頼少其(らいしょうき)1915年–2000年
頼少其は広東省出身の画家であり、「現代中国画家の大家」と称される人物でもあります。
安徽省美術家協会主席、中国版画家協会副主席、上海美術家協会副主席、広東美術家協会名誉副主席など、数々の名誉ある役職を歴任。また、現代版画研究会を開催したり、新徽派を立ち上げたりといったこともしており、現代中国版画界の発展に大きく貢献しました。
そんな頼少其は、安徽省の自然風景を題材にした版画を多く制作しています。表現力に長けており、緻密で流麗な構図、鮮やかな色彩を駆使して情緒ある秀作をいくつも生み出しています。
没後もその人気が衰えることはなく、2012年に開催された中国国内のオークションにて、「夢遊黄山西海門図」が日本円にして約6億5千万円の超高額で落札されるほどです。
現代中国版画界を牽引した新徽派の設立者
頼少其は1915年、広東省普寧市に生まれました。
幼少期から芸術家を志しており、広州美術専門学校卒業後は木版画制作に打ち込みます。
やがて、中国における近代文学の巨匠・魯迅が提唱する新興木刻をベースに、優美な自然風景をモチーフとする作品を手がけるようになります。
また、「現代版画研究会」を立ち上げ、積極的に展覧会ツアーを開催することで中国版画界の発展をはかりました。
後期に入ってからは、明代から清代にかけて活躍した画僧・弘仁を祖とする新安派、および西洋画の技法を取り入れ、従来と異なる独創的な画風を確立。変化に富んだ表現力豊かな作品が人気を博します。 その後、緻密で流麗な構図を持ち味とする「新徽派」を結成しました。 また、頼少其は生涯を通して広東美術家協会名誉副主席、中国版画家協会副主席などの役職を歴任しており、そういった立場からも中国版画界を牽引しました。
頼少其の代表作
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「西樵山白云仙洞」
中国広東省の西樵山とその周辺の山水風景を描いた作品です。 朴訥とした第一印象ですが、目を凝らすうちに緻密で流麗な筆致に驚かされる、そのような奥行きのある仕上がりになっています。 西樵山は頼少其が好んだモチーフのひとつであり、このほかにもいくつかの作品を残しています。
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「喝水岩看閩江」
中国福建省の景勝地・喝水岩と閩江を主題に描かれました。 流麗な筆致と重層性のある世界観が魅力的な、頼少其の代表作の魅力が詰まった作品です。
その他、「劍叶洒金花」などが代表作として知られています。
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