
「レンズのピントがあわない」「カメラが故障しているかもしれない」こうした悩みを抱えていませんか?
本記事では、レンズのピントが合わない原因と対処法を紹介します。
故障の場合、修理に出す上で知っておくべきことも解説するため、ピントをあわせる方法が知りたい方やカメラの修理を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
レンズのピントが合わない原因
レンズのピントが合わない原因として、撮影方法の誤りやカメラの故障が考えられます。
ここでは撮影方法に問題がある場合の原因を詳しく解説します。
ここで取り上げたものの他にも、単純にレンズが汚れていることなどが可能性としてあるため、しっかり確認した上で撮影に望みましょう。
オートフォーカス(AF)が起動していない
オートフォーカス(AF)とは、シャッターの半押し操作により自動でピントを合わせられる機能です。
カメラの種類によって、シャッターの半押しではなく別のボタンで起動させるものもあるため、確認が必要です。
シャッター時にカメラが動いている
シャッター時にカメラが動いている可能性もあります。
手ぶれ補正があっても、撮影の瞬間に大きくカメラを動かすとボケる可能性があるので、両手や額でしっかりと固定するイメージで撮影に臨みましょう。
被写体との距離に問題がある
被写体との距離に問題がある場合もあります。
カメラレンズには、被写体にピントを合わせられる最短撮影距離が定められており、極端に最短撮影距離から外れるとピントが合いづらくなります。
自分でできる対処法
自分でできる対処法としては、レンズの表面の清掃を試してみてください。
また、カメラの設定が正しい状態になっているかを確認したり、なるべく手ブレが発生しないように三脚を利用したりすることがあげられます。
暗い場所で撮影する場合は、AE/AFロックを活用し、取りたい写真に応じたF値(絞り)を調整することも効果的です。
レンズ内部要因やマウントの異常も考える
レンズを表面的に清掃してもピントが合わない状況が改善されないときは、レンズ内部のカビや汚れ、あるいはレンズエレメントのずれなどが生じている可能性があります。
強い衝撃を与えた覚えがなくても、経年劣化や環境の湿度などにより、内部にトラブルを抱えるケースが考えられます。
また、レンズとカメラを装着するマウント部の金属接点が汚れていたり緩んでいたりすると、信号のやり取りに不具合が生じてAFが正常に動作しなくなることがあります。
こうした問題が疑われる場合は、分解清掃や点検が必要となるため、メーカーや専門業者への相談を検討するべきです。
故障の場合は修理が必要
故障の場合は修理が必要です。
撮影方法を改善したり、レンズの掃除をしたりしてもピントが合わない場合は、カメラやレンズが故障している可能性があります。
カメラによって修理代金は異なり、一般的にコンパクトカメラより一眼レフカメラの方が高い傾向にあります。
修理内容によっては、修理が完了するまで1ヶ月以上かかることもあるため、余裕を持った依頼が必要です。
まとめ
写真撮影において、ピントが合わない原因はさまざまです。
撮影方法を改善することでピントが合うようになることも多々あるため、すぐに故障と判断せず、確認してから修理に出すようにしましょう。
なお、レンズやカメラは高額での売買も期待できます。売却を検討している方は早めに専門家へ相談することをおすすめします。
カメラやレンズの売却を考えている場合は、ぜひ一度日晃堂にご相談ください。プロの専門鑑定士が、丁寧に査定いたします。
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