国体切手買取

■国体切手とは？高く売れる切手を紹介！
国体切手は記念切手の一種であり、特定のテーマに基づいて発行されるシリーズ切手や、文化財の紹介を目的とした切手、また何らかのキャンペーンの一環で発行される切手などがこれにあたります。
記念切手と同じく発行枚数が限られるほか、販売場所や販売期間などが制限されることもあります。そのため、物によっては希少価値が高く、高価買取が期待できます。

■高い価値を持つ国体切手とは？
上記のように、国体切手は第2回大会が開催された1947年から現在に至るまで発行されていますが、中でも特に価値が高いのは初期の第2回から第5回までの切手です。ここでは、それらの切手について紹介します。

○第5回大会 国体切手
数ある国体切手の中で最も高い価値を持つのが、1950年に愛知県を中心に開催された第5回大会を記念して発行された切手です。「吊り輪」「棒高跳び」「サッカー」「馬術」という4種類があり、4枚1組の田型連刷版が発行されたほか、20枚の切手シートもあります。ちなみに額面は8円です。 記念品として保有するのではなく郵便切手として積極的に利用されたというケースが多く、未使用品の現存数が少ないことがプレミア価値の理由として挙げられます。

○第2回大会 国体切手
1947年、石川県を中心に開催された第2回大会を記念して発行された切手です。「ハードル走」「飛び込み」「円盤投げ」「バレーボール」の全4種類で、額面は1円20銭。4枚1組の田型連刷版として販売されたほか、80枚の切手シートもあります。

○第3回大会 国体切手
1948年に福岡県を中心に開催された第3回大会を記念して発行された切手であり、「短距離走」「走り高跳び」「野球」「自転車」の全4種類が4枚1組の田型連刷版として発行されています。額面は5円です。
ちなみに、第3回大会では「水泳」を図案化した額面5円の単片(1枚)の切手も発行されていますが、こちらも状態によっては額面以上の買取額が期待できます。

○第4回大会 国体切手
東京を中心に開催された1949年の第4回大会を記念して発行された切手です。「やり投げ」「ヨット」「リレー」「テニス」を図案化した4枚1組の田型連刷版が出たほか、それぞれ単片の「スケート」「スキー」「水泳」が出ています。額面は「スケート」「スキー」のみが5円で、ほかは8円となっています。