
特に、人工ダイヤモンドやジルコニアなどは精巧につくられており、肉眼での判断が難しくなっています。万が一のトラブルを避けるためにも、専門家の鑑定を受けることが安心です。
プロの鑑定士は、専用の機器や知識を用いて正確に判別を行います。大切なジュエリーを守るためにも、専門店に相談することをおすすめします。
ダイヤモンドの買取も専門店へ
もし、手元のダイヤモンドを手放すことを検討している場合は、買取実績のある専門店に依頼するのが安心です。
専門店では、鑑定だけでなく適正な価格での査定も受けられます。
また、ダイヤモンドの価値はカット・クラリティ・カラットなどの要素によって大きく変動するため、信頼できる業者に見てもらうことで納得のいく取引が可能になります。
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おわりに
ダイヤモンドは美しく価値のある宝石ですが、それゆえに本物以外のものや、類似品も多く出回っています。
見た目だけでは判断がつかないケースも多いため、基本的な見分け方を知っておくことが大切です。
この記事でご紹介した方法は自宅で手軽に試せるものですが、確実な判定を行うには専門家の力が欠かせません。
不安な場合は、専門店での鑑定や相談を活用して、正確な判定を受けることをおすすめします。
日晃堂では、ダイヤモンドを含む宝石の買取実績が豊富にございます。ダイヤモンドの見分けにお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
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