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カメラレンズのバルサム切れとは?見分け方や撮影への影響、修理費用など解説

「カメラレンズのバルサム切れって何?」
「カメラレンズのバルサムが切れたらどうなる?」

など、カメラレンズのバルサム切れについて知りたい方のために情報をまとめました。見分け方や対処法などについても触れているため、ぜひ参考にしてください。

カメラレンズのバルサム切れについて

まずは、カメラレンズのバルサム切れとはどういった状態なのかを詳しく解説します。バルサムが切れることにより、カメラレンズが撮影に及ぼす影響についても見ていきましょう。

バルサム切れとは?

「バルサム」とは、樹木や植物から分泌される粘度の強い液体で、香料や塗料、接着剤など、幅広い用途に使用されている物質です。

何枚かのレンズが重なってできているカメラレンズは、バルサムを使ってレンズ同士を接着しているモデルがあります。

カメラレンズのバルサム切れは、カメラレンズを接着しているバルサムが剥がれている状態です。

バルサム切れで撮影するとどうなる?

バルサム切れがカメラレンズのごく一部であれば、撮影に大きな影響を及ぼさないこともあります。バルサム切れがカメラレンズの広範囲に渡ると、撮影にさまざまな不具合が生じます

たとえば、くもりが出たりピントが合いにくかったりなどの症状も考えられます。

その他、強いフレアの発生やコントラストが低くなる、ゴーストに模様がつくなど、バルサム切れの範囲やカメラレンズの種類などによって影響はさまざまです。

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カメラレンズのバルサム切れはどうやって見分ける?

カメラレンズのバルサム切れは、レンズを確認すれば見分けられる場合があります。レンズと鏡筒が接着している周辺に、剥離したようなにじみや変色が見られるとバルサム切れの可能性もあるでしょう。

接着面に気泡が入ってブツブツと見える場合もあり、バルサムの劣化状態によって症状はさまざまです。

カメラレンズ正面から見るとわかりにくいこともありますが、角度を変えて見ると発見できる場合もあります。撮影時に違和感があったら、カメラレンズを観察してバルサム切れかどうかを確認してみましょう。

バルサム切れが起こりやすいカメラレンズの特徴

バルサ向れが起こりやすいカメラレンズの特徴は下記となります。

・オールドレンズ
・経年劣化が進んでいるカメラレンズ
・乾燥した場所で保管されているカメラレンズ

オールドレンズ

現在のカメラレンズは主に合成接着剤が使用されているため、バルサム切れは起こりません。

バルサム切れが起こるカメラレンズは、レンズの接着剤としてバルサムが使用されている「オールドレンズ」に多い傾向にあります。

オールドレンズはフィルムカメラが主流だった時代のレンズで、レトロなボケ感など独特な写真を撮れる点が魅力です。

デジタルカメラが主流となった現在も、マウントアダプターでデジカメに装着してよく使われています。オールドレンズはバルサム切れを引き起こす可能性があるため、注意しましょう。

経年劣化が進んでいるカメラレンズ

バルサム切れは経年劣化が進むと起こる症状のひとつです。バルサムが使用されているカメラレンズのなかでも、製造の古いものは注意しましょう。

経年劣化は避けて通れず、バルサムはレンズを永遠に接着しておけるものではないため、古ければ古いほどバルサム切れが起こる可能性は高くなります。

何人もの所有者に使用された中古のカメラレンズはとくに注意しなければならないでしょう。

保管状態が悪いカメラレンズ

バルサムは乾燥で収縮する特徴があるため、乾燥している場所に保管されているとバルサム切れが起こりやすくなります

また、乾燥と多湿を繰り返すような場所も注意が必要です。

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カメラレンズのバルサムが切れた際の対処法

・F値を絞って撮影する
・専門業者に修理してもらう
・買取に出す

カメラレンズのバルサムが切れた際の対処法として、上記の3つを紹介します。

F値を絞って撮影する

カメラのF値とは、レンズに取り込む光の量を調節する部分です。F値を絞ると光の量が少なくなり、F値を開放すると光の量が多くなります。

光の量をF値で調整して背景のボケ感などを表現し、世界観を作り上げていくのがカメラの醍醐味です。

バルサム切れはその部分が光を反射してしまうことで写真にさまざまな症状を出すため、F値を絞って光の量を少なくするとバルサム切れの影響をあまり受けないケースがあります。

