千住博(せんじゅひろし)1958年–
千住博は昭和生まれの日本画家で、現代の日本画を代表する画家のひとりです。
「日本画は、自然の風物に寄り添って生きる日本古来の生活様式の中で発展してきた」という考えのもとで、自然の営みを絵筆で描く作品の数々を世に送り出しています。
そんな千住博は、国内はもちろんのこと国際的な評価も得ています。1995年にイタリアで開催されたヴェネツィア・ビエンナーレでは日本人として初めて名誉賞を受賞。世界的な巨匠としてその名を不動のものとしており、作品はいずれも高い価値を誇ります。
現代日本画を代表する“水の巨匠”
1958年、千住博は東京都に生まれました。
幼稚園から高校までは慶應義塾のエスカレーターで進学しますが、大学は東京藝術大学を選択。日本画を専攻し、大学院に進んで修士課程、博士課程を修め、1987年に世に出ます。
修士課程、博士課程の卒業制作がそれぞれ大学に買い上げられていることからも、すでに並々ならぬ才能を発揮していたことがわかります。
そんな千住博は、1988年には早くもイタリアのボローニャにおいて個展を開催。さらに翌年にはオーストラリアでも個展を開催しています。
千住博は、日本画を世界に発信することを志し、個展以外にも著述、講演などを積極的に行っています。
1990年代に入ると、そんな活動が実を結び、確固とした国際的評価を得るようになっていきます。 1993年にはニューヨークで発行されている美術史「ギャラリーガイド(Gallery Guide)」の表紙に選ばれ、さらに1995年にはイタリアで開催された第46回ヴェネツィア・ビエンナーレで名誉賞を受賞。日本人としてはもちろんのこと、アジア人初の受賞となりました。またこの年、台湾で開催された「千住博展」はあまりの盛況ぶりに会期が延長。ピカソ展に次ぐ長さで多くの人を集め、魅了しました。
こうして国際的な評価を得た千住博は、国内の歴史的絵画にかかわる事業にも参加します。 1997年に京都の大徳寺聚光院の襖絵制作に着手。2003年に完成して一般公開されます。2015年には和歌山県にある高野山真言宗総本山・金剛峯寺の襖絵制作に着手。2018年に完成します。 以降も積極的に個展を開催し、作品を描き、著作を発表するなど、現在に至るまで活躍を続けています。
千住博の代表作
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「ザ・フォール」
ここで描かれているのは「The Fall」つまり「滝」であり、「流れ落ちる」という状態が描かれています。水に溶いた白色顔料の胡粉を垂らす、霧吹きを使うなどして、水が流れ落ちる滝を表現しています。 しかしこの滝、たとえば「ナイアガラの滝」のような特定の場所を描写するものではありません。「ここで流れ落ちているのはあくまでも顔料である」という一歩引いた分析的な眼差しがあると、千住博本人は語っています。「絵を描く」という行為も内包した、複雑で重層的な作品世界が展開されているのです。 その他、『千住博の滝』『千住博の滝以外』といった画集でも作品を見ることができます。
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