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西村徳泉の作品の価値とは?買取相場や高く売るコツ3選とともに解説

西村徳泉の作品がご自宅で眠っている方で「西村徳泉の作品の価値を知りたい」「売却をしようか悩んでいる」という方はいらっしゃいませんか。

本記事では、西村徳泉の作品の買取相場や作品3選、高く売るコツ3選を紹介しています。ぜひ、最後まで読んでみてください。

西村徳泉とは

西村徳泉とは

西村徳泉(にしむらとくせん)とは、日本の代表的な陶芸家一家です。江戸時代に開窯して以来、家業を継ぐ者が西村徳泉を襲名しており、2025年現在は5代目が活躍しています。

京焼や清水焼で非常に高く評価されており、歴代の作品はどれも精巧な技術と美しいデザインが特徴です。

染付(そめつけ)や色絵や金襴手(きんらで)などの技術を持ち、多彩な表現力は多くの人に愛されています。

歴代の西村徳泉のなかでも3代目の功績が特に大きく、西村徳泉の工房「紫翠窯」は3代目・西村徳泉の代名詞とも言えるでしょう。

紫翠窯とは

紫翠窯(しすいがま)とは、京都にある西村徳泉の工房です。

元々、江戸時代に初代・西村徳泉が京都の五条坂に工房と登り窯を開窯しましたが、その後五条坂で登り窯が使用禁止になったため、三代目西村徳泉が宇治市に登り窯と工房を移しました

「紫翠窯」という窯名を授かったのは、宇治市に移転した後の1971年のことです。茶道具の制作に力を入れており、紫翠窯で作られ作られた茶道具は多くの茶人に愛され続けています。

西村徳泉の買取相場

西村徳泉の作品は種類や年代によって買取相場が異なりますが、一般的な買取相場は数千円~数万円です。

保尊状態が良く、なおかつ付属品なども一緒にで売却すると10万円近い買取価格がつくこともあるでしょう。

このように、日本だけでなく世界からも評価が高い西村徳泉の作品は、高価買取が期待できます。

西村徳泉の作品2選

ここからは、西村徳泉の作品を2つ紹介します。ひとつずつ見ていきましょう。

染付色絵二閑人水指

水指(みずさし)とは、茶道で使用する、水を貯めておく道具です。染付と色絵を組み合わせて作られており、青が華やかな水差となっています。

水指の縁に唐子人形が2体ついている「二閑人(にかんじん)」というデザインが施されています。

底の高台部分に「紫翠窯 徳泉造」と書かれているため、すぐに徳泉の作品であることが分かるでしょう。

染付桔梗蓋置

蓋置(ふたおき)とは、茶道で釜の蓋などを置く道具です。桔梗の花のデザインが施されており、美しさと実用性を兼ね備えています。

こちらも、底の高台部分に「徳泉」と書かれています。

西村徳泉の作品を高くるコツ3選

ここからは、西村徳泉の作品を高く売る3つのコツを紹介します。ひとつずつ見ていきましょう。

直射日光の当たらない場所に保管する

陶磁器の買取価格は、保存状態に大きく左右されます。陶磁器は直射日光で退色してしまうため、必ず直射日光の当たらない場所で保管しましょう。

また、湿度が高いところで保管するとカビが生えるリスクがあるため、湿度の高いところを避けることも大切です。

西村徳泉の作品を高く売却するためには、直射日光の当たらない湿度の低いところで、傷がつかないように箱に入れて大切に保管しましょう。

付属品も一緒に売却する

西村徳泉の作品を売却するときは、共箱や保証書や鑑定書があれば一緒に売却しましょう

共箱とは、作者の署名がある木箱です。

これらの付属品が揃っていると、西村徳泉が制作したことの信憑性が高くなります。

特に、古いものの場合は付属品が揃っていないことが多いため、付属品が揃っているものは希少価値が高くなり、高価買取が期待できるでしょう。

状態が悪くても自分で修復しない

陶磁器は状態が良いほど高値で売却できますが、ヒビ割れや欠けがあるからと言って自分で修理することは禁物です

陶磁器の修復は熟練した職人の技術が必要なため、素人が修復してしまうと、作品の価値を下げてしまいかねません。

万が一ヒビ割れや欠けがあっても無理に修復せず、そのまま売却しましょう。

おわりに

西村徳泉(にしむらとくせん)とは、日本の代表的な陶芸家一家です。江戸時代に開窯して以来、家業を継ぐ者が西村徳泉を襲名しており、2025年現在は5代目が活躍しています。

歴代の西村徳泉のなかでも3代目の功績が特に大きく、西村徳泉の工房「紫翠窯」は3代目・西村徳泉の代名詞とも言えるでしょう。

西村徳泉の作品は種類や年代によって買取相場が異なりますが、一般的な買取相場は数千円~数万円です。

保尊状態が良く、なおかつ付属品なども一緒にで売却すると10万円近い買取価格がつくこともあります。

西村徳泉の作品を高値で売却するコツは、直射日光の当たらない場所で保管することや付属品も一緒に売却すること、状態が悪くても自分で修復しないことです。

ご自宅に西村徳泉の作品が眠っている方で、売却を検討している方は、是非一度日晃堂へご相談ください。

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