現代アート買取の価値・評価の付け方とは?人気作家の買取例と合わせて解説

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現代アートとは社会情勢や課題を反映させ、見る人に問題提起をする作品と言われています。
世界中で高く注目されているジャンルで、草間彌生や奈良美智、村上隆など日本人の現代アーティストも多く日本での注目度が高いのではないでしょうか。
この記事では、現代アートの価値・評価のつけ方や高く売却するコツについて解説します。現代アートに興味のある方や、現代アートの売却を考えている方はぜひ最後までご覧ください。
現代アートに価値がつき評価される理由
現代アートに価値がつき評価されている理由には、アーティストの知名度や作品の希少性、歴史的・文化的重要性など、さまざまなことが挙げられます。
もちろん、作品としての美しさやメッセージ性なども高い評価を受ける1つの理由です。市場で現代アートが枯渇しないこともまた理由に挙げられるでしょう。
例えばピカソ・モネ・ゴッホなどの作家はすでに亡くなっているため、新しい作品が生まれることはなく需要と供給のバランスが崩れます。
しかし、現代アートには存命作家が多くいるために次々に新しい作品を生み出すことができ、作品が枯渇することがなく需要と供給のバランスを保つことが可能です。現代アートに価値がつき評価されていることには、アート市場の枯渇も関係しています。
【事例】人気現代アーティスト草間彌生の絵画の価値
草間彌生は日本出身の現代アーティストです。1940年代後半から芸術活動が始まり、ニューヨークでの活動を経て、国際的な評価を得ています。
網目模様や水玉模様を使った作品が多いことが彼女の特徴で、視覚的に魅力を感じると同時に、深い精神的なメッセージがあることで現代アーティストとして人気を博しています。
草間彌生の現代アートはオークション市場でかなり人気があり、作品の落札額は年々上昇して 2022年にはアメリカで1,049万ドル(約15億円)で落札されました。作品のデザイン性だけではなく、社会的な問題や個人的な経験がデザインに落とし込まれていることも質が高くなっている理由です。
また、最近はファッションやデザインなど様々な分野とのコラボレーションを行っていて、その点からも高い価値がついていると考えられます。
関連記事|草間彌生の作品の値段は?オークション落札額をランキング形式でご紹介!
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価値がつく現代アート・絵画の特徴
価値がつく現代アート作品には、いくつか共通している特徴があります。最も共通している特徴が、従来のアートスタイルや表現方法から逸脱しユニークな作品になっていることです。
「現代アートはわかりにくい」と言われる理由にもつながりますが、良い意味で普通ではない作品であるからこそ、高い価値がつけられます。
例えばアメリカ最大級のアートフェアに展示された「Comedian」という作品は、白い壁に本物のバナナを1本を粘着テープで貼り付けただけのものでした。
しかし、12万ドル(約1,700万円)もの高値で落札されています。この作品以外にも、従来のスタイルから逸脱しているものが多く、その表現方法やメッセージ性が価値につながります。
またアーティストの個人的な経験や感情が作品に反映されることも、価値がつく現代アートの特徴で、見ている人に強い感動や共感、刺激を与えます。もちろん技術的な精巧さなども価値がつく現代アートの特徴です。
現代アートを高く売るコツ
現代アートを高く売るためには、大きく3つのポイントが重要です。
1つ目のポイントは作品の起源や出どころを確認することです。
「誰の作品なのか」「いつ頃の作品なのか」「どのような背景があるのか」などの起源や出どころを確認することで、作品のおおよその価値を把握でき高く売却することにつなげられます。
2つ目が市場動向の確認です。
現代アートは流行によって価値が変動しやすい傾向があります。仮に価値が下がっているタイミングで売りに出してしまうと相場以下の金額でしか売れないため、現代アートの市場を確認することも大切なポイントです。
3つ目が専門家を利用することになります。
現代アートを見極めるポイントは幅広く、素人では作品の価値を計り知れません。買取専門店やオークションハウスを通じて販売することが、作品の適切な価値で売却することにつながります。
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おわりに
現代アートはさまざまな要因から価値がつき、高く評価されています。
存命している現代アーティストが多いことも高い価値がつく理由の1つで、次から次に新しい作品を生み出します。それによりアート市場が枯渇せずに需要と供給のバランスが保てているといえるでしょう。
そんな現代アートを高く売るには、「起源や出どころの確認・市場動向の確認・専門家の利用」が大切なポイントです。
私たち日晃堂では、そんな現代アートの作品を専門の査定士が丁寧に評価し、適正な価格で買取を行っています。
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