中島千波(なかじまちなみ)1945年–
中島千波は、現代の日本画を代表する画家のひとりです。 美しい花々や色とりどりのおもちゃなどを独特の構図と色彩感覚でとらえ、詩情あふれる作品に仕上げていることが特徴として挙げられます。 20代の半ばでデビューして以降、さまざまな展覧会で数々の賞に輝き、現在もなお現役で活躍中の日本画家であり、その作品はいずれも高い価値を誇ります。
華やかな「花」「おもちゃ」を描き続ける巨匠
1945年、敗色が濃い太平洋戦争末期の日本で中島千波は生を受けました。
父は、日本画家の中島清之。住まいは神奈川県横浜市にありましたが、当時は一家そろって長野県の小布施村に疎開していたところで、千波はその地で生まれました。
その後、終戦を迎えたあとで横浜に戻った中島一家。少年時代をこの地で過ごした千波は画家を志し、1965年に東京藝術大学美術学部に入学し、日本画を専攻します。 在学中からめきめきその才能をあらわした千波は、日本画科を卒業する(1969年)と同時に院展に初入選。そして翌年には神奈川県美術展でK氏賞を獲得します。 また、大学院を修了した1971年には日本美術院の院友に推挙され、以後は主に院展で活躍しつつ新進気鋭の日本画家として知られるようになっていきました。 院展では奨励賞を数回受賞。また、各種の展覧会に積極的に出品します。
その後も、日本を代表する画家として活躍を続けています。 横浜市の三渓園臨春閣の襖絵、鎌倉市の鶴岡八幡宮の壁画などを担当し、1994年には母校の東京藝術大学美術学部で助教授に就任。2000年には同デザイン学科の教授に就任し、後進の指導にもあたっています(2013年に退任)。
中島千波の代表作
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「素桜神社の神代桜」
中島千波の代表作を多く所蔵する「おぶせミュージアム・中島千波館」の常設展示作品(2020年現在)であり、名実ともに中島千波の代表作とされている傑作です。 きらびやかな金泥を背景にした屏風絵で、満開の花を付けた桜の古木が繊細な筆致で描かれています。長野県長野市の素桜神社に実在する桜の木が題材となっています。
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「動物の謝肉祭」
中島千波がライフワークのひとつとする『おもちゃシリーズ』のひとつ。大きな白い花を背景に、動物たちをかたどったおもちゃが並んでいるという構図で描かれた作品です。 色とりどりのカラーリングで表現されたユニークなおもちゃたちが、白い花とのコントラストで絶妙に映える仕上がりになっています。 こちらも、おぶせミュージアム・中島千波館に所蔵されています。
その他、作品は画集『中島千波作品集 こんな絵を描いてきました』などでも見ることができます。
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