「壊れたカメラは買い取ってもらえる？」
「壊れたカメラを買取に出すならどこ？」
など、壊れたカメラの買取について知りたい方のために、買い取ってもらえるかどうかや買取に出す方法をまとめました。少しでも高く売る方法や注意点などにも触れているため、ぜひ参考にしてください。
壊れたカメラが買取してもらえる理由
・修理して再販
・部品取りカメラ
壊れたカメラは買取してもらえる場合があります。
壊れているのになぜ買取が可能なのか、理由は主に2つです。
修理して再販
壊れたカメラでも修理すれば復活する可能性があります。専門家が少し手直しして再び使えるようになるカメラは後に再販できるため、買取してもらえるでしょう。
「修理代を払うなら新しいカメラが欲しい」「修理代を払ってまで使い続ける気はない」などの場合は、買取に出すことも検討しましょう。
部品取りカメラ
壊れたカメラでも、内部にはまだ使用できる部品が詰まっている可能性もあります。
同じメーカーで同じモデルのカメラを修理する際などに部品を再利用できる場合があるため、使用できなくなったカメラでも買い取ってもらえることもあるのです。
そして、正常な部品を再度使用する「部品取り」に有効と判断されたカメラは、壊れていても買取可能です。
壊れたカメラを買い取ってもらう方法
・フリマアプリ
・リサイクルショップ
・専門店で下取りに出す
・買取業者
壊れたカメラを買い取ってもらう方法は、主に上記4つの方法があります。
フリマアプリやネットオークション
フリマアプリやネットオークションは、個人同士が手軽に商品を売買できるシステムです。
壊れたカメラをジャンク品として出品し、売買が成立しているケースは少なくありません。そのため、使用できないカメラでも出品すれば買い取ってもらえる可能性があります。
ただし、フリマアプリやネットオークションは個人間取引であり、これまでにさまざまなトラブルが多数報告されています。そういったリスクを承知のうえで、慎重に利用しましょう。
また、売買が成立するまでサイトや商品を管理したり、速やかな取引のために発送手続きが必要だったりします。売れない可能性も含め、時間と手間が必要になるのがフリマアプリやネットオークションです。
リサイクルショップ
壊れたカメラの買取に対応しているリサイクルショップがあります。そういったリサイクルショップに持ち込むと、壊れていても買取してもらえる場合があるでしょう。
注意したいのが、リサイクルショップの査定士はカメラや壊れたカメラに関しての知識が乏しい可能性のあることです。
査定額が適正価格ではなかったり、買取してもらえなかったりするかもしれません。
専門店で下取りに出す
大手家電量販店など、カメラの専門店では壊れたカメラの下取りに対応しているところがあります。新しい製品を買う際に、壊れていても手持ちのカメラを引き取ってもらう方法です。
ただし、その店で新しい製品を購入することが条件であり、新しい製品を値引きするという形になります。買取と違って現金を支払ってもらえるわけではなく、新しいカメラを購入する際にしか対応してもらえません。
買取業者
カメラの買取に精通している買取業者では、壊れたカメラの買取を行っています。
実績の高い業者を選択すれば知識と経験が豊富な査定士が対応してくれるため、壊れていても適正価格で買い取ってもらえるケースも。
さまざまな販売経路を持っていることから、多くのメーカー・モデルを買い取ることが可能です。
フリマアプリやネットオークションのように個人間取引によるトラブルを回避し、プロの査定士による適切な査定で買い取ってもらいたい場合は買取業者が良いでしょう。
壊れたカメラを少しでも高く売るコツ
・付属品をそろえる
・外観をきれいにする
・早く買取に出す
壊れたカメラを少しでも高く売るには、上記のポイントを押さえましょう。
付属品をそろえる
カメラはさまざまな付属品がついている状態で販売されています。買取の際はカメラ本体だけではなく、付属品も一緒に買い取ってもらうのがおすすめです。
付属品も査定の対象となるため、カメラ本体のみよりも高額買取が期待できます。
ACアダプター、取扱説明書、ショルダーストラップなど、付属していた商品をなるべくそろえて査定に出しましょう。