F値を思いのままに調整できなくなりますが、応急処置として有効な場合があるでしょう。

専門業者に修理してもらう

カメラレンズのバルサム切れは、専門業者に修理を依頼すれば対応してもらえる場合があります。ただし、バルサム切れを起こすカメラレンズは古いモデルであるため、メーカーの修理対応は期待できません。

また、カメラ修理の専門業者に依頼した場合、数万円の修理費がかかるといわれています。「クラシックモデルとして価値がある」「思い入れがある」など、特別な理由がない限りは買い替えを検討した方が良いかもしれません。

一部では、自分で修理する方法も紹介されています。自分で修理するには専用の器具や技術が必要であり、失敗する可能性も考えられるでしょう。自分で手を入れてしまったレンズは専門業者に修理を断られるケースが多いため、専門知識や技術を持っていない素人は手を出さない方が無難です。

買取に出す

バルサム切れを起こしたカメラレンズは、カメラの買取に対応している買取業者に買い取ってもらう方法があります。

カメラ買取の実績が高い業者は、バルサムが切れているレンズでも買い取ってもらえるケースも。

バルサム切れを起こすカメラレンズはオールドレンズであるため、クラシックレンズとして希少価値が高い可能性もあります。

バルサム切れ以外でレンズの間に現れる不具合

・カビ
・くもり
・チリ、埃

カメラレンズの間に生じる不具合はバルサム切れ以外に上記が考えられます。レンズとレンズの間に発生するため、対処しようとすると修理に出すなどが必要です。

修理代がもったいないと感じた場合は、買取に出すことも考えましょう。

カビ

カメラレンズは、レンズとレンズの間にカビが生えてしまうこともあります。カビは蜘蛛の巣や雪の結晶状で現われることが多く、白や灰色に見えるでしょう。レンズの間に発生すると拭き取ることができず、バルサム切れと間違われることがあります。

くもり

レンズの間にくもりが発生すると、レンズが白っぽくなって仕上がりの写真がソフトな印象になります。軽度であれば撮影に影響はありませんが、目視でわかるほど白くなっている場合は注意が必要です。

チリ・埃

カメラレンズは複数枚が重なっている構造であるため、間にチリや埃が入り込むことがあります。細かいものであれば撮影に影響が出ない場合も多いですが、大きなゴミが入ると写真に写り込む可能性があるでしょう。

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おわりに

バルサム切れとは、カメラレンズに使用されているバルサムという接着剤が剥離した状態です。

カメラレンズは複数枚からなっており、レンズとレンズを接着するのにバルサムが使用されているモデルがあります。

バルサムが使用されているカメラレンズはフィルムカメラが主流だった時代の古いレンズで、経年劣化や乾燥などでバルサム切れを引き起こすでしょう。

バルサム切れが軽度の場合は撮影に影響が出ないこともありますが、範囲が多い場合はピンとが合いにくい、フレアが写り込むなどの影響も考えられます。

修理に出すと費用がかさむため、バルサムが切れたカメラレンズはカメラ買取を強みとしている買取業者に買取してもらいましょう

古いカメラレンズはクラシックモデルとして高値がつく可能性もあり、新しいカメラレンズを手に入れる軍資金となるかもしれません。

日晃堂はカメラ買取の実績が高い買取業者で、適切な査定と適正価格のご提示が可能です。バルサム切れのカメラレンズも、まずは日晃堂にご相談ください。

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