牧進(まきすすむ)1936年–
牧進は、美しい四季の情景を巧みに描くことで有名な日本画家です。
伝統的な花鳥風月をモチーフにした作品を多く手掛けており、その感性や色彩感覚はまさに秀逸。これまでに数々の賞を受賞しているほか、海外でも高い評価を得ています。
1966年、青龍社の解散以降は個展を中心に長く活動を続けており、近年においても日本橋三越やJR大阪三越伊勢丹などで個展を開催。その一方で歌舞伎座の壁画や池上本門寺霊寳殿の壁画を制作するなど、幅広い分野で活躍しています。
鮮やかな色彩で春夏秋冬の美を描き続ける日本画家
牧進は1936年、東京に生まれました。
幼少期から絵を学び、15歳で日本画家・川端龍子に師事して本格的に日本画家としての道を歩み始めます。
厳しい指導を受けつつ、腕を磨いていった牧は1957年、「白薔薇」で青龍展(川端龍子が旗揚げした青龍社主催の展覧会)に初入選。翌年には同じく青龍展で「春一日」が春季次賞を受賞するなど、持ち前の色彩感覚で目覚ましい活躍を見せました。
その後も青龍展を中心に活動する中、1966年に師・川端龍子が死去。これにより、青龍社が解散してしまいます。
以降、無所属で創作活動を続けた牧は個展を多く開催しますが、1970年、文豪・川端康成にその絵を高く評価されます。この出会いが大きな転機となり、日本特有の美しい四季を描く作風が確立されたそうです。
こうして2人の“川端”と出会い、日本画家としてのスキルを高めていった牧。1989年に描いた「実南天」が1990年の年賀状に採用されたり、1991年には歌舞伎座の壁画制作を担当したりと、幅広い分野でその才能をいかんなく発揮しました。
近年においても、2017年に日本橋三越で個展を開催するなど、意欲的な活動を見せています。
牧進の代表作
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「梅紅白」
鮮烈な黄色の背景に、紅白の梅の花を描いた色彩豊かな作品です。 大胆な色合いで描きつつも、要所に濃淡をつけることで全体のバランスを緩和。長年にわたって花鳥画を描き続けた、牧ならではの優れた感性が光る秀作に仕上がっています。
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「環」
隊列を組んでいるかのように並んで泳ぐ6匹の鯉の様子を、真上からとらえた作品です。 水面には波紋が広がっていますが、その形状は美しい円状に描かれており、これによって全体がスタイリッシュな構図にまとめてられています。また、いぶし銀のようなくすんだ色合いで着色されている点も、知的で独特の美しさを感じさせます。
そのほか、「叢」「白薔薇」などに牧の洗練された技を見ることができます。
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