張問陶(ちょうもんとう)1764年‐1814年
張問陶は、清時代の中国で活躍した詩人です。
優れた書画も残しており、骨董市場では主に掛け軸が取引されています。著名な詩人の手がけた作品であり、なおかつ書画として優れていることもあって、いずれも高い価値を誇ります。詩人としての張問陶は抒情性を重視した作品を多く手がけており、当時は中国第一の詩人と称されるほどでした。また当時、江戸時代末期を迎えていた日本でも張問陶の詩の人気は高く、教養のひとつとして読まれていたという歴史があります。
清代中国の詩人にして書画を得意とした人物
1764年、張問陶は現在の中国四川省に生まれました。
号は船山。そのほかに蜀山老猿という号も用いました。ちなみに“猿”の字が使われているのは、張問陶自身の見た目が猿に似ていたことが由来といわれています。若い頃から学問に優れた秀才で、なおかつ感性豊かな詩人としても知られていた張問陶は、26歳で科挙に合格して官吏となりました。その後は順調に出世を重ね、翰林院検討や吏部郎中といった役職を経て、山東省の莱州知事に就任します。1812年に退官するまでその地位にあり、退官から2年後の1814年に死去します。詩人としての張問陶の名は、科挙に合格した頃から文学界で広く知られるようになっており、当時の大詩人として巨匠の名をほしいままにしていた袁枚からは高評価を受けました。こうして当時随一の文学者のひとりとして知られるようになった張問陶ですが、天下国家をうたった作品よりも、むしろ人気が高いのは日常のこまやかな情景や妻への想いを歌った作品であるとされています。
張問陶の作品
張問陶は、生涯で数多くの詩を書き、多くの書画を残しました。
掛け軸の形で残された絵画作品は伝統的な山水画の形式で描かれたものが多く、素朴でありながらも一種の風格を備えた仕上がりになっているのが特徴として挙げられます。また、全20巻の詩集『船山詩草』は日本でも人気が高く、江戸時代末期に出版されて広く読まれたほか、明治時代に入って以降もたびたび出版されて読書家に愛読されました。現在も日本や中国で出版された書物が流通しており、古本の世界では盛んに取引が行われています。
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