外観をきれいにする
外観が汚れていると査定額に影響を与える可能性があります。
とくに使う機会がなくなった壊れたカメラは自宅で埃をかぶっていることが多く、カメラとレンズの間にカビが生えるなどしていることも少なくありません。
クロスやブロアーなどで埃や汚れを落とし、なるべく綺麗な状態で査定に出しましょう。
早く買取に出す
カメラは年月が経つとともに価値も下がる傾向にあります。壊れたカメラでもなるべく新しい状態で買取に出すと、高額査定へとつながります。
活躍しなくなったカメラを自宅に置きっぱなしにしていても、レンズやボディの間に埃が入り込んだりカビが生えたりなどし、状態が悪化する可能性もあります。
そのため、状態が劣化する前に少しでも早く買取に出すと良いでしょう。
壊れても高額買取が期待できるカメラの特徴
・人気ブランド・年式が新しい
・アンティークカメラとして価値がある
・外観に目立つ傷がない
壊れても高額買取が期待できるカメラの特徴は、上記の3つです。
人気ブランド・年式が新しい
人気ブランドのカメラは壊れていてもブランド価値が認められるため、高額買取が期待できます。
たとえば、ライカ（Leica）、フェーズワン（Phase One）、ハッセルブラッド（Hasselblad）などは、世界で人気があるカメラブランドです。数量限定品や廃盤モデルは、さらなる高額になる可能性があるでしょう。
また、年式が新しいカメラも中古市場で需要が高く、再販の価値が高いとして高額になり得ます。
アンティークカメラとして価値がある
動作不良でも、アンティークカメラとして価値があるものは高額買取の可能性があります。製造当時の時代を思わせるデザインや希少性など、骨董価値が認められると高額買取が実現する場合も。
カメラ愛好家以外に骨董品コレクターからも注目されているため、一定の需要が見込めます。
外観に目立つ傷がない
同じ壊れ方でも、外観に目立つ傷のあるものとないものでは査定額に差がつくことがあります。外観の傷は購買意欲に影響するため、20～30％ほど査定額が低くなるともいわれています。
とくにクラシカルカメラなど、愛好家に人気があるコレクション用カメラは「外観が命」です。
買い取ってもらえない壊れたカメラ
・目立つ傷がある
・分解した形跡がある
・手の施しようがないほど壊れている
壊れたカメラで買い取ってもらえないケースは、上記のような場合が考えられます。
外観に大きな損傷が見られるカメラは再販できないと判断され、買取されない可能性があるのです。
また、分解した形跡があるものは、改造したり組み立て時に部品が欠落したりなども考えられます。純正部品が不足している可能性があるため、買取してもらえないでしょう。
当然、壊れ方が激しく、原型を留めていないなど手の施しようがない状態のカメラも買取されません。
壊れたカメラを買い取ってもらう際の注意点
・メモリーカードを抜く
・カメラ本体のデータを削除する
・乾電池を抜く
壊れたカメラを買取に出す際は、カメラ本体に挿入されているメモリーカードを必ず抜きましょう。
これまで撮影してきたデータが入っているメモリーカードは、大切な思い出だったり重要な個人情報だったりします。忘れずに抜き取り、手元に保管しましょう。
撮影データはカメラ本体にも保管されている可能性があるため、そちらも忘れずに削除してください。個人認証機能で登録したデータやWi-Fiの設定もカメラ本体から削除するのもお忘れなく。
また、乾電池は入れっぱなしにしておくと経年劣化による液漏れや錆びが発生し、カメラの状態を悪化させる可能性があります。壊れて使う機会がないと判断したときに抜き取ると、カメラ本体の状態を保てるでしょう。
おわりに
壊れたカメラは、修理して再販したり部品取りとして使えたりできるため、買い取ってもらえる場合があります。
壊れたカメラはカメラ買取実績が高い買取業者に持っていくと、トラブルなく適正価格での取引が可能です。
とくにライカなどの人気ブランドやアンティークカメラ、外観に大きな傷がないカメラは高額買取にも期待できます。
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