桑山忠明(くわやまただあき)1932年–2023年
桑山忠明は日本及びアメリカを代表するミニマル・アートの第一人者です。
筆跡などの絵画的表現を限りなく排除した、単色で構成される作風が特徴で、60・70年代のアメリカで流行したミニマリズムの風潮を牽引しました。ドナルド・ジャッドやフランク・ステラなどと同様にミニマル・アートの代表作家とみなされており、国際的に高い評価を得ています。
国際的に評価されたミニマル・アートの第一人者
桑山忠明は1932年に愛知県名古屋市に生まれました。
小さい頃から絵に親しみ、大学は東京藝術大学へ入学し日本画を学びます。卒業後に院展に応募するという日本画家の決められたルートに嫌気を感じ、日本画の画材で全く別の表現を模索していました。
在学中から西洋の表現に興味を持っていた桑山は、卒業後間も無くアメリカのニューヨークに渡ります。
ニューヨークではアルバイトをしながら制作を続け、60年にグリーン・ギャラリーからスカウトを受けます。61年に同ギャラリーで初の個展を開催。
この頃から単色によるミニマルな作品を製作しており、露出を増やし徐々に評価を高めていきます。
1970年代からメタリックペイントで作品を製作する様になり、より機械的でミニマルな作風に傾倒していきます。アメリカでミニマル・アートのムーブメントが起こっていたことも併せて、桑山はミニマル・アートの中で代表的な作家とみなされる様になりました。
国際的な評価を得た桑山は晩年まで精力的に活動しますが、2023年に脳出血で亡くなることとなります。
桑山忠明の代表作
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「Metalic Silver, Pink and Yellow」
桑山忠明が1970年に製作した7枚の単色キャンパスで構成された作品です。
アクリルペイントからメタリックペイントに画材を切り替え、より絵画的要素を排除し純粋なアートの価値観を模索していた時期の作品です。金属のフレームが人工的な意思を限りなく排除し、非常に挑戦的な作品となります。
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