印鑑に使われる「印材」の価値とは?種類別の特徴・価値と売却時のポイントをご紹介
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印鑑の素材である「印材」は、実用品としての側面に加え、実は希少な天然石や芸術的な彫刻が施された工芸品としての価値を秘めています。
特に中国産の「田黄石(でんおうせき)」や「鶏血石(けいけいせき)」といった希少石、あるいは象牙や珊瑚などの天然素材は、美術品として数十万円以上の高値で取引されるケースも少なくありません。
この記事では、200種類以上ある印材の価値の違いや、高額査定になりやすい素材の特徴、価値を落とさずに売却するためのコツまで詳しくご紹介します。古い印鑑や未使用の印材がお手元にある方は、ぜひ参考にしてください。

印鑑を作る際に使われる「印材」には、さまざまな素材が存在します。普段はあまり意識されることのない存在ですが、実は印材の種類や質によっては思いがけない価値を持つものもあり、「この印材は価値があるのだろうか」と気になる方も多いのではないでしょうか。この記事では、印材の基本的な情報から種類ごとの価値の違い、売却時のポイントまでご紹介します。印材の売却を検討している方や、価値を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
目次
印材とは?
印材とは、印鑑やハンコを作る際に用いられる素材のことを指します。一般的には木材が広く知られていますが、実際には石や金属、角・牙・歯など、細かく分類すると200種類以上あるといわれており、その種類は幅広いです。印材は素材によって色味や質感、耐久性が異なり、希少性や価値にも大きな差が生まれます。また、印材は単なる実用品にとどまらず、芸術品や工芸品として扱われることもあります。
印材の歴史
印材の文化は、古代中国で発展した篆刻技術とともに日本へ伝わり、平安時代には文書への押印という実用目的で普及しました。鎌倉・室町時代には趣味性や美術性が加わり、江戸時代には書道家や篆刻家による精巧な彫刻が施された印材が多く作られるようになります。特に士族や文人の間では、印材の素材や彫刻にこだわることで、自身の美意識や個性を表現する文化が定着したようです。こうした歴史・背景からも、現在でも価値の高い印材は注目を集めています。
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種類別|印材の価値
印材の価値は、素材の希少性や産地、色味、彫刻の出来、保存状態などによって大きく左右されます。なかには、印鑑としての役割を超え、美術品として高額で取引されるものも少なくないです。ここでは、代表的な印材の種類ごとに、その特徴と価値についてご紹介します。
田黄石印材
田黄石は、中国福建省寿山郷で採れる天然石で、「石印材の王者」と称されるほど評価が高いです。黄金色や黄色を帯びた美しい色合いが特徴で、透明感や色の均一さによってランク付けされます。採掘量が極めて限られているため希少性が高く、中国美術の分野でも注目されている石です。市場では数万円から数十万円で取引されることが多く、質の良いものはさらに価値が高くなる可能性があります。
鶏血石印材
鶏血石は、中国の昌化やモンゴルで産出される石で、鶏の血を思わせる赤い模様が特徴です。赤色が鮮やかで、広範囲に入っているものほど価値が高いとされています。特に、昌化地区で採れる「昌化鶏血石」は評価が高く、芸術品として扱われることも多いです。買取相場は数万円から数十万円となり、印材の中でも価値が高い傾向にあります。
芙蓉石印材
芙蓉石は、台湾の寿山周辺で産出される石で、芙蓉の花のような柔らかな色合いが特徴です。彫刻しやすいきめ細かな質感を持ち、精巧な彫りが施されたものは芸術性が高く評価されます。また、採石が途絶えた時期もあったため、状態や彫刻次第では高額査定につながることがあるでしょう。
珊瑚印材
珊瑚は、日本や台湾、中国近海などで産出される天然素材で、赤珊瑚や白珊瑚などの種類があります。なかでも血赤珊瑚は希少性が高く、高知県土佐湾産のものは特に価値が高くなりやすいです。質や色味によって価値は異なりますが、数万円で取引されるケースも少なくありません。
金属印材
金属印材には、チタンやコバルトクロムモリブデンなどがあります。耐久性が高く、長期使用を前提に選ばれることが多い素材です。中古市場ではオークションなどを中心に、数百円から数万円まで、かなり幅広い額で取引されています。
角・牙・歯印材
水牛の角や象牙、クジラの歯なども印材として用いられてきました。特に、クジラの歯は市場における価値が高くなりやすいです。角・牙・歯の印材は、強度と美しさを兼ね備えていますが、象牙は取り扱いに規制があるため、業者によっては買取不可の場合もあります。
木材印材
柘や白檀などの木材印材は、最も一般的な素材です。希少性は低く、買取対象外となることもありますが、歴史的背景や彫刻の美しさ、有名作家による作品であれば価値が認められることもあります。
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簡単WEB査定印材を少しでも高い価値で買取してもらうコツ
これまでお伝えした通り、印材の種類によっては市場における価値が高いです。その価値を落とさずに買取してもらうためには、いくつか押さえておきたいコツがあります。まず、印材は無理に磨いたり手入れをせず、現状のまま査定に出すことが大切です。過度な手入れは、かえって素材を傷めてしまう可能性もあります。次に、箱や由来が分かる資料、購入時の情報などが残っていれば、一緒に提出することも大切なポイントです。そして、印材や骨董品の買取実績がある業者に依頼するようにしてください。素材の希少性や歴史的背景まで踏まえた、より適正な査定が期待できます。
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簡単WEB査定おわりに
印材は、素材や歴史、彫刻によって価値が大きく異なる奥深い工芸品です。一見価値が分かりにくいものでも、思いがけない評価がつくことも少なくありません。不要になった印材をお持ちの場合は、自己判断で処分せず、まずは一度査定を受けてみることをおすすめします。日晃堂では、印材を含む諸道具の買取に対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
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