駒井哲郎(こまいてつろう)1920ー1976
駒井哲郎は銅版画で知られる版画作家です。
当時日本であまり広まっていなかった銅版画を主に制作し、その地位を向上させます。
幻想的な抽象画や繊細なタッチの風景画など複数の作風を持ち、銅版画の表現を追求していました。晩年には東京芸術大学で教鞭を取るなど後進育成にも熱心で、同年代の棟方志功や浜口陽三などとともに日本版画界に影響を与えます。
銅版画の地位向上を果たした版画家
駒井哲郎は1920年に東京都の日本橋で生まれました。
高校時代から版画を学び、エッチングに魅せられます。その後、東京美術学校(現在の東京藝術大学)油画科に入学し、学生時代は油絵を学びました。
大学を卒業後、多数の版画を制作し国内外問わず多くの賞を受賞しました。1948年に第16回日本版画協会展に入選、その2年後に春陽会第27回展で春陽会賞を受賞します。1951年には「束の間の幻影」を発表し、「サンパウロ・ビエンナーレ展・聖日本人賞」を受賞。「束の間の幻影」は出世作となります。1959年には「日本版画協会第27回展・日本版画協会賞」、「第5回日本国際美術展・ブリヂストン美術館賞」を受賞し、順調に実績を積み活躍していきました。
1963年には東京芸術大学の講師となり、1973年には同大学の教授に就任。より一層後進育成に努めるところでしたが、1976年に舌ガンにより亡くなります。働き盛りの56歳の時でした。
30年にも満たない活動期間でしたが、多くの名作と実績を残し、銅版画の普及に尽力することとなります。
駒井哲郎の代表作
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「束の間の幻影」
黒の背景の中にさまざまな幾何学的である物体が描かれています。微妙な色のグラデーションから、描かれた幾何学的な物体が一瞬にして消えそうな儚さを醸し出しており、見た人をノスタルジックな気持ちにさせる作品です。 「サンパウロ・ビエンナーレ展・聖日本人賞」をこの作品で受賞し、国際的に知名度を上げることとなります。
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