唐雲(とううん)1910年–1993年
唐雲は、現代中国における花鳥画の大家というべき画家です。
古代から連綿と続く中国花鳥画の伝統を受け継ぎつつ、独自の境地をひらいて数々の傑作を世に送り出しました。その作品は国際的にも高く評価されており、日本でも人気を誇ります。
大胆な筆致で花鳥画の傑作を生みだした中国画壇の重鎮
1910年、唐雲は中国浙江省に生まれました。
幼少の頃から絵画には特別な才能を発揮していた唐雲は、弱冠17歳にして古今の大家たちによる有名な絵画作品の模写に努めて腕を磨きます。
20歳以前から美術教師として働き始め、のちに上海に移って新華芸術専門学校、上海美術専門学校といった名門校で教鞭をとりました。
教師として働きつつ独自に学びを深め、さらにそこから独自の画風を編み出しました。 そんな中、やがて画家として独立することを志した唐雲。 仕事を辞め、個展を開催してその作品を積極的に発表するようになります。 また、同年代の画家たちと交流を深め、共同で美術展を開催するなどして精力的に画家活動を展開。現代中国を代表する画家のひとりとして認められるようになります。
そんな唐雲は、その後半生において中国絵画の発展に貢献しました。 中国芸術家協会の理事を務め、上海分会においては副主席というポストに就きました。 また、上海中国絵画学院においては名誉学長に任じられています。 こうして現代中国における偉大な画家として名を成した唐雲。 1993年に83歳で亡くなるまで、権威ある重鎮として中国画壇に君臨しました。
唐雲の代表作
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「松鷹」
松の樹上にがっきと爪を立てて虚空を睥睨する鷹の姿を、圧倒的な存在感で表現した作品です。 荒々しいタッチでとらえられた鷹は鋭いくちばしをひらめかせ、哲人のような厳しいまなざしでどこでもないどこかを見据え、“孤独な空の狩人”の気高い姿を見せています。 唐雲はその生涯のうちで鷹をモチーフにした作品を数多く発表し、いずれも傑作として知られています。
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「朵朵葵花向太陽」
初夏に花ひらいた葵花(ひまわり)を描いた作品です。
ダイナミックさを感じさせる荒々しいタッチは唐雲ならではのものですが、同時にひまわりの花びらは目の覚めるような色彩感覚で明るく表現され、暗い色合いで描かれた葉と見事なコントラストをなしています。
その他、「山雨欲来」などが代表作として知られています。
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