ウイスキー買取

ウイスキーとは

ウイスキーは国によって定義が多少異なりますが、一般的には大麦などの穀類を原料として糖化・発酵後に2回の蒸溜を行い、木製の樽で熟成させてできるお酒のことです。
また、主要なウイスキー生産国としてスコットランド・アイルランド・アメリカ・カナダ・日本が知られており、5大ウイスキーと呼ばれています。

蒸留技術の誕生とスコットランドにおける発展

蒸留技術は12世紀頃ヨーロッパに伝わったと言われており、13〜19世紀にかけて発展。1823年の英国の課税緩和や1831年のコフィー式蒸留機の登場により、スコットランドでの商業的ウイスキー生産を本格化させました。

日本での誕生と戦後の成長（1920-1960年代）

1918年に竹鶴政孝がスコットランドへ赴き、ヘーゼルバーン蒸留所などで見学や実習を通してウイスキー製造を学びました。1923年には鳥井信治郎と共に山崎蒸留所を設立し、日本初の本格ウイスキー生産が始まります。1934年に竹鶴はニッカを設立、さらに余市蒸留所を開設しました。
戦後はサントリーやニッカが蒸留所を拡張し、1950‑60年代にウイスキーバーやハイボール文化を導入するなどして、国内需要が急拡大することとなります。

世界的評価と現代の隆盛（2000年代以降）

2001年、ニッカのシングルカスク余市が「Best of the Best」に選ばれ、日本ウイスキーが国際舞台で注目され始めました。
2014年にはサントリー山崎2013シェリーカスクが「世界最高のウイスキー」に選出され、その後も世界的な受賞が続き、2010年代から供給不足・価格高騰の現象が続いています。

付属品は揃えておく

箱や替え栓等の付属品や鑑定書がある場合、ウイスキーと一緒に査定に出すことで価値がより高くなる可能性があります。お持ちであれば迷わず査定に出すことをお勧めします。

冷暗所で丁寧に保管する

直射日光・高温多湿・強い臭いを避け、温度・湿度が安定した冷暗所で縦置き保管が理想です。保管中のホコリ・汚れは軽く拭き取る程度にしましょう。無理に洗浄しすぎるとラベルに傷が付き価値が下がってしまうリスクがあります。

まとめて査定依頼を

ウイスキーだけでなくワインやシャンパンなどのお酒がある場合はまとめて依頼に出すことをお勧めします。また、お酒以外にも日晃堂では様々な骨董品や古美術品のジャンルを扱っております。査定額上乗せとなる可能性があるので、まとめて依頼するようにしましょう。